Q
大学3年生
男性
警察の事務職になるには、警察学校に行く必要はありますか?
警察事務の仕事に興味があり、就職を考えている大学3年生です。
警察官ではなく警察事務職員として働きたいのですが公務員試験で採用された場合、警察官と同じように警察学校に入って厳しい訓練を受ける必要があるのでしょうか?
体力にはあまり自信がないため警察学校での訓練があるなら......と急に不安になってきました。もし入校が必要なら、期間や訓練の内容は警察官と違うかどうか教えてください。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
警察学校は不要! 警察事務は一般の公務員と同じ
結論から申し上げますと、警察学校に行く必要は一切ありません。
警察事務はあくまで一般の公務員と同じ行政職の採用枠なので、現場に出る警察官とは異なります。
業務は警察署内の事務的なサポートや総務的な業務が中心であり、警察官のように現場に出ることもありません。
体力は不問! 公務員試験の勉強に集中しよう
心配されているような、体力的な訓練や武道の稽古などもありませんのでご安心ください。
必要な準備は警察学校への入校準備ではなく、公務員試験に合格するための勉強となります。
術科訓練は不要! だが組織理解のための研修あり
警察の事務職になるためには、警察官と同じ厳格な術科訓練は基本的に求められません。
ただ一般的な事務職よりも業務範囲が広く、夜間の当直や急な呼び出しに対応しなければならない場合もあり、かつ緊急時の対応が必要な場合があります。
そのため体力的な負担が大きくなることがありますが警察の事務職自体は体力検査もなく、拳銃の使用もありません。
しかし採用自治体によっては「初任者研修」や「短期の導入研修」を、警察学校や本部研修所で実施するケースがあります。
これは体力錬成のためではなく、組織理解と事務実務(予算・契約・証拠品管理・庶務・人事・装備品調達などについて)を学ぶという位置づけです。
体力は心配無用! 詳細は自治体の採用案内で確認
体力がないからと心配する必要はありません。ただし一時的な過重労働や不規則な勤務に備える程度の体力は必要とされます。
詳細は各自治体の採用案内に明記されているため、過去の受験案内・合格者体験記・人事担当への問い合わせで確認しておくと安心です。
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