Q

大学3年生
男性

動画クリエイターとWebデザイナー、どっちを目指すべきですか?

現在大学生で、将来はクリエイティブな仕事に就きたいと考えています。特に興味があるのが、動画クリエイターとWebデザイナーの2つの職種です。

どちらの仕事も魅力的ですが、自分にどちらが向いているのか、また将来性や働き方について違いがわからず、進路を決めきれません。

将来性や平均年収、転職のしやすさなど、メリット・デメリットを教えていただきたいです。

それぞれの仕事の具体的なやりがいや大変なところ、そして私のような学生がいま何をすべきか、アドバイスをお願いします。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

国家資格キャリアコンサルタント/2級ファイナンシャル・プランニング技能士

山田 圭佑

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興味の対象による! 何を作るのが好きかで選ぼう

どちらを目指すべきかは、自身が「空間」のデザインに興味があるのか、それとも「時間軸」に沿った映像コンテンツ作りに興味があるのかによります。

Webデザイナーは、ユーザーがストレスなく快適に使えるようなWebサイトやアプリの画面(UI)を設計する、空間デザインの仕事です。一方、動画クリエイターは、視聴者の心を動かし、メッセージを伝える映像を作る、時間芸術の仕事といえます。

将来性は高い! やりたいことを軸に選択しよう

将来性については、AI(人工知能)の発展に影響される部分もありますが、どちらの需要も今後さらに増えていくと考えられます。

安定性という面では、企業に所属して働くことが多いWebデザイナーのほうが若干高いかもしれませんが、自身の「やりたいこと」を軸に選ぶことが一番です。

キャリアコンサルタント

高尾 有沙

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両方とも試す! それぞれの施策を通して軸を決めよう

もしこの2択で迷うなら、両利きでどちらも学んでいくという形で入門するのがおすすめです。以下の手順で、両軸で施策を講じてみてから軸を決めると納得感が高まります。

①Figmaでプロトタイプを作成し、ノーコードで良いのでLPを作る
②同テーマで15〜30秒動画を制作する
③どちらが成果を出しやすいか検証する

もちろん、どちらもできる人もいます。どちらも極めるという考え方もあると思って差し支えないです。動画クリエイターとWebデザイナーは、似ている点も多くあるため、どちらも見すえて進路を決めていきましょう。

将来性はどちらも高い! あらゆる側面から比較しよう

将来性に関しては両方あります。というのも、動画クリエイターについてはショート動画広告・SNS運用・YouTube運営で需要が拡大しています。

また、WebデザイナーはUI/UX・コマース・SaaSで恒常的な需要があります。

どちらもAI(人工知G)などの技術で置き換わりが発生するといわれることもありますが、AIをディレクションし、クリエイティブの品質を担保できる人であれば、当面仕事がなくなることはないと考えて良いです。

動画クリエイターは構成力・撮影編集(Premiere/After Effects/DaVinci)・分析運用が鍵となります。

一方、Webデザイナーは情報設計・ビジュアル・フロント理解(Figma/HTML/CSS/JS)が核です。

年収は「制作だけ」よりもマーケや事業KPIと結び付けた人が高くなる傾向があり、役職なども上がっていきやすい傾向があります。

こちらの記事では、未経験から目指せるクリエイティブな仕事を紹介しています。それぞれの仕事の業務内容のほか、クリエイティブな仕事ならではのやりがいや苦労についても解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

クリエイティブな仕事に向いている人の特徴は、次のQ&Aで回答しています。併せて参考にしてみましょう。

以下のQ&Aでは、グラフィックデザイナーとWebデザイナーの違いについて解説しています。これらの仕事に興味がある人はぜひチェックしてみてください。

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