Q

その他
男性

プロジェクトを抜けたいです。

IT企業に勤めているのですが、現在担当しているプロジェクトが激務すぎて精神的にも体力的にも限界を感じています。連日の深夜残業や休日出勤が続き、このままでは体を壊してしまいそうで不安です。

すぐにでも抜けたいのですが、プロジェクトの状況を考えると、私が抜けることでほかのメンバーに大きな負担がかかるのが申し訳なく、言い出せずにいます。

もしこの状況が続くなら転職も考えているのですが、プロジェクトを途中で抜けることは、その後の転職活動に不利になるでしょうか?

プロジェクトを抜けるための適切な伝え方や、周りに迷惑をかけすぎないための具体的な行動について、何かアドバイスをお願いいたします。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/勉強カフェ札幌大通スタジオ代表

渡邊 裕樹

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限界なら自分の体調を最優先! 医師の診断をもらおう

激務で心身ともに限界を感じているのであれば、最優先すべきは自分の健康です。すぐにでも医師の診察を受け、専門家による客観的な診断をもらってください。

自分が「まだ大丈夫」と思っていても、実際には心身が悲鳴を上げていることがあります。もし健康を害したとしても、会社がその後の人生を保証してくれるわけではないので、自分の体を第一に考えてください。プロジェクトよりもあなたの命が大切です。

不利になることはない! 遠慮せずに退職の判断しよう

プロジェクトの途中で抜けることへの申し訳なさや、上司に丸め込まれることへの不安を感じる真面目な人なのだと思います。しかし、休息が必要だと判断されれば、ためらわずに退職すべきです。

もし直接言い出しにくい状況であれば、退職代行サービスという選択肢もあります。プロジェクトを途中で抜けたことが、後の転職活動で不利になることはありませんので、安心してください。

キャリアコンサルタント

高尾 有沙

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無理は禁物! 現状・代替案・希望を上司に相談しよう

心身の限界が近いなら早めに上長へ事実ベースで相談することをおすすめします。具体的な伝え方としては、可能な限り以下に整理して伝えます。

①現状(稼働時間・健康影響・品質リスク):特に稼働時間がかなり長時間にわたっていると思うので客観的に伝えましょう。

②代替案(引継ぎ計画、後任が機能するまでの支援範囲と期間):正直に自分がこのままだと体を壊してしまいそうであることを伝えたうえで、無理のない引き継ぎ計画にしましょう。

③希望(配置転換・時限的な工数調整):ここは自分が一度心身を休めてからでも良いです。

ただし、ここで無理をして心身をより痛め付けるよりは、まずは休むことを考え、落ち着いてから考えるのでも問題はありません。

上長への相談については極力記録を残し、産業医・人事窓口も併用してください。

転職では不利にならない! 自分を優先して対応しよう

連日の深夜残業や休日出勤が続いている状況でプロジェクトを途中で抜けても、転職活動には不利になりません。

転職への影響は少なく、「やむをえない事情」や「責任ある引継ぎ」であったことを示せればマイナスにはなりにくいです。

退路を確保するため、少し落ち着いたら職務経歴書を更新し、実績を数値化しておくと安心です。

あなたのいのちは大切で、一つしかないものです。とにかく周りへの迷惑を考えすぎず、自分の身を守ることを優先してください。

次の記事ではプロジェクトマネージャーの仕事内容や向いている人の特徴を解説しています。プロジェクトマネージャーの仕事に興味がある人は、参考にしてみてください。

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