Q

大学3年生
男性

広告代理店での事務職の仕事内容を教えてください。

事務職に興味があり、広告代理店にも事務職があると知りました。

ただ、広告代理店は、営業職やクリエイティブ職など、華やかなイメージが強くあります。そのため、事務職が具体的にどのような仕事をしているのか、イメージがわきません。

一般的な企業での事務作業以外に、広告代理店ならではの特別な業務はあるのでしょうか? たとえば、制作や、営業のサポートなどもするのでしょうか?

具体的な仕事内容を教えてください。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/勉強カフェ札幌大通スタジオ代表

渡邊 裕樹

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一般事務とほとんど変わらない! 営業担当を支えよう

基本的な業務は、電話対応や書類作成、経費精算、営業のサポートなど、一般的な事務職と大きくは変わりはありません。営業担当者がスムーズに働けるよう、後方支援をするのがおもな役割だと考えてよいでしょう。

仕事内容が特殊というわけではないので、ほかの業界の事務職経験も十分に活かせます。事務職として、何かクリエイティブなことをするわけではないと理解しておきましょう。

顧客次第で締切がタイト! 柔軟に対応していこう

ただ、広告代理店ならではの特徴として、やり取りの相手がクライアントやデザイン会社になる点、そして広告の掲載日など、締め切りが非常にシビアである点が挙げられます。

クライアントからの急な変更依頼が業務に影響することもありますが、そうしたスピード感もこの仕事の一部です。基本的な事務スキルに加えて、業界特有の環境に対応できる柔軟性が求められます。

キャリアコンサルタント

高尾 有沙

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広告特有の業務がある! 必要なスキルを把握しよう

広告代理店での事務職は、一般事務に加え、広告特有の業務が多いです。具体的には以下の業務などが挙げられます。

・見積、発注、媒体社との枠管理
・請求消込
・制作進行のスケジュール調整
・デザインの確認
・コピーのチェック
・素材入稿、校閲サポート
・各種許諾、権利確認
・効果レポート体裁作成
・来客、イベント運営補助

広告業界は不規則な業務や突発的な依頼が多いため、状況に応じて柔軟に対応できることが求められます。

また、依頼の性質から、スピード感、複数案件の同時進行が求められます。

加えて、営業担当者だけでなく、クリエイターやクライアントとも円滑にやり取りする必要があります。誤字脱字や数字の間違いなど、些細なミスが大きなトラブルにつながりかねないため、正確性が重要です。

それだけではなく広告代理店は一般的に労働時間が長く、深夜対応や休日出勤も発生しやすいため、体力とタフネスが求められます。

基礎的な事務スキルに加え簡潔で早い返信を心掛けよう

スキルとしては、事務職であることから、Excel(関数・ピボット)、PowerPoint、ガイドライン遵守、著作権・景表法の初歩を押さえておけるとより重宝されます。

コミュニケーションは簡潔な即レスを心掛けることで、信頼が積み上がります。

広告代理店に興味がある人は、次の記事もチェックしてみてください。広告代理店の仕事内容や向いている人の特徴を解説しています。

広告代理店の営業の仕事内容については、以下のQ&Aでもキャリアコンサルタントが回答しています。併せて参考にしてみましょう。

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