Q

大学3年生
女性

面接で熱意をうまく伝えるにはどうすれば良いですか?

面接で「熱意をあまり感じない」と言われてしまい、どうすれば良いのか悩んでいます。

志望動機も自分なりに考えて熱意をもってしっかりと話しているつもりなのですが、どこか表面的に聞こえてしまうようです。

こういった面接で熱意を伝えるのが苦手な私でも、相手に気持ちを伝える方法はありますか? どんな工夫をすれば良いでしょうか? アドバイスをお願いします。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

国家資格キャリアコンサルタント/2級ファイナンシャル・プランニング技能士

山田 圭佑

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熱意は行動の履歴で伝えよう!

熱意というものは、私の考えでは、言葉で「熱意があります」と伝えるのではなく、これまでに行動した履歴を具体的に伝えることだと考えています。

熱意は「これから出す」ものではなく、「すでにある」のだということを行動で証明するものです。

「これまでこういう行動をしてきた結果、今後はさらにこちらの方面で力を入れたい」という形で伝えないと、相手の信用を得ることはできません。相手からすると、未来の行動よりも過去の実績のほうが信用できるわけです。

自分の行動に自信を持って伝えよう!

熱意を伝えたいのであれば、今までどのような行動を積み重ねてきたのか、というところに重点を置いてほしいと思います。そのとき、どのような出来事があったのか、何を乗り越えたのかを具体的に話す必要があります。

これは通常の面接マニュアルでいわれることと変わりません。「熱意があります」と言葉でいうのではなく、すでに行動の履歴で示しているのだ、と考えてください。

まずは「自分はこれだけの行動をしてきました」という事実を整理し、それを基にアピールの仕方を考えてみてください。

キャリアコンサルタント/ヒトノビ代表

小関 珠緒

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あなただけの具体的な言葉で熱意を伝えよう!

熱意がうまく伝わらないのは、もしかしたらどの会社にでも通じるような志望動機や、誰でも言えるような強みを説明しているからかもしれません。

会社ごとに志望動機をしっかり考え、その会社ならではのものや、他とは違うご自身の強みを伝える必要があります。

「御社の理念に共感しました」といった言葉だけでは不十分です。

「ホームページ(HP)を拝見して、こういうところにすごく共感しました」とか、「説明会でのこういった発言にすごく刺激を受けました」といった、ご自身の経験に結びついた具体的なエピソードを盛り込むとよいでしょう。

面接官は、「この人は本当にうちの会社に入りたいのか」という気持ちだけでなく、それが行動にも現れているかをみています。

言葉だけでなく声のトーンや視線でも伝えよう

また、伝え方も非常に大事です。声のトーンに抑揚を持たせる、目線をしっかり面接官に向ける、姿勢を正すといったことは、やる気を見せるうえで重要です。面接官の言葉にきちんと頷くといった態度も大切です。

言葉だけではなく、そういった態度全体で熱意を伝えていくことを意識されるとよいかと思います。

以下の記事では面接対策の基礎を解説しています。これから面接対策を始める人で「何から始めたら良いかわからない」と悩む人は、参考にしながら対策に取り組んで、面接の臨みましょう。

面接本番前の方へ
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