Q
大学2年生
男性
就活サイトからのスカウトって怪しくないですか?
最近、就活サイトに登録したところ、さまざまな企業からスカウトメールが届くようになりました。
かなり多くのメールが届き、なかには「一次面接が免除」「面接1回で内定」との文言があり、本当にそうなのか、疑いの目を持っています。
このような就活サイトからのスカウトメールは、怪しいものなのでしょうか。
怪しいスカウトには、どのような特徴があるのか、見分け方などもあれば教えていただきたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
スカウトは玉石混交! 安易に信じず企業研究をしよう
スカウトの仕組みは、企業の人事担当者が学生のプロフィールを見て「ぜひうちの選考を受けてみませんか」と個別に連絡をくれるものです。人事側の立場で考えると、待っているだけで多くの応募者が集まる企業は、わざわざスカウトを利用しません。
つまり、スカウトが怪しいか、怪しくないかと言うのは企業により、知名度があまり高くない企業や、応募者が集まりにくい企業が、学生に積極的にアプローチするために利用しているケースが多いです。
スカウトの内容確認が必要不可欠!
そのため、スカウトが来たら、まずご自身でその企業についてよく調べて判断してみてください。
なかには、業者に委託した一斉送信のようなメールもあります。
一方で、あなたの自己PRや経歴をしっかり読んだうえで「あなたのこういう部分に魅力を感じました」と具体的に書かれている場合は、本当にあなたを評価して送ってきている可能性が高いです。
いずれにせよ、返事をする前に、その企業の所在地、事業内容、規模などの実態は最低限調べておきましょう。
企業名を伏せるスカウトは要注意! 自信がない証拠かも
学生側も「企業ならどこでも良い」わけではないはず。
企業側も、もし自社に自信があり、ぜひ来てほしいと思っているのであれば、連絡の際に堂々と「〇〇社です」と名乗るはずです。
スカウトの際に企業名を伏せている企業は、私としてはおすすめできません。
スカウトメールは「怪しい」より「賢く使う」が正解
就活サイトに登録した途端、さまざまな企業からスカウトメールが届くと驚きますよね。「一次面接免除」「面接1回で内定」といった甘い言葉を目にして、怪しく感じるのも無理はありません。
しかし、結論として、日々送られてくるスカウトメールは、過度に疑う必要はないと考えます。
送信背景や見極めポイントを知れば安心して活用できる
実際に「書類選考免除」や「面接回数の省略」といった選考プロセスは存在します。企業側の意図としては、就活サイトに登録している学生の情報を見て、優秀な学生を早めに取り囲みたい、採用を効率化したいと考えているためです。
私もスカウトメールの送付などの採用事務をしていた経験がありますが、サイトによっては1日に送れるスカウトメールの件数に制限があり、企業側も学生を選んでスカウトメールを送るケースもあります。私がスカウトメールを送る際は、プロフィールをチェックし、「〇〇さんの〇〇というところに興味を持ちました」と添えるようにしていました。
スカウトメールで注意したい4つのポイント
ただし、注意したいスカウトメールがいくつかあるのも事実です。
(1)内容がテンプレート感のあるもの
あなたのプロフィールをよく読まず、登録者全員に手あたり次第配信している可能性が高いです。
(2)選考プロセスが極端に短いもの
説明会無しなど、選考が急激に進むものは、入社後のミスマッチが起きやすいです。応募するにしても、しっかりとその企業の情報を得るようにしましょう。
(3)企業名や事業名が不明瞭なメール
検索しても会社のサイトの情報が薄い、あるいは検索にヒットしないメールは、会社として怪しい可能性があります。
(4)内定を過度に煽るもの
「とりあえず人を集めたい」という意図が強く、離職率が高く人材不足に困っている可能性もあるので注意が必要です。
スカウトメールは、あなたの可能性を広げてくれる便利なツールです。内容をよく読み、企業名を検索する、自分のどの部分に興味を持ってくれたのか確認するなど、吟味した上であなたの就活の軸に合わない場合は気にせず辞退しましょう。
あなたが受けないほうがいい職業をチェックしよう
就活では、自分が適性のある職業を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます。
そんな時は「適職診断」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析して、ぴったりの職業を診断できます。
適職診断で強み・弱みを理解し、自分がどんな職業に適性があるのか知りましょう。
簡単な質問に答えて、あなたの強み弱みを分析しよう。
今すぐ診断スタート(無料)
・楽しく働ける仕事がわからない人
・時間をかけずに自己分析をしたい人





