Q
大学4年生
男性
就活のエントリーにTOEICの受験が間に合わない場合、どうすべきでしょうか?
TOEICスコアをアピールしたいのですが、直近の受験日では、エントリシート(ES)の提出期限までに間に合いそうにありません。「TOEICは必須ではない」と書かれた企業でも、未提出だと選考で不利になるのではないかと不安です。
ESの提出期限に間に合わなくても、TOEICは受けるべきでしょうか? また、スコアを記載できない場合の履歴書・ESを書く際に意識すべき点や、英語力をアピールするためにやっておくべきことがあったら教えてください。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
スコアがなくてもOK! 英語経験を具体的に書こう
TOEICの取得が必須でなくても、今後の就活でも使う予定なら、後悔しないためにも受験しておくほうが良いでしょう。
自分自身が何点かを把握できますし、企業へのアピール材料の一つにはなります。
事実で英語への熱意を伝えよう
スコアが間に合わない場合のアピール方法として、TOEICスコア以外の事実を記載することをおすすめします。
たとえば、自己PR欄で英語を使った「実際のストーリー」を書いたり、資格欄に留学経験を書いたりするだけでも、面接官には「この学生は英語を頑張ってきた」という熱意が伝わり、面接の話題にもなりますよ。
書けることは全部書いてください。
ハイスコアや翻訳経験は即戦力としてアピールできる
私が以前支援した留学生の方は、日本語に加えてTOEIC900点越えのスコアを積極的に履歴書に記載していました。これは、もう英語が流暢であることが伝わってきましたね。
また、実際にインターンシップで翻訳業務をしていたことを書いている学生さんもいました。
これらの場合は、英語力を即戦力としてアピールできていました。
結果が間に合わなくても大丈夫! 英語力の伝え方を工夫しよう
ESの提出時にTOEICの結果が間に合わない場合は、無理に記入する必要はありません。書けないものは無理に書かなくて大丈夫ですし、書きようがありませんよね。
ただし、ESに間に合わなくてもTOEICは受けておくべきだと私は思います。
選考が進んでいくなかで、面接や追加の資料や書類提出のタイミングなど、スコアを話題にできる機会が出てくるかもしれないからです。加えて、将来的に別の企業などでも自己アピールの材料としても活かせますよ。
スコア以外のエピソードで「使える英語力」を具体的に示そう
また、英語力を示す手段はTOEICスコアだけではありません。
たとえば、留学経験がある、アルバイトで外国人のお客様と英語で対応している、オンラインで海外の人と交流しているなど、実際に英語を使った具体的なエピソードを盛り込むと、スコア以上に伝わることもあります。
ESのガクチカや自己PRに自然に組み込んでみてくださいね。
面接に備えて英語の自己紹介を準備しておくのもおすすめ
私がこれまで英語力をアピールしたい学生をサポートしてきたなかでは、面接時に「英語で自己紹介してみてください」などと求められることも多くありました。
スコアがまだ出ていない場合でも、1分程度の英語自己紹介を用意しておくと安心です。
ただし、趣味やそれ以外の質問を英語で回答を求められたり、面接官と英語でのコミュニケーションを問われる可能性もあるため、多角的に準備をしておくのがおすすめです。
スコアよりも「使える英語力」を見ている企業も増えているため、不利だと不安に思わずに準備を進めましょう。
「TOEICの実績を履歴書に書きたい」と考えている人は以下の記事をチェックしましょう。履歴書に書けるTOEICの最低点数や書き方などを解説しています。
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