Q
大学3年生
男性
就活の面接で緊張してうまく話せないので、何かアドバイスが欲しいです。
就活の面接で極度に緊張してしまい、頭が真っ白になって言葉に詰まったり、同じ言葉を繰り返したりして、自分の考えをうまく伝えられません。
面接が終わるたびに自己嫌悪に陥り、次の面接が怖くなっています。うまく話せないことでコミュニケーション能力がないと判断され、不採用になるのではないかと強く不安を感じています。
また、先日集団面接に参加した際、周りの就活生は自分の考えをすらすらと伝えていました。一方で私は質問されてもすぐに答えられなかったり、ほかの就活生と似た回答をしてしまったりして、かなり落ち込んでいます。
私のように面接でうまく話せない人が、内定を取るのはやはり難しいでしょうか。少しでもうまく話せるようになるコツや、事前にやるべき対策を教えてください。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
落ち込むのは普通! 一度練習を挟んでみよう
面接で言いたいことが言えずに落ち込むのは、誰にでもあることです。その気持ちをまずは受け止め、「じゃあ、次は何ができるか」を考えてみてください。
もし面接が続いているなら、一度キャリアセンターや先生に頼んで選考以外の場で面接練習を挟んでみてはどうでしょうか。
そこで客観的なフィードバックをもらうことで、「完璧主義すぎるから、もっと砕けた感じで良いよ」など、自分が囚われていた固定観念に対してのアドバイスがもらえるかもしれません。
紙に書き出してポイントを整理してみよう
また、頭のなかでたくさんことを考えてしまって、同じ言葉を繰り返したり、「結局、何が言いたかったんだっけ」とわからなくなってしまったりすることもあります。
そのため、まずは考えていることを一度紙に書き出し、伝えたいポイントを整理してみてください。それを自分の言葉で喋るトレーニングを何度も積めば、要点をついた話し方ができるようになりますよ。
一人で喋るのが億劫に感じる人もいるかもしれませんが、お風呂場などで喋り続けてみてください。そうすることで、必ず自分のものに落とし込めるはずです。
「荷物」を下ろして自分の言葉で話そう
実際、「面接をうまくやらなきゃ」「良いことを言わなきゃいけない」という「重い荷物」を背負っている学生は多いです。
しかし、私との面談のなかで、「あなたのこういうところは良いと思う」「それで良いんだよ」とこちらから逆質問をしながら本音を引き出すことで、その学生ならではの経験を持っていることに気付くケースがあります。
いろいろな人と話をすることで、ご自身を客観視できるようになると思いますよ。
緊張を克服するには「準備」と「慣れ」が一番の近道
面接で緊張してうまく話ができないのですね。面接で聞かれることは志望動機や自己PRなど、ある程度パターンがあります。
面接で聞かれそうなことに対して、事前にどのように答えようと思っているか、言葉にまとめることはしていますか?
まずは、自分の考えをまとめるところから始めてみましょう。段々と話ができるようになってきたら、スマートフォンで録音・録画しながら自分自身で聴きながら調整をしていくことで話し方を身に付けることができます。
そのうえで友人と面接の練習をお互いにおこなったり、キャリアセンターなどで模擬面接を依頼してフィードバックをもらうことで段々と話ができるようになってくるでしょう。
企業との共通点を探しながら誠実に質問に答えよう
集団面接で周りの就活生がすらすらと伝えているのを垣間見てしまうと、焦ってしまうこともありますよね。
コミュニケーションというのは、自分と相手との共通点を探すことで親近感が増します。
面接の場面でも、企業と自分の親和性のある部分を見出しながら誠実に質問に答えていくことで、あなたの良さをわかってくださる企業とご縁ができると思います。
面接で緊張して実力を発揮できない人は少なくないと思います。以下の記事では面接で緊張しないための方法や緊張してしまった場合の対処法などを解説しています。緊張が激しく悩みを抱えていた人はぜひ参考にしてください。
面接本番前の方へ
39点以下は要注意!面接力を診断してください
内定獲得のためには、面接での印象が大きなポイントとなります。あなたは自分の面接に自信を持っていますか?
少しでも不安に感じる人はたった30秒で面接力を把握できる「面接力診断」を活用しましょう。簡単な質問に答えるだけで、“あなたの強み”と“改善点”が明確になります。
もし39点以下だった場合は要注意です。今すぐ診断で面接力をアップし、就職で失敗する可能性をグッと下げましょう。
・面接でなぜ落ちたかわからない人
・自信を持って、面接に臨みたい人






