Q

大学3年生
女性

就活で「不人気業界」と呼ばれるのは、どのような業界ですか?

就活を進めていくなかで、特に飲食や介護・福祉などは「不人気業界だ」という声をよく耳にします。

私自身はこれらの業界の安定性や、多くの人々に直接かかわれる点に魅力を感じています。

しかし、周りの人から「なんでそんな業界に行くの?」「ほかに受けるところはないの?」といった否定的な質問をされると、この選択で本当に正しいのかと迷いや不安を感じています。

一般的に就活で「不人気業界」と言われる業界は、具体的にどのような業界がありますか? また「不人気業界」を選ぶことへのメリットや、人気・不人気といった世間の評価に惑わされずに、後悔のない企業選びをするために大切なことを教えてください。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/産業カウンセラー

富岡 順子

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介護や福祉は不人気業界だと言われるが自分の選択を貫こう

一般的に、介護や福祉業界は、長時間労働や感情労働、あるいは給与水準といったイメージから、若者に人気がない業界という認識はあります。

実際に合同説明会などでも、介護ブースに就活生が来ない光景は目にしますね。

自分なりのやりがいを貫くべき

しかし、ご自身がすごくやりたいのであれば、周りの人の言葉は一切関係ないです。

「私は、その業界・その企業で、こういうことがやりたいんだ」と、自信を持ってご自身の選択を貫いてください。

キャリアコンサルタント/ブルーバード合同会社代表取締役

鈴木 洵市

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「自分に合う企業」を選ぶことが本当の成功につながる

就活において、人気企業と不人気企業が存在するのは、就職倍率を見ても明らかな事実です。一般に飲食や介護・福祉業界などは、「3K(きつい、汚い、危険)」と呼ばれ、不人気とされがちです。

しかしながら、これらの業界も世の中にとって不可欠な仕事であることはご理解いただけると思います。社会で「仕事」として成立しているものは、すべて誰かに必要とされているからです。

世間の評価ではなく自分の興味・適性を軸に企業を選ぶ姿勢が大切

企業選びで最も重要なのは、「人気かどうか」よりも、「あなた自身がどのような仕事に興味を持ち、何が好きで、どこに適性があるのか」という点です。

周囲の人がどう思うかではなく、ご自身の人生はご自身で切り開くものです。他人があなたの人生の面倒を見てくれることはありません。

ですから、周囲の評価に流されず、ご自身が納得できる業界や企業を選ぶことが、最良の選択となります。

また、かつて3Kと言われた業界でも、近年は労働環境の「クリーン化」が大きく進んでいる場合も多いです。企業分析でその点をしっかり調べることも、不安を解消する安心材料の一つとなるでしょう。

「具体的な企業分析の方法がわからない」と疑問を持つ人は以下の記事を参考にしてください。企業分析の具体的な方法や実施する際の注意点などを解説しています。

あなたが受けないほうがいい業界・職種を診断しよう

就活では、自分に合った業界・職種が見つからず悩むことも多いでしょう。

そんな時は「業界&職種マッチ度診断」が役に立ちます。簡単な質問に答えるだけで、あなた気になっている業界・職種との相性がわかります

自分が目指す業界や職種を理解して、自信を持って就活を進めましょう。

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