Q

大学4年生
女性

日本の就活はおかしいと感じています。

現在就活中ですが、「志望動機を盛る」「本音を隠す」「企業に合わせて自分を偽る」といった慣習に、強い違和感と抵抗感を覚えています。

正直なところ、企業側も就活生側も建前ばかりで不自然ですし、企業は学生の本質的な部分を見ていないと感じています。

このような選考の仕組みが根付いている日本の就活はおかしいと思っていますし、それが企業や社会に対する不信感や就活へのモチベーション低下につながっています。

この「おかしい」という違和感を押し殺して、割り切って就活の慣習に従うべきなのでしょうか? この「おかしい」という気持ちとの向き合い方や、おかしいと感じつつも精神的に消耗せずに納得のいく結果を出すためにはどうしたら良いか教えてください。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/産業カウンセラー

富岡 順子

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「おかしい」という感覚は素晴らしい

私も、学生に「盛る」「隠す」「偽る」といった指導は基本的にはしません。その「おかしい」という感覚は、非常に真っ当で、素晴らしいことだと思いますので、大事にしてください。

その感覚を押し殺すのではなく、ご自身が「自己一致」できる、つまり偽らなくて良い状態で臨める会社を受ける、という方向に舵を切ってみてはどうでしょうか。

なお、私自身は、社会人になって本当にやりたいことが語れるようになってきました。自分自身で仕事をしながらアンテナを張って、やりたいことをやってみることが大切だと思います。

「おかしい」という違和感を「働く」視点で語ってみよう

また、「おかしい」という感覚は、「おかしいことを解決したい」という思いから強くなってきていると思います。「就活」という狭い範囲だけでなく、「これからの働く」という広い視点にフォーカスしてみましょう。

そして、「今の就活の仕組みはおかしいと思う。だから自分はこうしていきたい」と語ることができれば、非常に魅力的な面接になると思います。

キャリアコンサルタント/ブルーバード合同会社代表取締役

鈴木 洵市

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「おかしい」と感じる気持ちは自分の価値観を知るチャンス

日本の就活の取り組み方や画一的な進め方に「おかしい」と感じていらっしゃるのですね。

その違和感は、就活以外にも、社会のさまざまな仕組みに対して、事柄を変えて多くの人が抱く自然な感情かもしれません。

現在直面されている就活に対して強く「おかしい」と感じるのであれば、最初に取り組むべきことは、その感情の源泉を探る「自己理解」だと推察します。

なぜ自分は「おかしい」と感じるのか。画一的なリクルートスーツか、同じような面接の応答か、それとも評価の基準か。その感情が自分自身のどこから発生しているかを突き止めることをおすすめします。

違和感を掘り下げることで自分の納得できる働き方が見えてくる

人間は、自分の感情や価値観を基準にして物事を判断し、将来を作っていきます。だからこそ、まずは「自分を知る」ことが不可欠です。

ご自身の価値観や信念を深く理解したうえで、「自分自身が本当に活かせる仕事は何か?」「その違和感を抱かずに働ける業界や仕事はあるのか?」と、ステップを踏んで考えてみてください。

その違和感や抵抗感を無視するのではなく、その感情が示してくれた自分のあり方を軸として、ご自身が納得して働くことに対する目的を見い出せる可能性が大いにあります。

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