Q

大学4年生
女性

就活で内定が一つもなくてつらいです。今からでも間に合うでしょうか?

現在、就活中ですが、まだ内定が一つもない状況です。

選考に落ち続けている現状に、強い焦りと劣等感を感じています。友人が次々と内定をもらっているのを聞くと、「もう手遅れなのではないか」「自分には受かるところがどこもないのではないか」という絶望的な気持ちになります。

このまま「ない内定」のまま大学を卒業したら、人生終わりですよね。自分の将来に対して希望も持てません。

そもそも就活にやる気がなく、なぜ働かなければならないんだろうという気持ちが強いです。頑張って働いても税金で収入がかなり減ると考えると、働く意味なんてないとさえ思ってしまいます。

私のような「ない内定」の状況の人は、これからどうすれば良いでしょうか? 内定がない原因や、今からでも内定をもらう具体的な対策を教えてください。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/産業カウンセラー

富岡 順子

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今からでもまだ間に合う! 絶対にあきらめないで!

今からでも絶対に間に合います。 あきらめずに、自ら情報を取りに行ってアクションを起こすことが大切です。

大学のキャリアセンターやハローワークに行っていただくと、通年採用の求人や、皆さんがまだ出会っていない優良企業の求人が意外と残っており、そこは比較的内定が出やすいケースもあります。

他責思考はNG! 前向きな行動がカギ

また、ネガティブな気持ちになると、それが面接での態度に出てしまいます。

そのため、周りの人の力を借りながら、ポジティブな言葉や思考に変え、なんとか頑張るという思いを持ってほしいです。

実際に私の友人にも、なかなか内定が出ず、企業や面接官のせいにしてしまう、他責思考の人がいました。他責思考だとどうしても通過率は下がってしまい、悪循環になってしまうのです。

しかし、あきらめずに前向きに取り組んだ結果、最終的には就職できました。

このように、チャンスは本当にまだまだありますので、あきらめないことが大事です。

キャリアコンサルタント/西雄一教育研究所代表

西 雄一

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決して終わりじゃない! 今からでも十分に挽回できる

お気持ちはすごくわかります。

自分だけ内定が決まっていない状況に置かれると、つらくて怒りに満ちた気持ちになります。

しかし、「ない内定」は実は多くの就活生がこれまでにも経験しています。「人生が終わった」と失敗のようにとらえられていますが、この経験から何を学ぶかが重要です。

「自己分析」と「応募の方向性」を見直そう

もう一度しっかりと自己分析・志望動機を見直し、エントリーシート(ES)の添削をしてもらい、「模擬面接の練習」などに取り組んでください。大学のキャリアセンターなどに相談すれば、必ず親身になって対応してくれるはずです。

また、応募も大手や人気業界に偏り過ぎているのかもしれません。「友達は友達、自分は自分」というスタンスで就活を焦らずに続けてください。

働くことは決して無駄ではない

また、働くことで得られるのはお金だけではありません。知識や経験・スキルなどもえられます。また、新しい人や価値観との出会いもあります。

さらには、仕事を通じて自己実現ができる可能性もあります。働くことは決して無駄なことではありません。親や先輩社員の考えなどを聞いたりしながら、働くことの大切さについてもう一度見直しましょう。

以下の記事では面接で落ちた際に考えられる原因を10選紹介しています。自分に当てはまるものがないか確認し、改善・対策に取り組んでいきましょう。

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