この記事のまとめ
NNTとは内定がない状態を指す言葉です。このNNTという言葉を、就活に関する体験談で目にしたり、周りの学生が話しているのを耳にしたりした人も多いのではないでしょうか。
NNTという言葉は自虐的に使われるようなネガティブな意味も含んでいるため、この意味に引っ張られて落ち込んでしまったり、悩んでしまったりする人もいます。そんな時は考え方を変え、NNTの現状に合わせた対策を一つずつ進めていくことが大切です。
この記事ではキャリアコンサルタントの田邉さん、古田さん、小関さんと一緒にNNTという言葉の意味を解説したあと、この言葉が心の重荷になってしまったときに活きる3つの考え方を取り上げていきます。
NNTになる原因とすぐに実践できる対策も説明していくので、自分が納得のできる就活をしてNNTを脱却していきましょう。
NNTが持つマイナスな意味に捉われず就活を進めることが重要
「24年卒のNNT文系学生です」「30社の選考を受けていまだNNT」。NNTという言葉は内定を持っていないことを指し、学生の間で自虐的に使われています。マイナスな意味を含んだ言葉なので人を傷つける可能性もあり、使う際には注意を払う必要があります。
この記事では、NNTという言葉の意味を詳しく解説したあと、キャリアコンサルタントと一緒にNNTの現状に落ち込んでしまったときに有効な3つの考え方を伝授します。沈んだ気分のまま就活を進めず、自分のペースを取り戻していきましょう。
そのうえで、NNTの現状を改善していくためのステップを取り上げるので、冷静に原因を考え、一つずつ解決していきましょう。
NNTという状況は、これからあなたに合った企業が見つけられるというチャンスの裏返しでもあります。この記事をきっかけに、自分らしい就活を進めていってくださいね。
文系の人はこちらの記事もおすすめです。文系が選べる就職先と自分に合う企業を選ぶコツをまとめているので、参考にしてみてください。
文系の就職先は多様! 業界別人気企業ランキングと後悔しない選び方
面接が上手くいかないときは、面接回答集を活用してください
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NNTとは? 言葉の意味を解説
NNTという言葉は、学生の体験談やSNSなどで登場することが多く、何か重要な単語なのかと思うこともありますよね。しかし、あくまで学生の間で使われているスラングのような言葉なので、絶対に覚えておかなくてはいけないわけでもありません。
ただ、学生の間でよく使われている言葉となると、意味が気になる人も多いでしょう。これからNNTの意味と、対義語として使われている略語についても解説していきます。
NNTとは「ない内定」の略語
NNTとは、「ない内定」(Nai Nai Tei)をローマ字表記にしたときの頭文字を取った略語です。内々定から着想を得た言葉で、内々定や内定がまだないという状態を指しています。NNTの学生がSNSなどで、自虐や悩み相談で使っている場合が多いです。
少し変わった調査結果があります。マイナビキャリアリサーチLabの2024年卒学生就職モニター調査(7月の活動状況)によると、学生が周囲で流行った就活用語の第2位として「NNT」がランクインしています。
ただ、NNTを企業側が使うことはなく、あくまで学生の中で流行しているスラングのような言葉です。そのため、面接やOB・OG訪問などで使わないように注意しましょう。
ない内定からの逆転方法を知っておくと、無用な落ち込みをしないで済みます。こちらの記事を参考にしてみてくださいね。
無い内定からの逆転法|必須の対策からNG行動まで徹底解説
私はキャリアコンサルタントとして、NNTという言葉を使っている学生と面談をしたことはありません。
社会人にはあまりなじみのない言葉だと考えられるため、相手が知っている言葉で伝えるように心掛けましょうね。
対義語はANT(ある内定)
NNTの対義語としてANTが挙げられます。ANTとは「ある内定」(Aru Nai Tei)のローマ字表記を略したもので、少なくとも1社以上の企業から内々定や内定をもらっているという意味です。
ANTもNNTと同じく、インターネット上やSNSで使われています。ANTとNNTの両方にハッシュタグを付けて投稿をおこない、同じ状況の学生同士がつながって情報交換をしていたり、悩みを打ち明けたりしているのです。
NNTは使わない方が吉! 人を傷つける可能性がある
NNTは内定がないことを自虐的に表現する際に使われるため、ネガティブなイメージで受け取ってしまう人もいる言葉です。そのため、NNTを使うことで思わぬ場面で人を傷つけてしまうこともあります。
たとえば、「30社受けたけどNNTだ」と投稿すると、31社以上の企業の選考を受けてNNTとなっている人が傷つくかもしれません。また、ネット上では「NNTは人生終わり」のようなネガティブな投稿があり、悩みを深めてしまう学生もいるのです。
また、NNTという言葉を使うことによって、自分自身もネガティブな思考に引っ張られてしまう可能性も考えられます。そのため、基本的にはNNTという言葉を使わないようにしましょう。
アドバイザーコメント
古田 文子
プロフィールを見るNNTという言葉を使うとその状態に近づいてしまう可能性がある
「言霊」とは、言葉に宿ると信じられた力であり、発した言葉通りの状態を実現することがあると言われています。つまり、「NNT」を使えば使うほど、その現実を自ら引き寄せているかもしれないのです。
自分が言わなくても、他人が口にした「NNT」を耳にするだけで悪影響を受ける人もいます。流行っていても使わないほうが良いです。もし周りに使っている人がいたら言霊のことを伝え、使うのを止めるよう促しましょう。
競争社会だからといって内定の有無まで競う必要はない
内定がないのは、企業が求める人物像と合っていないというだけで、他人より劣っていると感じるのは思い込みに過ぎません。競争社会だからといって、他人との勝ち負けや優劣にこだわる社会に振り回される必要はないのです。
自分と他人は目指しているものが違く、ゴールも同じではないはずです。内定獲得のタイミングが違うというだけで、どちらが優秀でどちらが幸せかなんて誰にもわかりません。
急がば回れという言葉もあります。一歩ずつ確実に、自分のペースでいきましょう。
まず確認! NNTに落ち込まないための3つの考え方
NNTに落ち込まないための3つの考え方
- 内定の有無を周りと比較しない
- 「内定がない=自分に価値がない」と捉えない
- 内定獲得を就活のゴールにしない
NNTという言葉を知り、自分のことだと落ち込んでしまった人もいるのではないでしょうか。そんな人は、これから解説する3つの考え方を覚えておきましょう。
就活は自分に合ったペースで、自分が納得いくように進めることが大切です。NNTはあくまで現状を示す言葉であり、周囲と比較する必要はないのだと思えるように、3つの考え方を知っておいてくださいね。
NNTの現状を悲観的に捉えて、就活をやめたいと考えている人もいるかもしれません。そんな時はこちらの記事も参考にしながら、考え方をポジティブに変えていきましょう。
就活をやめたい時の脱却方法は? ポジティブへの転換法を解説
あなたが受けない方がいい職業を確認してください
就活では自分に適性がある仕事を選ぶ事が大事です。適性が低い仕事に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまうリスクがあります。
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強み・弱みを理解し、自分がどんな仕事に適性があるのか診断してみましょう。
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①内定の有無を周りと比較しない
NNTで落ち込んでしまう人の中には、周囲と比較し、内定を得ていないことに落ち込んでいる人が見受けられます。しかし、就活において周囲と比較することはほとんどプラスにならず、自分の気持ちを沈めてしまうだけなので止めましょう。
就活は周囲との競争ではなく、自分に合った企業を見つけることが何より大切になります。社会人として歩み出す際に、自分に合っていない企業だと力を発揮することができず、早期退職も懸念されるからです。
また、複数の内定を得たとしても、結局のところ入社できる会社は1社だけです。内定の数を競うことになんの意味もありません。周りと比較してNNTであることを嘆く必要がないということを覚えておきましょう。
内定がなくて焦ってしまう人は、こちらの記事を参考に内定をつかむ方法を知って、焦りを緩和させてくださいね。
就活は焦る必要まったくなし! 内定にぐっと近づく5つの考え方
- どうしても周りが気になってしまいます……。どのように考え方を変えれば良いでしょうか?
「周りを気にする自分がいる」と客観視することから始めよう
周囲と比較をしてしまう気持ち、とてもよくわかります。かつて、私もなかなか内定がもらえず焦った一人です。
「周りを気にしないようにしよう」と考えても、かえって気になったり、気にする自分を責めたりと悪循環に陥りやすいものです。
そんな時は「周りを気にしている自分がいる」と気付くだけで十分です。繰り返し気づき続ける中で、客観視ができて不思議と気にならなくなります。
または他人を活用するのも良いです。ちなみに、内定をもらえなかった当時の私の場合ですが、友人や家族、大学の就職課の人に話を聞いてもらっていました。
キャリアコンサルタントへの相談もおすすめです。あなたの性格や状況に合わせて、寄り添い励ましてくれるはずですよ。
②「内定がない=自分に価値がない」と捉えない
入社を希望していた企業から選考不通過の連絡をもらったとき、落ち込むのも無理ありません。さらに不通過が続くと、徐々に自信がなくなってくることもありますよね。
しかし、内定がないからといって自分に価値がないとは思わないでください。なぜなら、内定を得られないのは、あなたとマッチングする企業がなかったというだけで、あなたの人柄やスキルが否定されているわけではないからです。
NNTの状態とは、あなたに価値がないということではなく、マッチングする企業が見つかっていないと捉えるようにしましょう。そして、マッチングする企業を探したり、あなたの個性を伝える方法を探したりすることに注力してください。
内定がとれないと感じたときは、こちらの記事を参考に8つの特徴と対策を知っておきましょう。
内定をとれない人の8つの特徴と対策|今からやるべき行動を解説
就活がうまくいかないと感じたときは、原因を押さえることから始めましょう。こちらの記事を参考にしてみてくださいね。
就活がうまくいかないあなたへの処方箋|今すぐできる対策を徹底解説
- 選考不通過の連絡をもらう度に、どうしても落ち込んでしまいます。どのように捉えれば良いのでしょうか?
自分に合う会社ではなかったと捉えよう
たしかに、不採用になると社会から必要とされていないように感じますよね。しかし、どんなに入社したい企業であっても、ミスマッチだった場合には早期離職となってしまうことが多く、それでは元も子もないですよね。
選考に不通過だったとしても、入社前にミスマッチを防ぐことができたとポジティブに考えれば、「自分に合う会社を探そう」と思うきっかけになりますよ。
③内定獲得を就活のゴールにしない
NNTに落ち込む人は、内定獲得がゴールになってしまい、選考結果に大きく一喜一憂してしまうことがあります。懸命に取り組んだからこそ落ち込んでしまうこともあると思いますが、就活のゴール設定を見直すことが大切です。
就活のゴールは、自分に合った企業への就職が決まり、自分自身が納得した状態であることです。そのため、内定獲得だけがゴールではありません。就活を通して今後どのように働きたいかを考え、自分らしく働き始めることができる企業なのかをしっかりと見極めてくださいね。
NNTである現状を嘆くのではなく、働く姿を見すえてゴール設定をし、就活に取り組んでいきましょう。
アドバイザーコメント
小関 珠緒
プロフィールを見る周囲との比較は不安や焦りを必要以上に感じさせる
就活は長い人生の中の、一地点にすぎません。内定の取得が早かったり数が多かったりしても、長い目で見ると、それが幸せや成功につながるとは限らないのです。
周囲と比較して、自分を振り返り改善につなげるなら良いですが、不安や焦りを必要以上に感じると就活がうまくいかなくなります。目先のことに一喜一憂せず、内定にこだわりすぎず、自分を成長させる機会と考えましょう。
周囲と比較しないというスキルは社会人になってからも役立つ
内定が決まらないこの時期に、「周囲と比較しないスキルを身に付けよう」というくらいに思ってほしいです。
なぜなら、実際に働き始めると、周囲と比較する場面が多くなるからです。その時に、周囲と比較して落ち込んだり焦ったりしては、あまり良い結果が生まれません。落ち込まず、焦らず、できることを精一杯することが大事なのです。
記事にある3つの考え方は、どれも重要です。特に「③内定獲得を就活のゴールにしない」は心しておきましょう。内定獲得がゴールではなく、通過点として捉えられる、そんな長期的視野を持てると良いでしょう。
39点以下は要注意!就活の弱点を克服するために今すぐ診断しよう
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対策の準備! NNTを招く10の原因を知ろう
NNTの状況から自分に合った企業の内定をつかむためには、内定が得られていない原因を冷静に分析する必要があります。以下ではNNTになっている人の多くが陥る10の原因を解説するので、自分の就活と照らし合わせていきましょう。
10の原因のうち、当てはまる個数は人によって異なります。当てはまったものを一つずつ対策していくことで内定に近づけるので、この機会に原因をしっかりと理解してくださいね。
こちらのQ&Aでもキャリアコンサルタントが就活で全然受からないときのアドバイスしています。参考にしてみてください。
①就活に本腰を入れられていない
NNTの人の中には、何のために就活をしているのかが曖昧なまま活動している人が見受けられます。就活をする目的が定まっていないと将来を考えることが難しく、結果的に選考がうまくいかずにNNTの状態になってしまうのです。
たとえば、就職をするのか大学院に進学するのか迷っている場合は、就活に本腰を入れるのが難しいと状況と考えられます。また、周りが就活しているからという理由で取り組んでいても、なかなか働きたいと思う会社に出会えず、活動量も増えないはずです。
何のために就活をするのかが明確ではないと、就活に一生懸命に取り組むことができず、NNTの状態が続いてしまうのです。
こちらのQ&Aでは大卒で就職できないと焦っているときの対処法などをキャリアコンサルタントが回答しています。併せて参考にしてみてください。
②不安や焦りから行動できない
選考での不通過が続くと、これからの選考も通過できないと考えてしまう人もいるのではないでしょうか。そのような不安や焦りが募ってしまうと、就活に取り組む気が失せ、NNTとなってしまう人もいるのです。
選考への不安や焦りを感じる原因として、選考に落ちた理由がわからないということが挙げられます。就活では不通過となった時に企業から理由を教えてもらうことはなく、原因を検証するのが難しいので、やみくもに自分を責めてしまうことがあるのです。
解決策がわからないことから、不安や焦りを強く感じ、就活を継続できずにNNTとなってしまう場合があります。
不通過が続いたことから、面接が怖いと感じてしまった人は、こちらの記事を参考に克服する方法を実践してみましょう。
「面接が怖い」は誰しも同じ! 恐怖を克服する対策18選
就活が辛いと感じてしまった人は、こちらの記事を参考に心が軽くなる対処法を試してみましょう。
就活がつらい人必見! 心が軽くなる対処法を原因別に解説
就活の足が止まってしまうと不安や焦りが増幅してしまいます。まずは焦る自分を受け止め、ゆっくり深呼吸して「さて、どうしようか?」と声に出して呟きましょう。気持ちが落ち着く効果があるので試してみてくださいね。
③エントリー数が少ない
NNTになっている人の中には、就活に充分な時間を費やしておらず、エントリー数が少ない場合があります。就活に取り組む時間が少ないと選考を受ける企業が減り、結果として内定をつかむ可能性が低くなってしまうのです。
たとえば、キャリタス就活2024年の7月1日時点の就職活動調査によると、2024年卒の学生が企業に個人情報を伝え説明会などの情報を得る「エントリー」をした会社数は、平均で24.6社です。
そのうち、エントリーシート(ES)を提出したのは13.9社、筆記試験を受けたのは9.8社となっています。
2024年卒学生の平均活動量
- エントリー……24.6社
- ES提出……13.9社
- 筆記試験の受検……9.8社
- 面接選考……8.6社
2024年卒の学生の平均と比べて活動した量が少ない人は、そもそもの就活の機会が少なく、NNTになっていると考えられます。
たとえば1社の企業分析に2時間、ES作成に2時間かかるとして、24社エントリーするだけで96時間は必要です。さらに自己分析などにも時間がかかるでしょう。
もし、上記の平均活動量と比べてエントリー数が足りていなければ、平均に近づくよう多く時間を割きましょう。
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④自己分析が浅い
自己分析は就活の基礎となる重要な取り組みです。NNTとなっている人はこの自己分析ができておらず、就活がなかなか軌道に乗っていないという場合があります。
自己分析ができていないと、自分の性格がうまく把握できず、得意不得意も曖昧になってしまいます。そうなると、たとえば細かい事務作業が得意にもかかわらず企業の知名度だけで営業職を選び、なかなか選考に通過しないといったことが起こってしまうのです。
自己分析が浅いと企業選びの軸がぶれ、選考に通過する可能性も低くなるため、結果としてNNTになってしまいます。
自己分析ができていないと、強みや企業に貢献できることが見つかりません。すると、採用担当者から評価が得られなくなってしまい、選考不通過につながってしまうのです。
アピールすることを明確にするためにも自己分析に力を入れましょう。
⑤業界・企業研究が足りていない
企業は採用活動において、長期にわたって活躍できる人材を求めています。そのため、入社後に活躍できる姿が想定できる学生を採用するのです。しかし、業界・企業研究が不足していると、学生と企業の求める人材とのミスマッチが起こります。
たとえば、マスコミ業界は労働時間が長い傾向にあるにもかかわらず、業界研究が不十分だとそのことが考慮されていない志望動機や自己PRなどとなってしまい、企業は早期に退職するだろうと予想してしまいます。その結果、選考に通過できないのです。
NNTの学生は、選考を受ける業界や企業の研究が疎かになり、選考でうまくアピールできていないということが考えられます。
⑥企業選びが自分に合っていない
もともと想像していたより就活が長引き、NNTであることを悩みとして感じている人もいるのではないでしょうか。その場合は、選考を受ける企業選びが自分に合っていないのかもしれません。
企業選びが失敗しているケースとして、大企業や有名企業ばかり受けていることが挙げられます。それらの企業は選考倍率が高くなり、中小企業と比べて選考に通過する確率が低くなってしまうことがあるのです。
また、さきほど解説した自己分析が足りていないことで、あまり適性のない企業を受け、選考不通過となっていることもあります。自分に合った企業の選考を受けることが大切です。
⑦志望動機の内容が薄い
NNTの学生の中には、志望動機の内容が薄いことが、選考不通過の原因となっている人がいます。企業は学生の入社意欲を重視して選考をおこなっており、そのことを理解できていない結果といえるでしょう。
就職みらい研究所の就職白書2023によると、企業が採用基準として重視する項目の第2位に自社への熱意を挙げています。そのため、志望動機の内容が薄いと、自社以外に検討しているという印象を持ったり、早期退職の懸念を持ったりしてしまい、採用を見送るのです。
志望動機の内容が、その企業に特化したものでないと、NNTとなる原因になります。
- 先輩のESと内容が似てしまった場合、企業の印象は良くないのでしょうか?
似ていることよりも手を抜いていると感じると印象が悪くなる
たとえば、ものづくりの会社に応募してくる人の志望動機は「自分も◯◯を作って人の役に立ちたい」「社会に貢献したい」といったものになりがちです。
しかし、その会社がものづくりをしている企業である以上、それが志望動機になるのは必然とも言えるので、似ているというだけで印象が悪くなることはありませんよ。
とはいえ、採用担当者も人間です。別の企業でも通じるような志望動機であったり、あまりにもマニュアル通りの文面だったりすると「またか」と感じることはあります。
志望動機が似ているから印象が良くないのではなく、手を抜いていると感じるから印象が悪くなるという方が正しいかもしれませんね。
⑧適性試験の対策ができていない
適性試験は問題の難易度がそこまで高くないものの、問題文が特徴的だったり、解答時間が短いなどの独自性があるため、十分な対策が求められます。対策できていないことが、NNTにつながっているかもしれません。
適性試験は企業によって出題される問題が異なります。事前に就活会議などの口コミサイトで情報を集め、対策することが有効です。それができていないと解答方法に迷ったり、回答時間が足りなくなったりして、思うように点数が伸びないことがあるのです。
適性試験に合った対策ができるかどうかが、NNTに影響します。
⑨面接のマナーが守れていない
NNTの学生の中には、面接がなかなか通過できないと感じている人もいるはずです。面接では社会人としての基礎的なマナーが求められ、そのマナーを知らない学生が散見されます。
特に一次面接は、企業によっても異なるものの選考通過率が低い傾向にあり、落とす学生を決めている選考といわれることもあります。そのため、入退室の方法や言葉遣い、服装などがマナー違反となると、選考結果に大きく影響します。
NNTの学生は、マナーを守れないということよりも知らない場合が多く、対策の不十分さが不通過につながってしまうことがあるのです。
面接のマナーをしっかり押さえないと、どの段階の面接でも不採用となってしまいます。こちらの記事を参考にマナーを知っておきましょう。
絶対に落とせない面接のマナー! 「即不合格」にならないための作法
面接の服装で採用担当者に悪印象を持たれてしまうこともあります。こちらの記事を参考に企業側の評価ポイントを知りましょう。
面接の服装に迷う学生必見! 基本マナーから私服対策まで完全網羅
- 業界や企業によって面接のマナーは異なるのでしょうか?
基本マナーは同じ! 業界や企業により好まれるスタイルは違う
どの業界や企業でも社会人としてのマナーは必須ですが、業界や企業によって好まれるスタイルが異なります。
たとえば、金融業界では通常、フォーマルで堅実な雰囲気を好む傾向がありますが、クリエイティブ業界では形式よりも個性や創造性が重視されることが多いです。
企業文化による違いもあり、ある企業はアットホームな雰囲気を好み、面接でリラックスした対話を重視しますが、ある企業は厳格で冷静な対応を重視します。
応募する企業や業界の特性についてリサーチし、企業に合ったマナーを理解して対応しましょう。
⑩面接の振り返りができていない
面接は大学受験のように点数がわかるわけではないため、対策に悩む学生も多いです。まずは自分で面接を振り返ることが重要になりますが、NNTの学生の中には振り返りができていない学生が散見されます。
面接を振り返ることができると、適切な受け答えの仕方を確立させていくことができます。たとえば志望動機が、A社ではよく伝わり、B社ではあまり伝わらなかったと感じたら、比較しながら最適な伝え方を摸索するのが大切なのです。
しかし、それらができていないと、いつまでも場当たり的な対応となってしまい、NNTにつながると考えられます。
- 面接で緊張してどんな内容の話をしたかあまり思い出せません。振り返りをうまくおこなう方法はありますか?
注意点に気を付けながら面接を録音してみよう
「事前に企業の許可を取る」「面接後、SNSなどで一般公開しない」など注意点はいくつかありますが、違法行為には当たらないため、面接時にスマホの録音機能を使って録音する人が増えてきています。
録音があると、不採用の原因や面接でうまく答えられなかった質問への回答を考えることができます。また、面接の内容を忘れそうでも、録音しておけば振り返りができるのです。
また、自分の話し方の癖などにも気づくことができるため、次の面接の対策に役立てることもできます。ぜひ活用してみましょう。
就職ができない学生の特徴についてはこちらのQ&Aでキャリアコンサルタントが回答しています。併せて参考にしてみてください。
NNTを脱却するために6つのステップを実践しよう!
NNTを脱却するための6つのステップ
NNTの原因が整理できたら、次は対策に移っていきましょう。NNTの現状に悩んだときに行動しやすいように、6つのステップに分けたので、まずは順番に取り組んでみてください。
またこの6つのステップは、選考のフェーズによってより効果的なものが変わってきます。選考が進んでいる場合は、現状で必要なものからやっていきましょう。
ステップ①就活に費やす時間を考え直す
NNTから脱却するために、まずは就活に費やす時間を長くしてみましょう。就活に費やす時間が短いと、どうしても対策の質が下がり、選考を受ける数が減ってしまうため、選考に通過する確率が低下してしまうのです。
はじめに、先ほど紹介した2024年卒の学生の平均を超える活動ができるように取り組んでみてください。エントリーから始め、順番に平均以上の活動を目指していきましょう。
2024年卒学生の平均活動量
- ①エントリー……24.6社
- ②ES提出……13.9社
- ③筆記試験の受検……9.8社
- ④面接選考……8.6社
もしもまとまった時間が取れないときは、日頃のルーティンの中に就活を取り入れることがおすすめです。寝る前の30分は就活にあてる、電車に乗っているときは必ずエントリーする企業を探す、など決めてみてくださいね。
「時間は作るもの」と考え、なんとか就活の時間を作りましょう。1日15〜30分で良いので、就活に取り組む時間をスケジュールに組み込んでください。
また、1分、5分でできることを考えておき、待ち時間や移動時間に取り組むのもおすすめです。
ステップ②もう一度自己分析をおこなう
NNTの学生の中には、ESを書いたり面接を受けたりしたことで、「ガクチカを深掘りされた」「強みや長所を聞かれるESが多かった」など、選考の特徴に気付いた人もいるはずです。それらを踏まえて、もう一度自己分析に取り組みましょう。
自己分析はこれまでのやり方を踏襲して深めたり、違ったやり方で自分の新しい側面を探すこともおすすめです。以下の自己分析の方法から、自分に合うものを探してみてくださいね。
おすすめの自己分析方法4選
- 自分史……幼少期からの出来事を振り返ることで自分の考え方や行動の特徴がわかる
- モチベーショングラフ……幼少期からの出来事について感情面を軸に振り返ることでやりがいや不得意なことがわかる
- ジョハリの窓……自己認識と他人からの評価を知ることで自分の短所と長所を見つけることができる
- マインドマップ……得意不得意なことなどを連想して考えることで自分の特徴の整理をすることができる
自己分析でわかったことは、これから先のステップの土台となります。焦って簡単に済ませるのではなく、自分が納得いくまで実施してみてくださいね。
自己分析をもう一度やるにあたって、やり方を見直したいと考えている人は、こちらの自己分析マニュアルの完全版を見ながら、実践してみましょう。
自己分析マニュアル完全版|今すぐできて内定につながる方法を解説
上記で説明した自己分析を進めるにあたって、この記事にあるシートを活用するとスムーズに進めることができます。自己分析をやり直す際にこの記事を参考にしてみてくださいね。
簡単15分! 自己分析シートのフォーマット6選
- 自己分析をどこまでやれば良いかがわかりません。
正解はない! 自己分析の目的を確認して達成することが大切
自己分析をどこまでやれば良いかという正解はありません。そこで、自己分析の目的をしっかりと確認し、それを達成することが大切です。
自己分析をする目的は①自分の経験や学びを振り返ることと、②入社してから成し遂げたいことを言語化することです。
面接を通して気付くことやOB・OGと話すと見えてくる価値観もあるため、それらについて常に考えをまとめることを心掛けてくださいね。
ステップ③業界・企業研究を深めて企業を選び直す
NNTを脱却するためには、業界と企業の研究を深め、自分に合った企業を探しましょう。まず業界研究は浅く広く調べて、自分の興味があるものをピックアップしてください。そのためには、就職サイトや業界地図などの書籍を使うのがおすすめですよ。
業界研究:浅く広く業界を調べる
- 8つの業界をPORTキャリアなどの就活サイトをもとに調べる
- 業界の特徴を検索してみる
次に、業界の中で気になるものを選び、深く調べて自分に合う仕事が何かを考えていきましょう。
業界研究:気になる業界を深く調べる
- ビジネスモデルを知る
- どんな職種があるのかをピックアップする
業界のことが調べられたら、企業研究に移ります。下記項目をHPやOB・OG訪問などをもとに調べ、就活ノートにまとめてみましょう。就活ノートはESを書く時や面接の前にも確認がしやすいので、今後の選考にも活きてきます。
企業研究で押さえておくべき項目
- 企業理念
- 社風
- 業界でのシェアや業績
- 企業の強み
- 企業の弱み
- 職種(特に自分がやりたいと感じるものを詳しく調べておく)
- 求める人物像
- 給料や年収
- 勤務地や転勤の有無
- 選考フロー
業界・企業研究で自分に合う仕事が選べたら、選考に応募をしていきましょう。
そもそも業界という言葉が何をさすのかよくわからないという人もいるはずです。こちらの記事を参考に業界一覧を押さえておきましょう。
就職活動で役立つ業界一覧|仕事内容から動向まで各業界を徹底解説!
業界の絞り方によって就活が納得いくものになるかどうかが決まります。こちらの記事を参考に業界の絞り方を覚えていきましょう。
業界の絞り方で就活失敗? 後悔しない絞り方7選と必須の準備を解説
業界・企業研究をノートにまとめて就活を円滑に進めたい人は、こちらの記事を参考にしてみてください。
就活ノートとは? まとめ方を工夫して選考の心強い味方にしよう
OB・OG訪問を通して業界・企業研究を深めたい人は、こちらの記事を参考にしてみてくださいね。
OB訪問・OG訪問は必要? 就活を有利に進める手順を完全網羅
方向転換して別の業界・企業研究をする時は、理念や社風を知ることも大切ですが、その業界・企業の求人倍率や定着率、離職率など、労働市場や雇用動向なども忘れずに調べておきましょう。
ステップ④ESを就活のプロにチェックしてもらう
NNTから脱却するためには、一度就活のプロにESをチェックしてもらうと、自分では気づかなかった欠点や改善方法を見つけることができます。就職エージェントや大学キャリアセンターの職員にESを見てもらいましょう。
就職エージェントは複数のサービスがありますが、無料で利用できるところも多くあります。また、大学キャリアセンターも無料で相談に乗ってくれるほか、ESの書き方講座などを開設している場合があるので、利用するのもおすすめです。
おすすめの就職エージェント
ESは企業の事業内容や理念に合わせたものにする必要があります。就活のプロに見てもらったESをどの企業にも使い回すのではなく、アドバイスをもとに企業に合った内容へと変えていきましょう。
書類選考で落ちてしまうと感じるときは、まず基本から整えることが成功への近道かもしれません。こちらの記事を参考にしてみましょう。
書類選考で落ちる6つの理由|通過率が格段に上がる5つの基本を解説
就活のプロに見てもらう前に、ESの志望動機で悩んでいる人は、こちらの記事を参考にしてください。
例文12選|受かる志望動機をエントリーシートに書く4つのステップ
良い判断ができる相談相手にESを見てもらいましょう。こちらの記事を参考に相談先を決めてみてくださいね。
就活の相談先14選! 良い決断ができる相談相手の選び方も解説
ステップ⑤適性試験の苦手分野を復習する
筆記試験は大学受験と違い、結果が返ってくるわけではないので、手応えを感じづらいです。そのため、対策を後回しにしてしまう人も多いですが、対策を整えることで確実に選考通過率は上がります。
筆記試験の対策では、企業が出題する問題を就活会議などの口コミサイトなどを使って把握し、問題に合った参考書を1冊解いてみましょう。参考書は例題だけではなく問題の解き方や時間配分も載っているので、まるまる一冊を解くことがおすすめです。
ただ、NNTの現状をすぐに打破したい人もいますよね。そんな時は、問題集を見て苦手に感じる問題から取り組んでみてください。苦手な問題を克服することで、即効性の高い対策ができます。
適性試験の勉強方法をこの機会に知りたいと考えている人は、こちらの記事を参考にしましょう。
適性試験完全ガイド|試験内容から合格必至の勉強方法まで解説
Webテストは対策次第で高得点が取れます。効率重視で対策を進めたい人は、こちらの記事を参考にしましょう。
WEBテスト対策完全版|効率重視で準備する方法を徹底解説
まずは、自分が受ける企業の筆記試験の内容を確かめましょう。また、過去問を解いて傾向を把握したり、模擬試験を受けて時間内に問題を解く感覚に慣れておくと良いですね。
大学で学生向けに対策講座を開催していれば、そちらに参加することもおすすめです。
ステップ⑥模擬面接でマナーや想定問答を確認する
NNTの人の中には面接に苦手意識を持ってしまう人もいると思いますが、模擬面接で慣れることで、本番にも自信を持って取り組むことができます。就職エージェントや大学キャリアセンター職員の手を借りて、何度も実践してみましょう。
模擬面接では違和感を持ったことがなかったかを面接官役に聞きましょう。企業によって面接官は違いますが、マナーや話の伝わり方は大きく変わらないためです。模擬面接を通して、入退室の方法や敬語の使い方など、知らなかったマナーの知識を得ましょう。
模擬面接をしてもらう人に、下記のようなチェックリストに沿って行動を確認してもらうのもおすすめです。ぜひ試してみてください。
模擬面接で確認してもらうこと10選
- 入退室の方法は合っていたか
(ドアを3回ノック、面接官が促してから入退室や着席をしたか) - あいさつからは明るい印象を受けたか
- 身だしなみから不快な印象を持たなかったか
- 敬語の使い方はあっていたか
- 自信が無さそうだと思わなかったか
- 声の大きさやあいづちは適切だったか
- 正しい姿勢を取れていたか
- 質問に対して回答がずれていなかったか
- 話している内容に意味不明な点はなかったか
- 一緒に働きたいと思えたか
模擬面接の効果を発揮させるための準備方法から進め方までをもっと詳しく知りたい人は、こちらの記事を参考にしてみましょう。
模擬面接
模擬面接の効果を発揮させる6つのコツ|準備から進め方まで一挙解説
面接の練習方法
効果絶大な面接練習|最短で内定に近づく状況別練習法を紹介
面接の流れやマナーを知りもっと深く対策をしたい人は、こちらの記事を参考にしてください。
面接の流れ
直前でも間に合う! 面接の流れを頻出質問6例文付きで徹底解説
グループ面接
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NNTは脱却できる! ネガティブ思考に流されずに自分の就活をしよう
NNTとは「ない内定」という意味ですが、就活を始めたころは誰もが該当する言葉です。しかし、就活が徐々に本格化していくと、NNTに該当する人が減り、それがあたかも悪いことのようにネガティブに語られることが増えていきます。
しかし、就活とは人と比べるものではなく、内定をもらった件数が多ければ多いほど良いものでもありません。自分に合った企業と巡り合い、自分で納得できることがなによりも重要なのです。
NNTという言葉にたどり着いた人の中には、もしかしたら自分の就活に自信が持てていない人がいるかもしれません。ただ、そんな時こそ、記事にある3つの考え方を思い出し、自分に合った企業に出会うことを追い求め続けてみてください。
内定を得て自分らしい社会人生活をスタートできるように、この記事を現状把握と対策方法の実践に役立てていきましょう。
アドバイザーコメント
田邉 健
プロフィールを見る自分ができることに注目してNNTから抜け出そう
友人が内定を獲得すると「自分は内定獲得できるのか」と焦るのではないでしょうか。たしかに、就活の期間は限られているため、内定がないと不安になりますよね。
しかし、就活で大切なのはNNTから抜け出す早さではなく、自分に合った企業から内定獲得することです。
どんなに内定獲得が早かったとしても、入社後にミスマッチがわかると早期離職になる可能性があります。そのため、時間がかかってでもミスマッチにならない企業から内定をもらうことを意識しましょう。
内定獲得は手段であることを忘れずにいよう
そのためには、一見すると遠回りに感じるような自己分析や企業分析などに時間をかけることが、ミスマッチを防ぐポイントです。
これらができていれば、自分に合っていない企業から内定が出たとしても正しい判断ができるようになりますよ。
あくまでも内定獲得は手段であることを忘れないでください。本来の目的である入社後に活躍できる企業を探すことを意識して、NNTから抜け出す方法を実践しましょう。
執筆・編集 PORTキャリア編集部
> コンテンツポリシー記事の編集責任者 熊野 公俊 Kumano Masatoshi
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キャリアコンサルタント/なべけんブログ運営者
Ken Tanabe〇新卒で大手人材会社へ入社し、人材コーディネーターや採用、育成などを担当。その後独立し、現在はカウンセリングや個人メディアによる情報発信など幅広くキャリア支援に携わる
プロフィール詳細キャリアコンサルタント/上級心理カウンセラー
Fumiko Furuta〇キャリアに関する記事の執筆・監修や、転職フェアの講演、キャリア相談、企業や学校でのセミナー講師など幅広く活動。キャリア教育に関心があり、学童クラブの支援員も務める
プロフィール詳細キャリアコンサルタント/ヒトノビ代表
Tamao Koseki〇就職時は準備不足で苦労するも大手企業に入社。転職して実用書の編集者を10年経験し、独立。キャリアコンサルタント資格を取得し、現在は強みを引き出して活かす人材育成をおこなう
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