Q

大学3年生
男性

就活で部活について嘘をついたらばれますか?

エントリーシート(ES)や面接で話す部活経験について悩んでいます。

私は大学で部活に所属していましたが、部長やリーダーなどの役職にはついていませんでした。また、大会で何か実績を残したわけでもありません。

周囲の就活生が部長としてチームをまとめた経験や県大会の出場経験など話しているのを聞くと、自分の経験はインパクトに欠けて見劣りすると感じます。

そこで、部活の経験を「リーダーとして後輩を指導した」というように少し盛ろうかと考えています。ただ面接で深掘りされたときにうまく答えられず嘘がバレてしまうのではないかと心配です。

面接官にはこうした嘘や盛った表現はバレるものなのでしょうか。嘘がバレて不採用になることもありますか?

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/2級ファイナンシャルプランニング技能士

塚本 智美

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0→1の嘘はバレやすい! 本来の自分をアピールしよう

まったくやっていないことに対して「やった」と嘘をつくと、面接官からの深掘り質問に対してボロが出やすくなります。

たとえばリーダー経験について深掘り質問をされた際、実体験がないと回答が曖昧になり、面接官に「本当にやったのかな?」という疑念を持たれる可能性があります。

また、「ぐいぐい引っ張るリーダーシップ」をアピールしているのに、実際の会話から受ける印象が「支え役」「控え目なタイプ」である場合、そのギャップが違和感につながることもありますね。

嘘と断定されなくても高評価にはつながりにくい

嘘をついているという確信がなくても、話の矛盾から「人物像がよく分からない」「本当の強みが伝わってこない」という判断につながることがあります。その結果、評価されずに選考を通過できないともったいないですよね。

リーダーシップには前で引っ張るだけでなく、2番手として支えるなど色々な形があります。

嘘をついて一般的なリーダー像を演じるよりも、自分なりのリーダーシップのあり方や役割を正直に伝えたほうが高評価につながりますよ。

キャリアコンサルタント/NC Harmony代表

有馬 恵里子

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就活で「嘘」は見抜かれる! ありのままの自分を伝えよう

バレるかバレないか以前に、嘘をついてまでアピールしたいかどうか自分の心に聞いてみましょう。

仮に面接官に嘘がバレなかったとしても、嘘をついた自分に対して、心のなかでずっとモヤモヤが残ると思います。嘘がバレるのではないかと心配になるくらいであれば、ありのままの事実をお伝えすることをおすすめします。

実際、面接官はその人が本当のことを話しているかはたいてい見抜くものです。私も面接官として数多くの学生の面接をしてきましたが、きれいに話をまとめていても違う角度から質問すると途端に目が泳ぎ出したり、話にまとまりがなくなったりする学生に出会うこともありました。

話の信ぴょう性をあえて調べはしませんが、面接のやりとりのなかで話のかみ合わない部分が多いとやはり通過は難しいです。

実体験のなかの「あなたらしさ」に魅力がある

インパクトのある経験がないとアピールにならないと思っているようですが、それは違います。あなたの経験自体に価値があることを忘れないでください。

コツコツと練習を重ねてきた継続力や、未経験ながら入部したチャレンジ精神、仲間との関係構築力など、話を盛ったり嘘をついたりしなくても、実際の経験のなかにあなたならではの魅力が表れていますよ。

以下の記事では就活で嘘をつくことのリスクについて解説しています。また、盛ることについても言及しているため、「少しでも自分を良く見せたい」と盛ったり、嘘をついたりすることを考えている人は、目を通しておきましょう。

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