Q

大学2年生
女性

就活における髪色について、黒染めは必須ですか?

就職活動を控えている大学生です。現在、明るすぎない程度に髪を染めているのですが、就活を始めるにあたって、必ず黒染めをするべきなのか迷っています。

周りの友人の多くは黒染めをしていますが、少しでも個性を活かしたい気持ちもあります。企業によっては、茶髪でも許容されるのでしょうか?

髪色が選考や面接の評価に影響することはあるのか教えていただきたいです。また、もし黒染めをするにしても、地毛の黒に近い自然な色にすべきか、完全に真っ黒にするべきかといった点も気になります。

髪色に対する企業や業界ごとの評価基準や傾向について、教えていただけますか?

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/勉強カフェ札幌大通スタジオ代表

渡邊 裕樹

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迷ったら黒髪を選ぶべき

髪色が選考や面接に影響するか? と問われれば、「可能性はある」と答えます。実際、企業によって髪色への考え方はさまざまです。茶髪でも気にしない担当者もいれば、「黒髪のほうが印象がいい」と考える人もいます。

私自身は、髪の毛の色が茶髪でも金髪でもまったく気にしません。その人の能力とは関係ないと考えるからです。

ですが、面接官全員がそう考えるわけではありません。

第一印象のリスクを減らすことが選考突破につながる

たとえば、茶髪を見て「ちょっとチャラいかも?」と感じる人もなかにはいます。でも、黒髪であれば、まずそう思われることはないでしょう。日本人の多くが黒髪なので、「黒=普通・無難」という印象を持たれやすいからです。

個性を大事にしたい、という気持ちはとても素晴らしいと思いますし、それを貫くのも一つの選択です。

ただし、その場合は「相手がどう受け取るかはコントロールできない」ことも念頭に置いてください。もし黒染めをするのであれば、自然な黒(地毛に近い色)で十分です。

金融・公務員は明るい髪色は避けたほうが良い

髪色に対する評価基準や傾向は、企業についてはまったく個別ですが、業界としては金融や公務員などは、サービス提供者への印象を重視して、明るい色を避けた方がいいという風潮があります。

アパレルやベンチャー企業などは、金融・公務員などと比べるとそこまで気にしない傾向があります。

キャリアコンサルタント

高尾 有沙

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黒染め必須ではない!自然な暗髪でOK

髪色は「清潔感・表情の見えやすさ・当日の再現性」が基準で、必ずしも真っ黒一択ではありません。

そもそも、もともと地毛が黒でない人もいらっしゃいますし、昨今は多様性への許容度も上がっています。 髪色単体で選考の評価に影響することはほぼありませんが、金髪など奇抜な髪型は、TPOを問われるのもまた事実です。

地毛に近い自然なダークトーン(6~7トーン前後)なら大半の業界でほぼ問題ありません。逆に黒染めを濃くしすぎると光を吸って顔が暗くみえることがあるため、面接当日の照明下でも健康的に見える範囲に整えるのがコツです。

業界のTPOに合わせ美容室で相談しよう

金融・公務員・接客など保守的な業界は暗めに寄せておく(5~6トーン前後)と安心です。

IT・広告・ベンチャーはやや許容幅がありますが、初回は無難なダークトーン(6~7トーン前後)に合わせてから現場の色に寄せるのが安心です。

美容室でオーダーするときには「就活用に地毛に近い暗髪にしたい。赤みを抑え、色落ちで明るくなりにくい薬剤」をオーダーするとよいでしょう。

カットは目にかからない前髪と耳まわりの毛流れを整えてもらうと、清潔感のある印象となり、かつ写真・面接の双方で再現しやすくなります。

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