Q
大学2年生
女性
世界遺産検定3級は就職活動で有利になりますか?
就職活動を控えている大学生です。世界遺産が好きで、世界遺産検定3級を取得しました。
この資格は、就職活動において履歴書に書くことで何かアピールポイントになるのでしょうか? また、面接で有利に働くことはあるのか教えていただきたいです。
特にどのような業界や職種でこの資格が評価されやすいか、もし有利になるならどのように自己PRで活かせば良いか、具体的なアドバイスをお願いいたします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
検定や級そのものより「どう活かすか」で評価が決まる
世界遺産検定3級は、それ単体で選考の合否を左右する資格ではありませんが、あなたの興味関心と行動力をアピールするためのネタとしては非常に有効だと思います。
また、就職希望先が旅行代理店や観光産業など、国内・海外の観光地や名所について広く知識を持っていることが有利に働く業種であれば、評価にプラスとなるでしょう。
知識ではなく学習意欲や行動力としてPRすることがポイント
検定試験を受け、合格したエピソードを元に教養の深さ、歴史文化への関心、学習意欲などについて、積極的にPRしていきましょう。
逆に、あまりそのような特性が評価されにくい職種を希望しているのであれば、そもそも世界遺産検定とはどのようなものか、今後さらに上級の試験を受けていくつもりはあるのか、受験を経て自分が身に着けた能力はどのようなものか、それによってどのような利益が自分と会社にもたらされるのか、などについてわかりやすく説明できるようにしていくとよいでしょう。
このような場合は、世界遺産に関する知識というようなピンポイントの能力をPRするのではなく、継続的な学習意欲や目標達成力など、やや抽象的な能力に言い換えていくことが重要です。
3級単独は難しい! 行動とセットで語ろう
世界遺産検定3級は、履歴書の資格欄に記載して差し支えありませんが、一般企業では単独で強い評価にはなりにくいレベルです。そんななか、この資格の価値を高めるには「知識をどう役立てたか」をセットで示すことが重要です。
たとえば「地域の観光マップに『文化的背景の一言解説』を付け、来訪者アンケートで満足度を向上した」「ブログで『遺産×SDGs』連載を10本企画し、月間 PVを〇%増した」など、行動と数字があるとより効果的です。
他資格と組合せ再現性を示そう!
観光・旅行・自治体・教育・メディア志望なら特に親和性が高く、可能なら2級以上を目指すと専門性が伝わりやすくなります。
あわせて、語学、MOS(資料作成力)、統計検定(データ活用)、国内旅行業務取扱管理者など職務直結の要素を補強すると、採用側が現場での再現性をイメージしやすくなります。
面接では「なぜ好きか」だけで終えず、「学びを使って誰のどんな課題を解いたか」を一言添えるのがコツです。
時間がない人におすすめ!
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