Q

大学3年生
男性

ホワイトだけど給料が低い企業ってどうですか?

就活を進めるなかで残業が少なく、企業としての安定性もある「ホワイト企業」に惹かれるようになりました。しかしそうした企業は給料が低い傾向があり、ワークライフバランスと経済的な安定のどちらを優先すべきか悩んでいます。

ホワイトだけど給料が低い企業を選ぶことには、どのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか? 新卒でのキャリアスタートとして、長期的に見て後悔しないファーストキャリアを選択するために意識すべき点や具体的な判断基準を教えてください。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

国家資格キャリアコンサルタント/産業カウンセラー

増田 和芳

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自分が優先したいことに合っているなら満足できる

まず自身が就職の軸として何を最優先するかをはっきりさせることが重要です。もし自身が「給料をある程度もらえること」を重視しているのであれば、ホワイトな環境を後悔する可能性があります。

ホワイトが良い理由も突き詰めて考えましょう。自分の時間が取れることや、残業が少ない、有給休暇日数が多いなどのメリットが考えられます。自分の時間も確保して充実させたいのであれば、ホワイトな環境は適しています。

動機付けられる部分も見つけよう

ファーストキャリアを労働条件だけで決めると、その部分に不満が出たときに勢いで辞めてしまう可能性があります。

その会社で「何に魅力を感じるか」「働きがいは何か」といった仕事内容についても、動機づけられる部分を見つけておくことが大切です。

仮に望み通りの給料でなかったとしても入社後に仕事で成果を出し続けていけば昇給も期待できますし、将来的に転職するときにも市場からの評価は高まるはずです。

キャリアコンサルタント/fc-styling代表

冨永 実希

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労働時間を重視し別のことに時間を使いたいならあり

給与と時間のどちらもかなえるのは難しいといえるでしょう。

最近はホワイトすぎて退屈だ、成長しないという理由で辞めていく人も増えています。まずは自身が「どういう風に働きたいのか」「今後どう成長していきたいのか」を考えてみてください。

もしキャリアを積みたいなら、そのキャリアが積めそうな企業を探す必要があります。

自分が求める労働基準を明確にしよう

残業だけをホワイト、ブラックの基準とするのではなく自身にとって何が大切か、給与と時間のどちらを優先するのかを考えましょう。

0か100かではなく残業は何時間程度なら可能かなど、労働条件を自分なりに設定しておくことをおすすめします。

もし労働条件を最優先し余った時間で何かやりたいことが明確に決まっているのであれば、ホワイト企業を選ぶメリットは多いと思います。

「自分には就活の軸がない」と悩みを抱えている人もいるかもしれません。以下の記事では就活の軸90個を一覧で紹介しています。また、自身の就活の軸の見つけ方も解説しているため、自分に合う軸を見つけて就活に活かしましょう。

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