Q
大学3年生
男性
就活で志望動機がまったく書けません。どうしたら書けますか?
現在、就活のエントリーシート(ES)や面接での頻出質問である志望動機がまったく書けず、手が止まっています。
「なぜこの会社なのか」「なぜこの業界なのか」と考えても、「なんとなく良さそう」「安定していそう」といった漠然とした理由しか見つからず、ほかの就活生と差別化できるような説得力のある内容が思いつきません。
志望動機を書くためには、はじめに何をしたら良いのかさえもわかっていません。
志望動機が書けない場合、どうしたら良いでしょうか? 対処法や書く際のポイント、回答例を詳しく教えてください。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
志望動機は「自分の軸」から考え始めよう!
手が止まってしまう、安定しそう、といった漠然とした理由しか出てこないのですね。
まず、「その会社で何をやりたいのか」というところを考えてみてほしいです。
しかし、「その会社がやっている事業になぜかかわりたいのか」と言えるくらい、会社自体にそれほど興味はないと思うんですよ。そんなに知らない企業を受けるわけですから。
だったら、「自分」から考えてください。「自分は就職して何をしたいのか」「どんな職業に就いて、誰の役に立ちたいのか」をご自身でもう一度見直してください。
自分の軸と企業の事業がつながる点を探そう!
それが実現できる会社を探したなかの一つであれば、「それが実現できる会社だと思っています」と、まず言えます。
たとえばインフラの仕事は、社会を裏から支えています。表には出ないので直接「ありがとう」と言われる機会は少ないかもしれません。
しかし、ガスや電気が当たり前に動くよう、影で頑張ってくれている人たちがいます。その人たちのやりがいを聞くと、「当たり前の世の中に貢献していることが一番うれしい」という声が聞かれたりします。
そのため、「自分が何をしたいか」「誰の役に立ちたいのか」といった自分の軸と、「その会社の事業が誰に貢献しているのか」といったその企業の事業内容がどこでリンクするかという点を探してほしいなと思います。
「なんとなく」を深掘りして共感する点を見つけよう!
「なんとなく良さそう」と思ったからには、必ずそう感じた「何か」があるはずです。「なんとなく」で終わらせず、その中身を深掘りすることが第一歩です。
説明会や社員との対話など「いつ」良いと思ったのか、そして、たとえば「安定してそう」と感じたなら、なぜそう感じたのかといった、「何が」良いと思ったのかを突き詰めて考えてみてください。
その「良い」と思ったポイント、つまりご自身が「共感しているポイント」が見つかるはずです。
自分の強みと「入社後の挑戦」につなげよう
その共感ポイントと、ご自身の強みやガクチカを結び付ければ、志望動機が作成できるはずです。
最後に、「〇〇に惹かれました」という理由だけでなく、「入社後は〇〇に挑戦したい」「〇〇に取り組みたい」といった、未来への宣言で締めくくると、より力強い志望動機になります。
面接での効果的な志望動機の作り方や答え方は以下の記事で解説しています。例文も紹介しているので、「どのような志望動機が刺さるかわからない」と疑問を持つ人は事前にチェックしておきましょう。
5つの質問に答えるだけで、志望動機文が一発でまとまります
エントリーする企業数が多く、志望動機の作成時間を短縮したいと悩む就活生は多いでしょう。
そんな就活生におすすめなのが無料の「志望動機作成ツール」です。5つの質問に答えるだけで、志望動機文が一発でまとまります。
できた志望動機をさらにブラッシュアップさせれば、志望動機の作成時間を短縮させられます。






