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外資系企業は何歳まで働けるのでしょうか?
現在、外資系企業への転職を検討しています。
日系企業だと定年が大体60歳〜65歳というイメージがありますが、外資系企業の場合、何歳までキャリアを続けられるのが一般的なのでしょうか?
「外資系は実力主義で、成果が出せなくなると肩たたきにあう」という話もよく聞くので、年齢を重ねてからの働き方や、定年制度について不安があります。日本国内の外資系企業で働く場合、日系企業と比べてキャリアの終わり方はどう違うのでしょうか?
長く外資系で活躍するための、具体的なキャリア戦略や心構えについて、アドバイスをいただきたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
外資系は市場価値や成果によって何歳まで働けるか決まる!
外資系で何歳まで働けるかは、定年規程よりも市場価値の更新と成果を出せるかで決まります。
多くの在日外資は就業規則として、60~65歳前後の定年を定めつつ、雇用延長や嘱託・個人事業契約など多様な形での継続が現実的です。
一方で外資は評価サイクルが短く、役割期待も明確なため、年齢より役割に対する生産性が厳密に見られます。
専門性と成果を出し続けることが長期的な活躍につながる
外資で長く活躍するには、さまざまな要素が重要です。
具体的には、同業他社でも通用するスキルを明文化・専門性の深化、データ活用・業務設計・人材育成など横展開していき、周辺領域への拡張すること。
ほかにも提案・交渉・再現可能なドキュメントなどで英語と書く力を磨く、役割の張り替えに前向きである、などです。
キャリアの終盤ほど売上・コスト・リスクに直結する価値に結び付け、社外ネットワークを維持して外の相場観を常に更新できる人は、年齢に関係なく必要とされ続けます。
また、外資に行ったから外資で働き続けないといけないわけでもなく、外資での経験を日系で活かす人、経験をつけるために外資・日系を往復するような人もいることは知っておいても良いでしょう。
定年は日本企業と同様! キャリアの軸作りが大切
日本国内で活動する外資系企業は日本の法律を遵守するため、原則として60歳または65歳で定年を設けており、日系企業と同様です。
「外資系企業は実力主義で、成果が出なくなると肩たたきにあう」は、一般的に広く知られている外資系有名企業、コンサルティング業界やIT、保険業界などはそれにあたります。
一方で日系企業のように落ち着いた環境を好み、安定して働くことを奨励している外資系企業も多数あります。
キャリアの軸を作ることが適切な企業を見つけるための第一歩
ご相談者様自身が、どのような働き方をしたいのか、どのような活躍を長く継続させたいのか、なぜ外資系企業で働きたいのか、を固めてキャリアの軸を作ることが先決のように思います。
ご相談内容から察するに、外資系企業に限定せずとも、適切な企業、職場が見つかるのでは、とお見受けしております。
まずはキャリアの軸作りから。その軸を持って、エージェントの活用や企業との面接を複数回実施していくことで、ご相談者様にぴったりの環境が見つかるはずです。長いご活躍、心より応援しています。
以下の記事では外資系企業で働くことが向いている人の特徴を解説しています。外資系企業への就職に興味がある人はぜひ参考にしてください。
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