Q
大学3年生
男性
WindowsでZoomの画面録画をすると、相手にバレますか?
現在、就職活動中の大学生です。企業のオンライン説明会や面接が増え、Zoomで話を聞く機会が多くなりました。内容を後から復習したいと思い、Windowsのパソコンで画面を録画できないか検討しています。
Zoomの録画機能を使うと相手に通知されると聞いたのですが、Windows標準のゲームバーや外部の録画ソフトを使った場合でも、企業側にバレることはあるのでしょうか?
また、録画がバレないとしても、企業説明会や面接を勝手に録画するのはマナー的に問題がありますか?
録画せずに内容を残すための良い方法があれば、具体的に教えていただきたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
基本的にはバレないが無断録画は盗録と同じだと認識しよう
面接の振り返りのために、パソコンでの画面録画を検討されているのですね。
まず、ZoomやTeamsなどのWeb会議ツール自体に備わっている録画機能を使用した場合、通常、相手方にも録画中である旨の通知が表示されます。そのため、相手は録画されていることを明確に知ることになります。
無許可で録画することは重大なマナー違反になる
私たちビジネスパーソンの間では、ミーティング相手に対して録画の許可を取ることは必須のマナーです。
就職活動という公的な場において、応募者である学生側から無断で録画をおこなうことは、発覚した場合に信頼できない人物という深刻な評価を受けかねず、リスクが非常に高いと言えます。
もし、どうしても録画をしたい場合、WindowsのゲームバーやMacのQuickTimeなどパソコンのOS標準搭載の画面録画機能を使えば、相手に通知せずに録画すること自体は技術的に可能かもしれません。
しかし、これは相手の許可を得ていない盗録と同じ行為です。企業側が許可していない録画は、重大なマナー違反であり、倫理的な問題もともないます。
万が一、その事実が何らかの形で発覚した場合、内定取り消しを含めた厳しい結果につながる可能性も否定できません。
録画ではなく正当な振り返り方法を選ぶ姿勢が信頼につながる
面接内容を記録したいという気持ちは理解できますが、無断録画のリスクはあまりにも大きすぎます。
録画に頼るのではなく、面接後はすぐに記憶が鮮明なうちにメモを取るなど、別の方法で振り返りをおこなうことを強く推奨します。
録画の可否は技術ではなくマナーと信頼で判断すべき
Zoomで録画をすると、質問者様の認識のとおり録画が開始されたことが企業側に通知されます。また、ホストでない場合は録画ができません。
録画や録音を希望する場合は、事前にクライアント企業に録画もしくは録音したい旨を理由も含めて伝え可能かどうかを確認する必要があるでしょう。
内緒で録画したり、スマートフォンなどで音声を録音したりすると、企業のクライアント情報やサービスの機密情報も、説明会で話されることもあるので盗聴ととられてしまい、最悪の場合は犯罪事件へと発展する可能性があります。
また、内緒でおこなうことは気持ち的にも後味が悪いとも考えます。ですので、事前に許可をいただいていない録画や録音は絶対に控えましょう。
メモに要点を残す正しい振り返り方が最も安全で確実
録画などをせずに内容を残す方法としては、アナログな方法になりますが、要点をメモに残したり、ブラインドタッチが得意であればパソコンにメモとして残していくのが妥当でしょう。
すべての話をメモに残そうとすると、メモを取ることばかりに気が取られ、話の内容を深く聞いたりすることが疎かになってしまいます。
また、応募企業の会社の雰囲気や社風などが自分に合うかどうかを確認することも忘れてしまうので、メモは要点のみを残していくことを心掛けましょう。
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