Q
大学3年生
女性
面接官の態度が悪いのは私のせいですか?
ある企業の面接中に面接官の態度が悪く、終始威圧的に感じてしまい、自信を失ってしまいました。
質問に詰まったり、うまく答えられなかったりすると、面接官が露骨にため息をついたり、無関心な態度を取ったりするのが本当に怖かったです。
志望度の高い企業だったので、自分の準備不足や態度が原因で面接官を不機嫌にさせてしまったのかと自分のせいだと考えてしまい、絶対に落ちたと感じています。
一方で、こんなに感じが悪いと、もし合格できても一緒に働きたくないなとも感じ、選考を辞退するか迷っています。
面接官の態度が悪いのは、学生側に何か理由がある場合が多いのでしょうか? 面接官の態度が悪いときの対処法や、面接官の態度が理由で選考を辞退しても良いのかどうか、アドバイスをお願いします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
あなたのせいとは限らない! あえて圧をかけているケースも
質問者さんのような不安はよくあることです。もし自分自身が元々年配の方が苦手だと、年配の面接官の態度がすごく悪い印象だと感じてしまうこともあるでしょう。
しかし、面接官の態度が悪いのは、一概に学生のせいとは限りません。
圧迫役の可能性も! 対応力を見られているととらえよう
人事側の裏話として、面接官があえて役割を演じている場合があります。
たとえば、3人の面接官が「優しい人」「普通の人」「わざと無愛想にする人」といった役割分担をし、圧力がかかった状態で学生がどう対応するかを見ているケースです。
その態度が本当に威圧的すぎるのは論外ですが、学生の対応力を見るために意図的におこなっている可能性もありますよ。
面接官の態度が悪くても自分を責める必要はありません
面接で威圧的な態度に出会うと、本当に傷つきますよね。「自分が悪かったのかも」と責めてしまう気持ち、とてもよくわかります。
実際、面接中に無表情で腕を組まれたり、ため息をつかれたりしたという声を聞いたりします。
ただ、同じ学生でもほかの企業では同じ話し方でも好意的に受け止められ、結果的に複数の内定をえています。つまり、その面接官の態度が、その学生の価値を測るものではなかったのです。
採用の現場では、残念ながら面接官のスキルや相性にばらつきがあります。最近は「選考は企業が学生に見られる場でもある」という意識が広がっていますが、残念ながらすべての企業が実践できているわけではありません。
違和感を覚えたら「企業文化の見極めサイン」ととらえよう
面接官の態度が悪いからといって、その原因があなたにあるとは決めつけないでください。
対処法としては、面接後に気持ちを整理し、ほかの社員と話す機会があれば「現場の雰囲気」も確認すると良いです。
それでも違和感が強ければ、辞退という選択も正当です。企業文化は、日々の働く安心感に直結します。その違和感を無視せず、自分の働きたい環境を大切にして良いですよ。
以下の記事では圧迫面接の特徴や対応の方法などを解説しています。圧迫面接の対処法がわからない、応募企業が圧迫面接をするという噂があるなど、当てはまる人は事前にチェックしておきましょう。
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