Q
大学3年生
女性
短所の頑固さをポジティブに伝えるにはどうすれば良いですか?
自分の短所は頑固なところだと認識しています。
たとえば、アルバイトの発注業務では先輩のやり方よりも自分のやり方のほうが効率的だと考えて実行したり、ゼミ活動でチームの意見が対立した際に自分の意見を繰り返し主張したりなどです。
これを面接で伝える際、そのまま「頑固です」と言うと、「協調性がない」「扱いにくい」とマイナスな評価を受けるのではないかと不安です。
私は、この頑固さを「信念の強さ」や「最後までやり抜く粘り強さ」としてポジティブに評価してもらいたいと思っています。
頑固さを短所として挙げたうえで、ポジティブに伝えるにはどうしたら良いでしょうか? 企業に好印象を持ってもらえるおすすめの言い換え表現や、頑固さをポジティブに伝えるコツがあればアドバイスをお願いします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
「頑固さ」は「信念が強い」と言い換えよう!
ご自身で「協調性がない」と分析されているように、頑固さは「柔軟性がない」ともとらえられます。
しかし、ポジティブに伝えるなら「信念が強い」という表現ができます。
あるいは、短所として「頑固なところ」を認めたうえで、「今後は柔軟性も持てるよう意識していきたい」と改善の姿勢を見せる伝え方もあります。
このように、「短所は頑固さである」という点だけネガティブに強調されないような表現をするのを意識してみてください。
「他人から頑固だと言われたことがある」という伝え方も一つの手
自分だけで考えるのではなく、「他人から頑固だと言われたことがある」といった客観的なエピソードを交えるのも一つの手です。
頑固さは扱い方次第で強みに変えられる
「頑固です」という表現は、人によっては「協調性がない」「柔軟性に欠ける」といったマイナスの印象を持たれることがあります。
ですが、感じ方は人それぞれで、海外では「dedicated(信念を持ち、献身的)」とポジティブとらえられることもあります。
そのため、大切なのは「どう伝えるか」です。
「短所→エピソード→学び→活かし方」の構成が効果的
たとえば、このような構成で話すと、頑固さをポジティブに印象付けることができます。
1. 短所の提示
「私の短所は頑固なところです」と素直に伝えます。
2. 具体的なエピソード
「アルバイトで、先輩の発注手順よりも自分の方法のほうが効率的だと考え、自ら改善案を提案、実行しました。結果として、発注ミスを30%削減することができました」
3. 得た学び・改善の工夫
「ただ一方的に主張するのではなく、まず相手の意見を丁寧に聞いたうえで、自分の考えを伝えるようにしています」
4. 企業での活かし方
「この経験を通して、信念を持ちながらも周囲と協働する姿勢を大切にしています。貴社でも、より良い成果をチームで生み出す一員として貢献したいと考えています」
このように、「自分の考えを持って行動できるが、柔軟に学ぶ姿勢もある」ことが伝われば、それは短所ではなく大きな強みとなるでしょう。
自分の特性をどう伝えたら自分らしく伝わるか。そこにこだわることで、面接の場で光る個性となりますよ。
短所は工夫次第で長所に言い換えることができます。以下の記事では短所を長所としてアピールする方法や選考に役立てるための方法などを解説しています。
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