Q
大学3年生
男性
履歴書や応募書類の締切で、必着と当日消印有効にはどのような意味がありますか?
就職活動の応募要項で「必着」や「当日消印有効」と書かれているのを見かけますが、具体的にどのようなちがいがあるのかわからず不安です。
特に必着の場合は締切日までに企業に届いていなければならないと聞きましたが、当日ポストに投函しても間に合わないものでしょうか?
もし締切が当日で郵便局の窓口に行けない場合、確実に間に合わせるためにどのような方法を取るのが適切か迷っています。
必着と当日消印有効の正しい違いと、締切当日の正しい対応方法を教えてください。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
必着と当日消印有効の違いは届く期限と送る期限の差にある
「必着」というのは、その日までに企業に応募書類が届いていなければなりません。
企業側としては選考スケジュールの関係上、実際にその日までに書類が届いていないと受付をおこなわないということですね。
一方で「当日消印有効」というのはその日までに郵便局での消印が押されてさえいれば、その翌日に応募書類が届いても大丈夫です。
当日ポストに投稿しても集荷時間後に投函した場合、翌日扱いになります。また配達先によっては数日かかるケースもあり、当日中には間に合わない可能性が高いです。
締切日の条件を聞いて最適な発送方法を選ぼう
締切が当日の場合速達対応について郵便局の窓口で尋ねるケースが一般的です。
もし締切当日に窓口に行けない場合には、速達扱いで郵便ポストに書類をお送りすることと並行して企業の担当者に電話で相談しましょう。
「本日中に必着とのことで速達でお送りさせていただいておりますが、間に合わない可能性もあるためメールにてPDFデータを送付させていただけませんか。」と相談してみましょう。
もし承諾を得ることができた際には、応募書類をPDFデータにした上でメールにて担当者へお送りしましょう。
違いは届ける期限と出す期限!
応募書類の「必着」と「当日消印有効」には明確な違いがあります。
必着:締切日までに応募先に書類が届いていなければなりません。到着が遅れると期限を過ぎた扱いになります。
当日消印有効:締切日の郵便局で押された消印があれば、その日に発送していれば期限内とみなされます。到着は後日でも問題ありません。
必着の場合当日ポストに投函しても、間に合わない可能性が非常に高いです。
何が正解というものはありませんが締め切り当日の場合はポストに投函したり郵便局に問い合わせたりしても、おそらくその日に到着することはほぼ不可能です。
間に合わないときこそ誠実な連絡と指示確認が評価を左右する
相手先企業に連絡して指示を仰ぐことが一番現実的ではないでしょうか。その際も丁寧に誠実に対応することがとても大事になります。
ウソをついたり言い訳をせずにまずは期日に間に合わないことを謝罪したうえで、指定された手段(たとえばPDFで電子で送付するなど)で送付するようにしましょう。
ここでの対応がピンチをチャンスに出来るか、逆にしてしまうかの分かれ道かもしれません。誠実な対応を心がけましょう。
以下の記事では失敗しない履歴書の書き方を解説しています。また、提出時のマナーなどについても触れているため、これから履歴書を作成し提出する機会がある人は、事前にチェックしておきましょう。
履歴書を書く時間がない時は、「履歴書完全マニュアル」を活用しよう!
履歴書に何を書けばいいか困っていませんか?就活は限られた時間の中で準備する必要があるので、履歴書だけに時間をかけてはいけません。
そんな時は履歴書のポイントを網羅した「履歴書完全マニュアル」を参考にしましょう。この資料を見れば、選考を突破できる履歴書をすぐに書くことができます。
実際に利用できるテンプレートもついているので、書き方を参考にしながら志望企業の選考を突破しましょう。






