Q

大学3年生
女性

面接で緊張しない方法はありますか?

これから本命企業の面接を控えています。書類選考は通ることが多いのですが、面接になると極度に緊張してしまい、頭が真っ白になって伝えたいことが言えずに落ちることが続いています。

面接練習では話せるのに、本番になると声が震えたり、質問の意図を理解できなくなったりするのが悩みです。

面接で少しでも緊張しない方法はないでしょうか? 本番で必要以上に緊張せずに力を発揮するための心構えや、直前のリラックス方法について知りたいです。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

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国家資格キャリアコンサルタント/国際コーチング連盟(ICF)ACC

五十嵐 篤

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緊張を抑えようとせず話す順を決めておくのがコツ

面接で緊張してしまうこと自体は、決して悪いことばかりではありません。むしろ、あなたが本気で臨んでいる証拠でもあります。それに、大人で経験を積んでいても、緊張を抑えるのは決して簡単ではありません。

大切なのは、緊張を無理してなくすことではなく、多少の緊張があっても話せるように準備しておくことです。

効果があるのは、「答えを丸暗記しようとしないこと」です。本番で緊張すると、暗記した言葉はすぐに飛んでしまいます。そして、飛んでしまうと頭が真っ白になりがちです。

細かい部分を全て暗記するより、「どんな質問でも話す順番だけ決めておく」くらいに考えておくのが現実的かつ重要になります。

結論・理由・具体例・まとめの型を身に付けよう

①結論、②理由、③具体例、④まとめの順番で話す準備をしておきましょう。話す構造が身に付きます。多くの質問にも対応でき、頭が真っ白になりにくくなるはずです。

また、面接を「合否の場」と思えば思うほど、緊張は大きくなります。「相手と話し合う時間」「自分を知ってもらう場」と考え方を変えるほうがいいですね。

直前のリラックスの際は深呼吸よりも、ゆっくり息を吐くほうが心拍数は落ち着きます。

国家資格キャリアコンサルタント/2級ファイナンシャル・プランニング技能士

山田 圭佑

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面接は重大なものという思い込みを捨て、緊張の壁を壊そう

質問文を見る限り、練習をしても本番になると声が震えるということですね。これは、「面接が自分の人生を左右する」など重くとらえていることが原因かもしれません。

本番で緊張せずに臨むためには、「この会社に落ちてしまったらもう人生がめちゃくちゃだ」というような思い込みを捨てることが大事です。

世のなかには本当に多くの働く場所があり、会社に所属するかどうかも一つの選択肢にすぎません。

今回の面接は現在のあなたにとっては重大かもしれませんが、これからの人生まで広げていくと大したことのないことだ、というある種のメタ認知(自分を引いて客観視すること)ができるかが一つのポイントになるはずです。

練習は固定メンバーNG! 初対面慣れをしよう

もし、初対面の人に会うとものすごく緊張するのなら、面接練習のときに固定メンバーになっていないかどうかを確認してください。

いつも同じ人を相手に練習をしていると、初対面の人に会う際の緊張が緩和されません。そこに慣れていく必要があります。

キャリアセンターに何人か担当者がいるのなら、毎回別の人にお願いしてみましょう。学校であまり会わない友達にお願いするのも効果的です。とにかく初対面の人とのやり取りに慣れてみてください。

練習時にさまざまな人からのバラバラの質問に答えることで、本番に近い状態を体験することができます。多数の人と模擬面接をしていくことを繰り返すのがテクニック的には大事です。

面接本番前の方へ
39点以下は要注意!面接力を診断してください

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