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行政書士の資格は履歴書にどう書けば良いですか?

行政書士試験に合格し、資格を取得しました。

これから転職活動を始めるにあたり、この行政書士の資格を履歴書に正しく記載したいです。

資格名は「行政書士試験合格」「行政書士登録」のどちらで書くべきでしょうか? また、資格を強調するために、資格取得日や登録番号なども記載したほうが良いのか教えていただきたいです。

応募する職種は士業ではありませんが、法務や総務にかかわるポジションを考えています。行政書士を最大限アピールするには、資格欄の書き方以外に、自己PRや職務経歴書でどのような工夫をすべきか、アドバイスをお願いします。

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キャリアコンサルタント/キャリアコンサルティング技能士

瀧本博史

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資格名は正確さに書くことが重要!

行政書士資格の書き方は、採用担当者の受け取り方に大きく影響する重要なポイントです。

これまで行政書士試験合格者や登録済みの方を支援してきましたが、履歴書の表記一つで法務領域への理解度や細部への注意力を判断される場面は少なくありません。

特に法務・総務系の職種では、記載の正確さがそのまま慎重さや業務精度のアピールにつながります。

「合格」と「登録」は書き分ける

行政書士は、行政書士法に基づき、登録して初めて名乗れる国家資格です。そのため、未登録の場合は「行政書士試験合格」と書くのが正解です。

登録を済ませている場合は「行政書士(登録番号〇〇〇〇)」としても問題ありません。ただ、番号の記載は義務ではないため、法務寄りの職種に応募する際に限定して記すのがおすすめです。

過去には、登録をしていないのに「行政書士」とだけ書いて面接で指摘を受け、気まずい思いをした例もありました。採用担当者はそのあたりの線引きをしっかり見ています。

資格の書き方例は次のとおりです。

2024年 行政書士試験合格
2024年 行政書士登録(登録番号:〇〇〇〇)

資格だけでなく、資格取得の際に身に付けたスキルもアピールしよう

また、資格を単なる肩書きにせず、学習を通じて得たスキルを具体的に伝えることが効果的です。

条文を丁寧に読み、要点を整理する力、制度を調べ根拠を持って説明する力、正確な事務処理や期限管理の力などは、法務・総務職で高く評価されます。

行政書士試験の学習で培った能力を社内規定整備や書類管理力といった実務スキルに結びつけて伝えると、採用担当者に確実に伝わりやすくなります。

国家資格キャリアコンサルタント/交流分析士インストラクタ―

小山 亜矢子

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履歴書には「行政書士試験合格」と正確に記載しよう!

行政書士の資格は、合格して登録はまだしていないとのことですので、「20XX年 行政書士試験合格」と書くのが正確です。登録した場合は、登録番号も書くことで信用性が上がります。

行政書士の業務には、書類作成など、正確性を求められるものが多いです。履歴書においても記述の遵守や論理性の担保をおこなうことで適性を示しましょう。

資格取得で得た能力を仕事にどう活かすか伝えよう!

資格取得の背景にある「正確な書類作成ができる力」「論理的に考える能力」といったスキルが、応募企業でどう活かせるかをセットで伝えるべきです。

たとえば、法務では契約書などに関する確認、総務では社内規定にかかわる項目のチェックなどで活かせます。

以下の記事では行政書士の資格を活かした就職の方法や対策方法などを解説しています。就活を有利に進めるために行政書士資格の取得を検討している人は、ぜひ参考にしてください。

以下の記事では失敗しない履歴書の書き方を解説しています。また、提出時のマナーなどについても触れているため、これから履歴書を作成し提出する機会がある人は、事前にチェックしておきましょう。

履歴書を書く時間がない時は、「履歴書完全マニュアル」を活用しよう!

履歴書に何を書けばいいか困っていませんか?就活は限られた時間の中で準備する必要があるので、履歴書だけに時間をかけてはいけません。

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実際に利用できるテンプレートもついているので、書き方を参考にしながら志望企業の選考を突破しましょう。


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