大学院生は履歴書で学歴・職歴をどう書く? 研究成果の伝え方も解説

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この記事にコメントしたアドバイザー

  • 上原 正光

    上原コンサルティングオフィス代表 保有資格:国家資格キャリアコンサルタント(登録番号20038717)/2級キャリアコンサルティング技能士(第21S17400467号) SNS:X(旧Twitter)/Facebook

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  • 吉田 隼人

    就活塾・転職塾・キャリアデザインスクール 我究館コーチ 保有資格:国家資格キャリアコンサルタント(登録番号23022119) SNS:X(旧Twitter)/ブログ

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  • 加藤 賀子

    ウーマンパワー・プロジェクト代表 保有資格:国家資格キャリアコンサルタント(登録番号17022743)/訓練対応キャリアコンサルタント(修了者番号2013033496)/産業カウンセラー(登録番号22003867)/両立支援コーディネーター(登録番号00210826357)/第二種衛生管理者(免許証番号60004127162) SNS:Instagram/Facebook/アメーバブログ    

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就活中の大学院生の中で、「履歴書の学歴・職歴欄の書き方がわからない」「履歴書で研究成果をどう書けば良い印象を残せるのだろう」と悩んでいる人は多いのではないでしょうか。

履歴書は自分の身元を証明する重要な書類で、応募者は正確な情報を記載しなければなりません。なおかつ、選考であなたの印象を大きく左右する影響力を持っています。

この記事では、キャリアアドバイザーの上原さん、吉田さん、加藤さんのアドバイスを交えつつ、大学院生ならではの履歴書の記載方法やアピールのコツを解説します。これから履歴書を作成する大学院生は、ぜひ参考にしてください。

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大学院ならではの記載方法やアピールのコツを押さえて履歴書を作成しよう

就活では、大学院生も大学生と同じように、履歴書を作成する機会が多々あります。ただ、書き方は異なる点があるので、大学院生は大学院生としての適切な記載方法を押さえなければなりません。

記事ではまず、大学院生が特に注意するべき学歴・職歴欄の書き方について、修士課程の場合や博士課程の場合など、状況別に解説。自分の状況に応じた適切な記載方法を押さえましょう。

次に、免許・資格欄や自己PR欄などの各項目で大学院で学んだことを効果的にアピールする方法を解説します。記事の最後では、NGパターンも紹介しているので、最後まで確認して、完璧な履歴書を作成しましょう。

大学生と比べて大学院生の就活ノウハウについては情報が少なく、どのように進めれば良いのかわからず悩んでいる大学院生もいるのではないでしょうか。以下のQ&Aで、キャリアコンサルタントが大学院生の就活の進め方についてアドバイスしているので、ぜひ参考にしてください。

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履歴書に何を書けばいいか困っていませんか?就活は限られた時間の中で準備する必要があるので、履歴書だけに時間をかけてはいけません。

そんな時は履歴書のポイントを網羅した履歴書完全マニュアル」を参考にしましょう。この資料を見れば、選考を突破できる履歴書をすぐに書くことができます。

実際に利用できるテンプレートもついているので、書き方を参考にしながら志望企業の選考を突破しましょう。


大学院生が履歴書で特に注意するべき項目は学歴・職歴欄

就活における履歴書は、応募先企業に対して自分の正確な情報を示す重要な書類です。事実に反する情報を履歴書に記載した場合、経歴詐称と判断され、選考で不利になるリスクがあります

大学院生の場合、履歴書の学歴・職歴欄を記載する際は特に注意しましょう。大学生向けの記入例を参考にしたり、思い込みで作成すると、誤った記載をすることになりかねません。

大学院までの自分の経歴を正確に応募企業に伝えるために、大学院生ならではの学歴・職歴欄の書き方を押さえましょう。

履歴書の書き方をイチから知りたい人には、こちらの記事がおすすめです。学歴・職歴欄も含めた新卒が書くべき14項目の書き方を解説しています。
新卒用履歴書の書き方完全版|よくある失敗や受け渡しのマナーも解説

上原 正光

プロフィール

学歴と職歴を正確に記載することで、自身のスキルや専門性に対して適切な評価を受けられます。また、履歴書を正確に記載することは、企業から自身に対する印象として、誠実さや信頼性を高めることにつながります。

大学院生の履歴書の学歴欄の書き方

大学院生の履歴書の学歴欄の書き方

  • 修士課程の場合
  • 博士課程の場合
  • 学科や学部を変更した場合
  • 編入もしくは転入した場合

大学院生でも修士課程と博士課程では、学歴欄の記載内容が異なります。また、途中で学科や学部変更、編入もしくは転入を経験した人もいるでしょう。それぞれの状況によって書き方は異なるため、自分の状況に応じた適切な記載方法を押さえましょう。

学歴欄に大学院の情報を記載する前に、大学以前までの学歴を正しく書く必要があります。大学までの学歴の書き方については、こちらの記事で確認しましょう。
大学生・院生必見! 履歴書の学歴欄の正しい書き方とは?

履歴書の学歴欄は「在学中」や「卒業見込み」さまざまな書き方が見られます。以下の記事では正しい書き方を解説しているので参考にしてみてください。
履歴書の学歴は「在学中」? 卒業見込みとの違いと正しい書き方

修士課程の場合

大学院生の履歴書の学歴の書き方

大学から大学院に進んだ際、母体の学校は変わらない場合でも、上記のように大学卒業と大学院入学をそれぞれ記載します。

併せて、大学院は修士課程と博士課程に分けられるため、「〇〇大学大学院〇〇研究科〇〇専攻 修士課程 入学」というように、大学院名と研究科、専攻と併せて課程も記載しなければなりません

また、大学院は「卒業」ではなく「修了」を使用します。大学院名、研究科、専攻、課程の後に「修了見込み」と記載しましょう。もしすでに修士課程を修了している場合は、「見込み」は不要です。

吉田 隼人

プロフィール

履歴書の学歴欄でよくやってしまいがちなのが、西暦や和暦がずれていたり、卒業月がずれていたりするなどのミスです。

特に修士や博士、海外留学、留年や休学、浪人、ダブルディグリーなどを経験している学生の場合、一般的な記入例は参考にならない可能性が高いため、自分でしっかりと確認しましょう。

休学や留年をしている場合、就活で不利にならないか不安な人もいるのではないでしょうか。以下のQ&Aで、キャリアアドバイザーが休学や留年の就活への影響について解説しているのでぜひ確認してください。

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自己PRが思いつかない人や、忙しくて自己PRを考える時間がない人は、まずはツールを使ってみることをおすすめします!

博士課程の場合

学歴・職歴
20113〇〇市立〇〇中学校 卒業
20114〇〇県立〇〇高等学校 入学
20143〇〇県立〇〇高等学校 卒業
20144〇〇大学〇〇学部〇〇学科 入学
20183〇〇大学〇〇学部〇〇学科 卒業
20184〇〇大学大学院〇〇研究科〇〇専攻 修士課程 入学
20203〇〇大学大学院〇〇研究科〇〇専攻 修士課程 修了
20204〇〇大学大学院〇〇研究科〇〇専攻 博士課程 入学
20253〇〇大学大学院〇〇研究科〇〇専攻 博士課程 修了見込み
博士課程の場合の履歴書の記入例

修士課程を修了し博士課程に進んだ場合、ひとまとめにせずに、それぞれの課程を分けて記載します。「修士課程入学」「修士課程卒業」「博士課程入学」「博士課程修了見込み」の順に、いずれも大学院名、研究科、専攻、課程を書きます

加藤 賀子

プロフィール

「修士課程入学」と「博士課程修了見込み」だけを記載していて、「修士課程修了」と「博士課程入学」の記載を忘れているケースはよく見られます。それぞれの課程をしっかりと記載するようにしましょう。

学科や学部を変更した場合

学歴・職歴
20163〇〇市立〇〇中学校 卒業
20164〇〇県立〇〇高等学校 入学
20193〇〇県立〇〇高等学校 卒業
20194〇〇大学〇〇学部〇〇学科 入学
20233〇〇大学〇〇学部〇〇学科 卒業
20234〇〇大学大学院〇〇研究科〇〇専攻 修士課程 入学
20244〇〇大学大学院〇〇研究科△△専攻 修士課程 転学部
20253〇〇大学大学院〇〇研究科△△専攻 修士課程 修了見込み
学部や学科を変更した場合の履歴書の記入例

学科や学部を変更した場合、変更前の学部・学科を修了していなくても、入学したことは記載しなければなりません。変更前の学部・学科も正式名称を記載しましょう。

次の行では、変更後の学部・学科の正式名称と、「転学科」もしくは「転学部」と記載します。学部変更であれば「転学部」、学科変更であれば「転学科」です。

編入もしくは転入した場合

学歴・職歴
20153〇〇市立〇〇中学校 卒業
20154〇〇県立〇〇高等学校 入学
20183〇〇県立〇〇高等学校 卒業
20184〇〇大学〇〇学部〇〇学科 入学
20223〇〇大学〇〇学部〇〇学科 卒業
20224〇〇大学大学院〇〇研究科〇〇専攻 修士課程 入学
20234△△大学大学院〇〇研究科〇〇専攻 修士課程 編入
20253△△大学大学院〇〇研究科〇〇専攻 修士課程 修了見込み
転校もしくは転入した場合の履歴書の記入例

大学院生の途中で別の大学院に移った場合、まずは最初の大学院に入学したことを記載します。最初の大学院を修了していない場合は「修了」と書かずに、次の行では別の大学院に「編入」したことを書きます

大学院を途中で転入しましたが、できればあまり言いたくありません……。

上原 正光

プロフィール

正確に記載するべき! 虚偽の記載は内定取り消しにつながりかねない

経歴を覆すことはできません。正確に記載しましょう。

多くの企業では、採用選考時や内定後に、成績証明書や卒業見込証明書の提出を求めます。これらの書類を提出すれば、転入や転学の事実は明らかになる可能性が高いです。

虚偽の記載をしたことが発覚すれば、最悪の場合内定取り消しにもなりかねません。

できればあまり言いたくない理由とは何でしょうか。転入や転学の理由がきちんとしていれば、企業は否定的な評価をすることはありません。虚偽の記載をするのではなく、企業側が納得する説明をきちんとできるようにしておきましょう。

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 (リーダーシップが強みの場合) 
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大学院生の履歴書の職歴の書き方

大学院生と同じ年齢の人だと、すでに社会に出て職歴のある人も多いですよね。「自分も何か職歴を書いた方が良いのではないか」と考える大学院生もいるのではないでしょうか。

また、大学院生時代に、ティーチング・アシスタント(TA)やアルバイトなどで収入を得ていた場合、職歴に記載するべきか悩む人もいるでしょう。

ここでは、TAや日本学術振興会の特別研究員制度(学振)の経験がある場合と、アルバイト経験がある場合、職歴欄に記載するべきか、記載するのであればどう書けば良いのかを解説します。

TAや学振の経験がある場合

ティーチング・アシスタント(TA)とは

大学院生が、学部学生に対して実験や演習の際、助言したり補助的業務をおこない、給料を受け取る制度

日本学術振興会の特別研究員制度(学振)とは

日本学術振興会による特別研究員に採用されると、2年間もしくは3年間、研究奨励金や科研費の提供を受けられる制度

TA経験がある人には、大人数の学部生を指導する中で高いコミュニケーション能力や協調性が身に付いていることが期待できます。また、学振に選ばれる人は、大学院生の中でも優秀な人材なので、より高度な専門性を身に付けていると見なせます。

そのため、TAや学振の制度を理解している企業であれば、履歴書に職歴として記載することで有利に働くことがあります。職歴欄に記載する場合は、以下を参考にしてください。

年   月職歴
2018年9月~
2019年8月
〇〇大学〇〇学部ティーチングアシスタント
2019年4月~
2021年3月
日本学術振興会奨励研究員(〇〇教授指導のもと、〇〇に関する研究に従事)
TAや学振の経験がある場合の履歴書の記入例

上記のように、TAの場合は勤務先と職名、学振の場合は職名と研究内容を記載しましょう。

TAや学振は職歴として履歴書に記載しても良いのでしょうか?

吉田 隼人

プロフィール

公的機関や外資系企業の履歴書には記載するのがおすすめ

TAや学振を履歴書に記載するかどうかは、応募する企業によって判断しましょう。

大学や公的な研究機関の研究職などに応募する際は、比較的職歴として認識されていることが多いため、積極的に記載しましょう。また、外資系企業でもTAや学振はキャリアとしてみなされることが多いのでぜひ記入しましょう。

しかし、日本の一般的な民間企業だと、基本的にはTAや学振は職歴として判断されにくいため、記載しても評価してもらえる可能性は低いと考えられます。

アルバイト経験がある場合

新卒の就活では、一般的にアルバイト経験は職歴に記載しません。正社員や契約社員などとしての就業経験がなく、TAや学振も経験していない場合は、職歴は「なし」と記載しましょう。

ただし、アルバイトでの経験が応募先企業の業務に直接的に活かせる場合は、履歴書に記載することで有利になるかもしれません。記載する場合は、下記の記入例を参考にしてください。

学歴・職歴
20217〇〇株式会社 入社(アルバイト)
 〇〇スクール〇〇校で高校生の個別指導に従事
20236一身上の都合により退職
アルバイト経験がある場合の履歴書の記入例(塾講師の場合)

職歴欄にアルバイト経験を記載する際は、アルバイトと明記しなければ、正社員経験があるのだと誤解させてしまう可能性があります。企業名と併せて(アルバイト)と書きましょう。

また、簡潔にでも業務内容を記入しておくと、応募先企業の業務との関連性が伝わりやすくなります。

アルバイト経験は職歴として履歴書に記載しても良いのでしょうか?

加藤 賀子

プロフィール

経験が直接的に活かせるなら記載するのがおすすめ

一般的にアルバイト経験は職歴に記載しませんが、応募先企業の業務に直接的に活かせる場合は、職歴に記載して問題ありません。

むしろ記載することで、応募先企業の担当者はあなたが業務に活かせるアルバイト経験をしていることを把握し、前向きに評価してもらえる可能性が高まります。

業務に活かせるアルバイト経験は、積極的に記載するようにしましょう。

業務と直接的には関連がない場合も、自己PRやガクチカであればアルバイト経験のアピールは効果的な可能性があります。以下の記事で効果的にアピールするコツを解説しているので、ぜひチェックしてくださいね。

自己PR
例文10選|アルバイト経験の自己PR必勝法を企業目線で解説

ガクチカ
例文15選|アルバイトのガクチカの作り方と印象に残すコツ

自己PRが思いつかない人は、ChatGPTを活用して自己PRを完成させよう

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 (リーダーシップが強みの場合) 
私はリーダーシップを発揮できる人材です。学生時代にサークル長として運営に携わった際に、リーダーシップを養うことができました。サークル長を務めていたフットボールサークルでは、練習場所や時間が取れないことや、連携を取り切れていないことが問題でした。そこで、大学生側に掛け合い週に2回の練習場所を確保し、時間を決め活動するようにメンバーに声掛けを行いました。さらに週末明けに今週の活動の詳細をメンバーに配信することで連携強化に努めた結果、サークル加入率を前年度の3倍まで伸ばすことができました。問題にしっかりと焦点を当て、迅速に対応していき、周りを良い意味で巻き込んでいくリーダーシップを御社でも活かしていきたいと考えております。

履歴書で大学院で学んだことを効果的にアピールする方法

大学院生活では、大学では得られない学びや経験があったのではないでしょうか。大学院での学びや培った知識、スキルを効果的にアピールすれば、多くの企業の選考で高評価を獲得できます。しかし、大学院でさまざまなことを学んだにもかかわらず、素材の良さを活かしきれない大学院生は多くいます。

ここで解説する2ステップを踏んで、大学院で学んだことを効果的にアピールする方法を習得しましょう。

ステップ①大学院で学んだことを棚卸ししよう

ステップ①大学院で学んだことを棚卸ししよう

  1. 大学院に進んだ理由を振り返る
  2. 大学院での取り組みや実績を整理する
  3. 学んだことをどう活かしたいか明確にする

大学院での学びを効果的にアピールするには、まずは自分が大学院でどのようなことを経験し、そこからどのような学びを得たのか理解していなければなりません。よって大学院で学んだことの棚卸しが必要です。

大学院で学んだことに関しては、面接で質問される可能性もあります。回答を掘り下げられたときに、履歴書に記載した内容と矛盾しない的確な回答をするためにも、履歴書を作成する前に、大学院で学んだことを棚卸ししましょう

①大学院に進んだ理由を振り返る

多くの企業が重視している採用基準に、目的意識を持って行動できているのかがあります。目的意識を持った社会人は、上司の指示に従うだけではなく、目的を果たすために何ができるか考え、自ら行動を起こせるからです。

よって、目的意識を持って大学院生活を過ごせているのかを重視する企業の担当者は多くいます。面接で、「なぜ大学院に進学したのですか」と質問されることも少なくないはずです。

そして、その目的を果たす行動が大学院生活の中でできているのかも重視されます。まずは大学院に進んだ理由を明確にし、そのうえで目的を果たすために大学院でどんなことをしたのか振り返りましょう

②大学院での取り組みや実績を整理する

大学院では、難易度の高い課題に取り組んだり、自ら研究課題を設定して取り組んだり、学会で大勢に向けて研究成果を発表するなど、さまざまな経験をしてきたはずです。大学院入学からこれまでを振り返り、取り組みや実績を書き出してみましょう

すらすらと書き出せない人は、修士課程1年目の4月から各月ごとの自分の活動を振り返ってみましょう。履修科目を見たり、パソコンに保存している過去のレポートをチェックしてみると、忘れていたことも思い出せるかもしれません。

取り組みや実績に対し、そこから得た学びや培ったスキルなども明らかにします。類似していたり、関連性が強いものは、グルーピングして整理しましょう。整理しておくことで、履歴書の項目や面接の質問に応じた適切な回答をしやすくなります。

上原 正光

プロフィール

大学院では、研究室の運営や学部生を指導する機会も多かったのではないでしょうか。リーダーシップを発揮し教授の片腕として組織を運営した経験は、企業内での組織運営でも活かされると評価されることもあるため、しっかりと振り返りましょう。

③学んだことをどう活かしたいか明確にする

自己PRや志望動機では、経験やスキルをアピールするだけでなく、入社後大学院で学んだことをどう活かすかまで伝えると、効果的なアピールになります。しかし、「大学院での学びを仕事でどう活かせるのかわからない」という人も少なくないでしょう。

この場合、自分が入社した場合に担う業務について理解が浅い可能性があります。まずは企業研究をして、仕事内容への理解を深めましょう。具体的な仕事内容がわかったら、大学院での経験や培ったスキルをどう活かせるのか想像してみましょう。

大学院で学んだことを活かして、自分ならではの形で貢献できたり、会社に大きな利益をもたらせるのであれば効果的なアピールになります

「どうすれば仕事内容への理解を深められるのかわからない」という人は、こちらの記事がおすすめです。
企業分析のやり方を完璧にマスターする3ステップ|よくある注意点も

アドバイザーコメント

3つの方法で業務理解を深めて大学院で学んだことのアピールに活かそう

大学院での取り組みや実績の活かし方をアピールするには、事前に応募する業務について理解を深める必要があります。

ここでは、業務の理解を深める3つの方法を紹介します。

①インターンに参加する

インターンシップで実際の業務が体験できれば、どんな場面で大学院での取り組みや実績を活かせるかがイメージしやすくなるでしょう。また、職場の雰囲気を体感できる点もインターンに参加するメリットです。

②応募する業務に従事しているOB・OGに話を聞く

実際の業務についてOB・OGに聞くことで、HPや説明会よりも具体的な情報を得ることができ、自分が実際に働く様子をリアルにイメージできるようになります。

③大学院内のキャリアアドバイザーに相談する

大学院のキャリアセンターでは、類似の業務を希望する学生からの相談を受けている可能性が高く、多面的な視点でアドバイスがもらえるでしょう。

以上のように、Webのみの情報収集だけではなく、多方面から情報を集めることで業務への理解がより一層深まります。

情報収集をしっかりとしたうえで、大学院での学びがどう業務に活かせるのか考えてみましょう。

インターンに参加するまでの流れや必要な準備などについて、こちらの記事で解説しています。
インターンは就活に不可欠? 8つのメリットと選び方を詳細解説

OB・OG訪問をおこなうメリットやセッティングの方法、必ず守るべきマナーについてこちらの記事で解説しています。
OB訪問・OG訪問は必要? 就活を有利に進める手順を完全網羅

ステップ②履歴書の該当項目の中でアピールしよう

履歴書にはさまざまなフォーマットがあります。大学院が用意している大学院生用の履歴書であれば、「研究課題」のように直接的に大学院での取り組みをアピールできる項目が用意されていることが多いですが、企業が指定したフォーマットにそのような項目がないケースも多々あります。

しかし、大抵の履歴書には設定されている「自己PR」や「志望動機」などの項目でも、大学院で学んだことをアピールできます。

履歴書で大学院で学んだことをアピールできる項目

  • 研究課題
  • 免許・資格
  • 得意科目
  • 自己PR
  • 志望動機

まずは、フォーマットや自分がアピールしたい内容に合わせて、どの項目で大学で学んだことを伝えるのか決めましょう。そして、該当の項目で効果的にアピールするために、以下で紹介するコツや記入例を参考にしてくださいね。

研究課題欄でアピールするコツと記入例

研究課題はフォーマットによって書き方が大きく2つに分かれます。1つ目は、1行分のスペースしかないフォーマットです。この場合は、研究課題名を記載します。

研究課題欄の記入例(1行分のスペースの場合)

絶滅危惧種である植物の生育基盤を整えて保護する方法を研究しています。

一方、文章を記述できるスペースがとられている場合は、大学院での学びをアピールするチャンスです。研究課題を簡潔に述べたうえで、研究にどう取り組んだのかや、研究から学んだことを記載しましょう。

専門知識がない人が読んだとしても、概要をイメージできるようにわかりやすく書くことが重要です

研究課題欄の記入例(文章が記述できるスペースの場合)

バイオ肥料に関する研究・開発をしています。バイオ肥料とは、土壌に生息する天然の微生物を用いて植物の生長を促進するものです。

現在植物の栽培には化学肥料が多く使われていますが、化学肥料は環境的な負荷が大きく、用いられている化学素材は数十には枯渇してしまうなどの問題を抱えています。

まだ研究を始めて間もない段階ですが、バイオ肥料の可能性や普及状況を理解できるようになりました。私たちが食料に困らない将来にするために、バイオ肥料の研究・開発を進めていきたいです。

吉田 隼人

プロフィール

企業が研究課程を聞くのは、あなた自身の価値観や課題意識、思考プロセスなどを確認したいといった目的があります。なんとなく院進してしまった人は突っ込まれてしまうポイントなので、しっかりと自己分析をして答えられる準備をしておきましょう。

研究課題欄のある履歴書を作成する人は、こちらの記事も併せて確認してください。研究課題をわかりやすく書くコツや、記入スペースが大きい場合に書くべき内容などについて詳しく解説しています。
履歴書の研究課題の正しい書き方|魅力的に見える例文も紹介

免許・資格欄でアピールするコツと記入例

在学中に取得した免許や資格は、書き忘れずに記載しましょう。もし、免許や資格を使わない職業に就くとしても、大学院で真剣に学業や研究に取り組んでいたことを示せるので、枠に余裕があるなら記載することをおすすめします

免許・資格
20188普通自動車第一種運転免許(AT限定) 取得
20219司書資格 取得
20233中学校教諭専修免許状(国語) 取得
免許・資格欄の記入例

免許・資格欄の記載ルールは理解できていますか。間違えやすい項目なので、必ず注意点を押さえたうえで記入しましょう。こちらの記事を参考にしてください。
履歴書の資格欄で好印象を残すには? 書き方から疑問点まで完全網羅

大学院で教員免許を取得しましたが、まったく関連のない民間志望です。免許・資格欄に教員免許を記載しても良いのでしょうか?

上原 正光

プロフィール

記載するべき! 資格取得を通して得たものは必ず役立つはず

せっかく努力して取得した資格を記載しない理由が私にはわかりません。

教員資格自体は民間企業では使えないでしょうが、教員資格取得のために学んだことや身に付けたスキルは随所で活用できるのではないでしょうか。

記載した場合、教職課程で身に付けたことや、新たな学びや発見について、採用面接で語る機会があるかもしれないので、準備しておきましょう。

教員に興味のある人は以下の記事を参考にしてみてください。志望動機の書き方と小中高別の例文も紹介しています。
教員の志望動機で自分らしさを出すコツとは? 小中高の例文も紹介

得意科目欄でアピールするコツと記入例

履歴書に得意科目欄があった場合、専攻分野を得意科目として記載できます。文章を記載するスペースがあるなら、具体的な実績や研究への取り組み方についても伝えられます

ただ、実績や取り組みなどの大学院でのエピソードは、あくまでも専攻科目を得意とする根拠となっていることが前提です。誰が読んでも関連性がわかるように記載しましょう。

得意科目欄の記入例

私は歴史を得意としており、大学院では今まで誰も解読してこなかった中世の古文書の読み取りをおこないました。中世の古文書を読み解くには、辞典を引きながら根気強く一字一字を解読しなければなりません。

最初は1ページを解読するのに2週間以上かかっていましたが、次第に辞典に頼らずとも解読できるようになり、最終的に1日1ページずつ進められるようになりました。この経験から、根気強く取り組むことの大切さを学びました。

御社に入社後も、最初は不慣れでうまくいかないことにも根気強く取り組み、着実にスピーディーに進められるようにいたします。

加藤 賀子

プロフィール

「何を得意としているのか」や「自分の強みや特技をいかに把握しているか」は企業側が重視しているポイントです。得意としている理由を、要点をまとめて具体的に記載しましょう。

自己PR欄でアピールするコツと記入例

自己PR欄で、大学院で培った強みやスキルを自分の強みとしてアピールするなら、根拠としてスキルや強みが培われた大学院でのエピソードを述べるのが効果的です

エピソードの中では、研究への取り組みや成果を読み手もイメージできるように、数字や具体的な事象を挙げながら説明しましょう。

自己PR欄の記入例

私の強みは、興味のある物事に対して突き詰めて考えられる知的探求心です。

私は大学で、バイオテクノロジーに関する研究をしています。小学生の頃に品種改良された植物を見たときから、なぜ見たことのない形・色の植物を生み出せるのか、強い興味を持ちました。

大学でさまざまな品種改良の方法を学んだのち、次は自分も人々の生活を少しでも良くする新しい品種を開発したいと思うようになりました。大学院に進んで研究を続けた結果、3年目にして企業と協働で病原菌への耐性を持ったイネの品種を開発することに成功しました。

御社に入社した後は、研究テーマへの知的探求心を燃料に、研究職員として、人々の生活に役立つような成果を出して貢献したいと考えています。

履歴書に自己PRを記載する人は、こちらの記事を併せてチェックしましょう。自己PRをさらに魅力的にする方法や、自己PRの例文を多数紹介しています。
新卒用履歴書の自己PRを書く極意|例文28選を強み・職種別で紹介

志望動機欄でアピールするコツと記入例

志望動機欄では、志望企業に興味を持ったきっかけだけでなく、大学院で学んだことを活かして企業に貢献したいという思いも盛り込むと、意欲や主体性が伝わり好印象を持たれやすくなります。

どのようにして会社に貢献しようとしているのかが伝わるように、具体的な業務や事業を挙げながらアピールするようにしましょう

志望動機欄の記入例

私は、貴社の「テクノロジーで社会課題を解決する」という理念に共感しています。

大学院で、全国の企業の事務作業について調査した際、DXが進んでいない地方を中心に長時間労働が蔓延している実態を知り、何とかしたいと思うようになりました。

貴社は、人事労務に関するSaaSプロダクトを展開しています。私は、社員の労働環境に関して企業が抱える課題など、大学院で学んだ知識を活かして、営業として多くの企業にSaaSプロダクトの必要性を伝えられるよう、尽力していきたいと思います。

履歴書に志望動機を書く際は、こちらの記事も併せてチェックしましょう。周りと差をつけるコツや業界別の例文を紹介しているので、参考にしてくださいね。
例文10選|新卒用履歴書の志望動機の基本と盛り込むべき6要素

大学院生がやってしまいがちな履歴書のNGパターン

大学院生がやってしまいがちな履歴書のNGパターン

  • 大学院の正式名称を記載していない
  • 「修了」と記載すべき箇所を「卒業」と記載している
  • 専門用語を多用していてアピール内容がわかりづらい

繰り返しになりますが、履歴書は自分に関する情報を示す重要な書類です。ミスがない完璧な状態に仕上げましょう。

不本意に間違えたり、読み手を誤解させることがないよう、ここで解説するNGパターンに当てはまらないかチェックしたうえで提出してくださいね。

①大学院の正式名称を記載していない

大学院名、研究科、専攻、課程は、いずれも正式名称で記載しましょう。1行で書ききれない場合は、2行に分けて構いません。

修士課程の正式名称を「博士前期課程」、博士課程を「博士後期課程」としている大学も多くあります。自分の所属している大学院の正式名称を確認したうえで、記載するようにしましょう。

②「修了」と記載すべき箇所を「卒業」と記載している

卒業と修了は意味が異なるため、適切に使い分けなければなりません。

卒業と修了の違い

  • 卒業:学校の全ての課程を終えること
  • 修了:学校の一定の課程を終えること

大学院は修士課程を修了できても、博士課程の厳しい審査は通過できずに中退する人も多くいます。そのため、大学院のどの課程を終えているのかを正確に示すために、課程と併せて「修了」と記載することが大切です

③専門用語を多用していてアピール内容がわかりづらい

専門性の高い研究を誰にでも伝わるようにかみ砕いて説明するのは簡単なことではありません。しかし、「これくらいは伝わるだろう」と専門用語を使って説明すると、読み手を置き去りにしてしまうことがあります。

1つ2つの専門用語であれば、文脈から意味を察することができたとしても、多用するほど、読み手の理解は追いつかなくなります。あなたの研究テーマに関して予備知識もない人が履歴書を読む可能性もあります。

専門用語はなるべく使わずに、誰が読んでもわかりやすいアピールにしましょう

研究職などの専門職の採用であれば、専門用語を使っても良いですよね?

吉田 隼人

プロフィール

専門性の程度にもよるが多用はおすすめできない

専門用語の多用がおすすめできない理由は2点あり、1点目は採用担当者がその専門職を経験しているとは限らないからです。

その専門職の経験していない人事や採用担当者が、総合職や一般職の採用選考と同じように、研究職も担当している会社も多くあります。

中には、その専門職を経験した採用担当者がいる場合もありますが、わかりにくい専門用語を多用するメリットはほぼありません。

2点目は、自己中心的でコミュニケーション能力が低い印象を与えてしまうからです。「これくらいは伝わるだろう」と自分に都合よく捉えることは、相手の気持ちを考えていないこととイコールです。

履歴書でも面接でも、大切なことは「何を伝えるか」ではなく「何が伝わるか」です。どれだけ優秀でも、相手の気持ちを考えられない人と一緒に仕事をしたいと思う人は少ないはずです。読み手に配慮した文章を書くことを心がけましょう。

履歴書で大学院の経験や実績を効果的に伝えて高評価につなげよう

大学院生が履歴書を作成する場合、まずは中学、高校、大学、大学院と積み重ねてきた自分の経歴を正しく記載することを徹底しましょう。そして、職歴、免許・資格欄に、大学院での経験や学びを記載して効果的なアピールをしましょう。

書き忘れがないよう、あらかじめ大学院での取り組みや実績を棚卸しすることが重要です。自己PR欄や志望動機欄のような文章を記述できる項目では、記事内で紹介している構成を参考にすれば、大学院で学んだことを効果的に伝えられます。

大学院で得たかけがえのない経験は就活で強力な武器になります。効果的に伝えて、高評価を獲得しましょう。

アドバイザーコメント

誰が読んでもわかりやすい文章で大学院での経験を伝えよう

履歴書は本人の代わりに、自分をアピールしてくれる重要な相棒です。自分自身を正確に正直に魅力溢れるように表現してください。

とかく自分の専門性を出そうと学術論文のように自身の研究成果を述べている大学院生を目にしますが、誰が読んで判断するのかよく考えて履歴書を書いてください。

わかりやすい説明ができるかどうかも評価の対象になる

履歴書と論文の執筆はまったく異なるものです。自分の専門的な研究内容を素人にわかりやすく説明する能力は、面接での評価基準にもなります。履歴書を書きあげたら、まったくの素人が読んでもわかる文章になっているか必ず確認しましょう。

大抵の場合、面接官は面接前に履歴書に目を通します。面接の際に自分の研究のすごさを強調しようとしても、企業の研究所ではさらにレベルの高い研究がなされていることが往々にしてあるものです。

その道の第一人者が面接で登場し、研究内容の評価がおこなわれることもあります。くれぐれも井の中の蛙の勉強不足だと思われないように、謙虚で、かつわかりやすい説明を心掛けましょう。

執筆・編集 PORTキャリア編集部

明日から使える就活ノウハウ情報をテーマに、履歴書・志望動機といった書類の作成方法や面接やグループワークなどの選考対策の方法など、多様な選択肢や答えを提示することで、一人ひとりの就活生の意思決定に役立つことを目指しています。 国家資格を保有するキャリアコンサルタントや、現役キャリアアドバイザーら専門家監修のもと、最高品質の記事を配信しています。

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記事の編集責任者 熊野 公俊 Kumano Masatoshi

高校卒業後、航空自衛隊に入隊。4年間の在籍後、22歳で都内の大学に入学し、心理学・教育学を学ぶ。卒業後は人材サービスを展開するパソナで、人材派遣営業やグローバル人材の採用支援、女性活躍推進事業に従事。NPO(非営利団体)での勤務を経て、「PORTキャリア」を運営するポートに入社。キャリアアドバイザーとして年間400人と面談し、延べ2500人にも及ぶ学生を支援。2020年、厚生労働大臣認定のキャリアコンサルタント養成講習であるGCDF-Japan(キャリアカウンセラートレーニングプログラム)を修了
全国民営職業紹介事業協会 職業紹介責任者(001-220824001-02942)
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