Q
大学3年生
女性
面接で入社後の抱負を聞かれたら、どのように答えれば良いですか?
今度、志望度の高い企業の面接を控えています。「入社後にどのような活躍をしたいか」「抱負を聞かせてください」といった質問が来る場合、どのような内容を伝えれば良いか迷っています。
正直、入社してみないと具体的なイメージが湧かない部分もあり、抽象的な内容になってしまわないか不安です。
「成長したい」といった熱意だけではなく、企業が求める人物像に合った、具体的な行動やビジョンを示すには、どのように抱負を組み立てるのが効果的でしょうか?
面接官に響く「抱負」の伝え方や、就活生が陥りがちな失敗例など、アドバイスをいただきたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
企業理解の深さが伝わる回答をしよう
面接官に響く入社後の抱負は、自社をどれだけ知ってくれたうえで、入社後の抱負を伝えてくれているかの内容の濃さによって評価や印象が変わってくると考えます。
内容を濃くするためには、インターンシップがあれば必ず参加し、どのような業務に従事するかを事前に体験しておきましょう。あるいは、どんな先輩が在籍しており、どのような働き方をしているのかを把握しておくのも効果的です。
インターンを実施しない企業の場合は、会社説明会に参加し、どのような仕事を具体的におこなっていくのか、どのようなキャリアアップが可能か、どのような社風があるかなどを確認しましょう。志望企業のことを深く知ることが大切です。
体験や具体的な業務イメージが差別化につながる
企業や業務への解像度が上がると、「自分は入社後こういう風に働いていきたい」というイメージを持てます。それを抱負として伝えていくと、ほかの応募者との差別化が可能です。
志望度の高い企業であればなおさら、企業ホームページ(HP)などの情報だけではなく、直接インターンや会社説明会で情報を収集しましょう。
失敗例は、志望先の会社のことをあまり知らないまま面接を迎え、ありきたりな抱負を話してしまうことです。
入社後の抱負は短期と長期をセットで語る
抱負は、短期的視点と長期的視点の両面で話すことをおすすめします。
「抱負」と聞くとインパクトの大きなことを言わなければと思い込んでしまう人が多い印象です。
実際、採用面接でも「人の心に残る仕事がしたいです」「オールマイティな人材になりたいです」などと答える人もいますが、抽象的で何がしたいのか伝わらずに残念な印象が残ります。
今できることと将来やりたいことをつなげて話すと説得力が増す
短期的視点に関しては、今の自分のレベルや今まさに興味を持っていることにフォーカスを当てます。
たとえばサークルの仲間と協力をしながら進めていくことが好きなのであれば、チームメンバーと切磋琢磨しながら成長していきたい、と伝えるのも良いです。
長期的視点に関しては、「今は難しいかもしれないがゆくゆく携わりたいこと」を考えましょう。企業HPに載っている長期ビジョンの資料などを参考にしても良いですね。
海外展開を考えている企業なら海外への興味を伝えるのもおすすめです。もし成長スピードが速い企業なら、3年後にはリーダーを目指したい、と伝えるのも印象が良くなります。
伝える時には「まずは○○から携わり、ゆくゆくは□□にチャレンジしたい」と短期視点から長期視点へ話を移すか、「ゆくゆくは□□にチャレンジしたいので、まずは○○から始めたい」と逆算的に話しましょう。説得力が増します。
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