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仕事が難しくてついていけないのは努力不足なのでしょうか?

入社して半年になりますが、仕事が難しくてまったくついていけません。周りの同期は着実に成長していて、どんどん活躍しているように見えるため、「自分だけができないのでは」と焦りと劣等感を感じています。

毎朝会社に行くのが憂うつで、「このままでいいのか」「転職したほうがいいのか」と迷うこともあります。ただ、今の仕事が自分に向いていないのか、それとも単に努力や要領が足りないだけなのか、自分では判断がつきません。

キャリアコンサルタントの方から見て、このような状況のときはまず何を考え、どのように行動すべきでしょうか?

考え方の整理や、今後のキャリアを前向きにするためのアドバイスをいただけると幸いです。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

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キャリアコンサルタント/勉強カフェ札幌大通スタジオ代表

渡邊 裕樹

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焦らず自分のスキルアップに集中することが重要!

入社して半年で、仕事が難しく周りの活躍に焦りや劣等感を感じている状況とのことですね。

少し冷たい言い方にはなりますが、周囲の人たちの成長に目を向けている場合ではないというのが本音で、まずは自分のスキルアップに集中するべきです。

ほかの人を見ている暇はないという意識を持ち、「成果を出すためにできることはすべてする」という心持ちで仕事に臨みましょう。

入社後半年ならよくあることと認識して大丈夫!

とはいえ、入社して半年なのであれば、仕事が難しくてついていけないという状況はよくあることです。あなたが特別にできないというわけではありません。

1年目はすべてが新しいことだらけで、次のタイミングにどの仕事が来るかわからないため事前の準備ができず、仕事でいっぱいいっぱいになるのは仕方がないことなのです。

一般的に、2年目になればスケジュール感を思い出しながらこなせるようになり、3年目になってようやく一人で自走できるケースが多いです。

したがって、「今うまくできない」ということをさほど深刻に考えなくても大丈夫です。辛さは周囲との比較によって生まれている可能性も大いにありますので、それは必要のない比較だと認識しましょう。

国家資格キャリアコンサルタント/国際コーチング連盟(ICF)ACC

五十嵐 篤

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自分を責めすぎず着実な一歩から始めよう!

仕事が難しくてついていけない現状を、単純に「自分の努力不足」と決めつけて自分を卑下する必要はありません。新しい環境に身を置き、未経験の業務に取り組む際、最初からスムーズにいかないのは当然のことです。

学生から社会人へという大きな環境の変化の中にいるのであれば、なおさら時間がかかるのは自然なプロセスだといえます。 会社側も、すべての新入社員が即座に完璧なパフォーマンスを発揮できるとは考えていません。

一部に立ち上がりの早い人がいたとしても、そこに無理に標準を合わせて焦る必要はないのです。大切なのは、漫然と「頑張らなきゃ」と自分を追い込むことではなく、「具体的に何の努力が必要か」を冷静に整理することです。

具体的な仕組みを整えて成長を加速させよう

まずは業務の優先順位をつけ、優先度の高いものから着実にこなせるよう取り組みましょう。その際、自分一人で解決しようとせず、上司や先輩に相談して助言をもらうことが、結果として最も早く成長に繋がります。

もしミスが続いて自信を失っているのなら、チェックリストを作成して確認体制を整える、あるいは着手前に不明点を再確認するといった、具体的な仕組み作りから始めてみてください。

「野球を始めたばかりの人が、最初から打てないことを努力不足だと責めても仕方がない」のと同じです。一つずつ実績を積み、少しずつ自信をつけていく。]

このステップを丁寧に踏んでいくことこそが、仕事のレベルを上げるための唯一かつ着実な方法です。

既卒就活で後悔したくない人は、適職診断からはじめよう

既卒の就活は新卒と違い、選べる職業に限りがあります。そのため、簡単に就職先を決めると入社前とのギャップから早期退職につながる恐れがあります。

これから既卒就活をはじめる人は、まず「適職診断」を活用しましょう。適職診断では、簡単な質問に答えるだけであなたの強み・弱みとぴったりの職業がわかります。

また、どのような職業を選んだらいいか就活軸も見つかるため、これから就活を始める今に取り組むのがベストです。

既卒就活で後悔しないためにも、今すぐ診断してみましょう。

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