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髪を寄付するためにロングヘアーにしているのですが、面接で短髪にするように言われました……。
転職活動するなかで、病気で髪の毛を失くした人のウィッグを作るためのヘアドネーションのためにロングヘアーにしていたら、面接官から「男性には短髪にしてもらう」と結構言われてつらいです。
安全上衛生上男女とも短髪ならわかるのですが、男女差別に賛同する形で素直に面接官の言うように短髪にすべきでしょうか?それとも本末転倒な感じではありますが、ヘアドネーションのためのロングヘアーを隠すためにショートカットウィッグを被って隠すべきでしょうか?もしくは面接官の言うことを無視してロングヘアーのままで貫き通すべきでしょうか?
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
自分がもやもやしてしまう企業に無理に入社する必要はない
質問者さんは、ヘアドネーションのためにロングヘアーにしていることを面接で伝えましたか。
ファッションではなく明確な理由を持ってロングヘアーにしていることをきちんと伝えたうえで、それでも短髪にするように求められるのであれば、その会社は質問者さんの価値観と合わないのだと思います。
髪の毛を切ることに対して特にこだわりがないのであれば良いのですが、そうではなく、もやもやした気持ちが残るのであれば「自分とは合わない会社」と判断し、無理に入社する必要はありません。会社はほかにもたくさんあります。
質問者さんの言うように、安全上の理由や、衛生上の理由など仕事をするうえでどうしても必要な合理的理由を提示する企業であれば仕方ありませんが、そうでない場合の企業への就職は注意が必要です。
事情を伝えたうえで理解が得られるかどうかを試してみるのも一つの手
就業規則は会社ごとで異なり、それが社会的に見て「時代遅れ」や「合理性に欠ける」と思われるものであったとしても、その会社が「これは自社にとって大事である」と考えて決めている以上、入社するのであればそれに従う必要があります。
その会社が質問者さんにとって、髪の毛を切ってまで入りたいと思える会社かどうかを改めて考え、どちらが強い気持ちなのかによって決断しましょう。
もしくは「最終的に不採用になっても良い」という覚悟が必要ですが、ロングヘアーのままで面接に臨み、その場で自分の思いを正直に伝え、受け入れてくれるなら入社するし、受け入れてもらえないなら仕方ないと試してみるのもアリだと思います。
清潔感の象徴として短髪を推奨する企業は多い
面接において「男性は短髪が望ましい」とされることは未だに多くあります。特に伝統的な企業や職業では、清潔感や規律が重視され、短髪がその象徴とされる傾向があるのです。
これは安全性や衛生面という理由で男女共に同じ基準が適用される場合もありますが、男性のみが短髪を求められる場合、性別による偏見が背景にあることも考えられます。
しかし、あなたが取り組んでいるヘアドネーションの目的は非常に意義深いものです。こうした社会的な貢献を面接で誇りを持って説明することで、面接官にもあなたの価値観が伝わる可能性があります。
自分の信念を大切にしつつも髪をまとめるなど柔軟に対応していこう
企業によっては、柔軟な考え方を持つところもあるはずです。また、もし面接での印象を心配される場合は、清潔感が出るように髪を一時的にまとめるか、ショートカットのウィッグを利用するという方法も良いと思います。
企業や業界によっては、髪型の自由度が比較的高いこともあるので、応募先の業界文化に合わせての対応が重要です。
最終的には、あなたの価値観や信念を大切にしつつ、面接という場では柔軟に対応することが求められることを理解しておきましょう。面接官との対話を通じて、自分の立場をしっかりと伝えることが、最も効果的なアプローチといえます。
髪型以外にも面接時の服装やマナーなども確認しておきたい人は以下の記事で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。
マナーにおける面接でやりがちな失敗例をこちらの記事では紹介しています。キャリアコンサルタントやマナー講師の解説を含めた非常に需要なポイントが掲載されているので参考にしてみてください。
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