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面接で好印象な人の特徴ってなんですか?
内定を持っている先輩から、面接では印象が大事と言われたのですが、面接で好印象を残せる人にはどんな特徴があるのでしょうか?
私は就活を始めたばかりで、まだ面接を受けたことがありません。
面接では、回答内容だけでなく、人間性や話し方なども見られているというのは頭ではわかっているのですが、具体的にどのような点が面接の印象にかかわってくるのかはイメージできていません。
ちなみに、採用担当者の立場によってどんな人が好印象になるのかに違いはあるものなのでしょうか?
今後の対策に役立てたいので、面接で好印象を残すためのコツについても教えていただきたいです。よろしくお願いします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
安心感・親しみやすさ・受容感・誠実さなど複数の要素がある
先輩の言う通り好印象はとても大事です。好印象とはどういうことなのか、どうすれば好印象を残せるのか、そして人によって好印象の基準は異なるのかについて答えます。
まず、最初に「好印象の基準は人によって異なるのか」についてですが、ほぼ皆同じです。
たとえば「あの人、感じいいよね」と言われる人は、誰が見ても「感じがいい人」であることが多いです。
つまり「感じがいい」という感覚について、多くの人に共通のものがあるということです。
「面接官によって好印象の基準が違うなら準備するのは難しい」と不安に感じていたかもしれませんが、そんなことはないので安心してください。
では「好印象」とはどういうことでしょうか。
好印象は複数の要素で成り立っている感覚です。安心感がある、親しみがある、受け入れられている感じがする、誠実さといった感覚が合わさって「印象がいいな」という感想になります。
ここで大切なのは、好印象が複数の要素で成り立っているので、いろいろ気をつけないといけないということなのです。
親しみや安心感を与えるのに大切なのは笑顔です。笑顔は自信を表せる表現でもあります。
しかし笑顔だけでいいかというと十分とはいえません。たとえば服装が汚れていて清潔感に欠けると安心感や誠実さに疑問が生じます。
笑顔で清潔感に気をつけていても、声が小さく目を合わさないで伏し目がちに話すと「自信がないのかな」と思わせてしまいます。これは相手に対して不安を与える要素です。
意識して訓練しないと身に付かない! 第三者の目も使って丁寧に練習しよう
このように複数の要素で成り立っているので、好印象を与えるためには意識をして練習することが大事なのです。
これは自分一人ではなかなかわからないことが多いので、ぜひ第三者に協力をしてもらうことをおすすめします。
もし可能であれば、大学のキャリアセンターの人や就職エージェントなど専門家に見てもらうのが最も良いですが、それが難しい場合は家族や友人など身近な人でもいいので自分がどう見えているかを第三者に見てもらうようにしましょう。
面倒臭いと思うかもしれませんが、こういう手間をかけるかどうかで差が生まれるので、ぜひやってみてほしいと思います。
姿勢・表情・声のトーン・話し方などに特徴がある
好印象の受け取り方は、面接官によって大きな違いはありません。
入室時の挨拶では、目をしっかりと開き、面接官を見つめながら明瞭に挨拶をして、椅子に座る際は顎を引き、背筋を伸ばし、足を揃えて座ることで良い印象を持たれます。
面接官の目を見て、口角を少し上げて明るい表情で回答できる応募者は、好印象を持ちます。
声のトーンが小さいと、回答内容が優れていても聞き取りにくい印象を与えます。
また、語尾を引き延ばす癖があると、話し方が気になる要因となりますので、明るくはっきりとした応答を心掛けることが大切です。
面接官は、話し方の巧拙よりも、自分の言葉で表現しているかどうかを重視します。
棒読みや丸暗記した回答では好印象を得られませんし、早口での応答は聞き取りにくいため、落ち着いて話すことも重要です。
回答は、伝えたいポイントを整理し、結論から明確に述べるようにしましょう。回答に詰まって沈黙してしまうと、面接官はどう対処すべきか悩むことになります。
無言は印象を悪くするため、言葉が出ない場合は「少しお時間をいただけますか?」などと、沈黙の時間を作らないように心掛けます。
面接官の説明に対して、無表情ではなく相槌を打ちながら聞くことで、理解や納得している意思表示になり、好感を持たれます。
目力から入社意欲を汲み取っている
私が面接官をする際は、応募者の目力を重視しています。入社意欲は目力に表れるからです。
応募企業での活躍をイメージしている応募者は、その目力から仕事への強い思いが伝わってきます。
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