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Q
- SPIが足切りに使われているというのは本当ですか?
- SPIなどの適性検査は、選考の初期段階で使われることが多く、応募が多い場合は足切りの基準にもなります。 ただ、ボーダーラインは学生の応募状況によって変動するため、絶対的な基準ではなく、相対評価(偏差値)と考えてください。応募が少なければ点数が低くても残ることもあり、応募が多ければ高得点でも落ちることがあります。 適性検査を通過しないと面接まで進めない企業もあるので、そういう意味では重要な試験ですが、高得点が合格の決め手にはなるかといえばそうではありません。ほとんどの企業では適性検査の結果よりも面接官の判断を優先しています。 対策は1冊の本を繰り返し解くようにしよう 学習時間でよくいわれているのが最低限30時間は取り組むというものですが、平均以上の点数を目指すのであれば40時間くらいを目安にスケジュールを組みましょう。 1日当たりの学習時間は少なくても良いですが、毎日復習することが効率的な学習のコツです。時間が経つと忘れてしまうので、1冊の参考書を繰り返し解き、復習が終わる段階で本番を迎えるようにしましょう。
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Q
- 自己PRでポジティブさをアピールする方法を教えてほしいです。
- ポジティブさというのは、「前向き」や「プラス思考」などと言い換えることもできます。誰もが諦めるような状況でも可能性を信じて頑張ったこと、できそうにないことにチャレンジしたこと、落ち込みそうなときに元気を出して動いたことなど、いずれもこのテーマにつなげることができるでしょう。 例文は記事の中でたくさん提示されているのでそちらを参考にしてくださいね。 個人的なエピソードをなるべく詳しく伝えることが大切 個人的な体験は具体的に書いたり話したりすれば必ずオリジナルなものになります。ただ単に「頑張りました」や「克服しました」とまとめてしまうと誰でも言えることになってしまいます。 自分がそのときどのように感じ、どう考えて、どんな行動をしたか、というように肉付けをしてみてください。 「ポジティブさ」は身にまとう印象でも与えられる あなたが「ポジティブ」であるかどうかは、PRの内容以上に、直接会ったときの印象で人事が五感で感じる要素でもあります。言語化されない情報のやり取りを「ノンバーバル・コミュニケーション」と言いますが、その中であなたの印象や行動がPRの内容と矛盾していないことが大切です。
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Q
- 入社直前の内定辞退は可能ですか?
- 可能ですが、相手に対しては限りなく失礼ですし、非常識な行動です。しかし、そのこととは別に、この質問には大きな問題が隠れているので、以下をよく読んで欲しいです。 あなたはなぜもっと早く留学を決断できなかったのか、そして、入社直前になってからなぜ再び留学しようと思ったのか、この2つは根本的には同じことが問題とされます。 環境を変える不安に対して逃避したいのではないですか? そうでなければもっと早く留学を決めることができ、就活はしていなかったはずです。 留学を決めることが怖くて就活に逃げて、いざ入社となったら今度は留学という理由をつけて逃げたいのです。しかも1年だけというのが、本当に勉強したいわけではなく明らかな逃避傾向であるように私には見えます。 辞退が他社に知られることはありませんが、そんな行動を取れば自分に自信が持てなくなることの方が留学の何倍もマイナスでしょう。 以上の理由で、私は留学をおすすめしませんが、当初の質問に戻れば、入社直前であれば配属先も決まっており、予算と時間を使って企業はあなたの受け入れ準備をしているということをよくよく考えてください。最悪の場合、損害賠償を請求される可能性もあると思った方が良いでしょう。 就職してから留学することもできる 私がおすすめしたいのは、ひとまず入社して何年か働いてみてから、それでも留学したいと思うのであれば、その後自分で稼いだお金で留学することです。 社会人の自己啓発に対して理解のある会社なら、在籍のままでリスキリングに対する経費補助をしてくれる場合だってあります。転職する間に1年空けて留学することも可能ですよ。
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Q
- インターンシップで学んだことの書き方を教えてください。
- インターンの目標は職業を理解することです。仕事の良い面も悪い面もよく理解できたうえで、就業について意欲が高まったことが示せると良いですね。 ただしそれが本心であることが前提で、嘘ではいけません。体験学習をした後の発表ですから、表面的な言葉でまとめてしまわずに、インターンで体験した具体的な事例を用いて発表するようにしましょう。 仕事の内容に加え、自分のスキルアップ、業界の知識や情報のアップデート、会社全体の印象などにも触れることによって厚み、深みのある内容にできると思います。あからさまにアピールするのではなく、聞き手が「この人はこの職場で力を出せる人だ」と感じられるように意識しましょう。 発表を通して自分のスキルを向上させよう 日常生活で、人前で発表をする機会はあまり多くありません。 単なる体験発表の場と思ってしまわずに、今後の面接・仕事上のプレゼンテーションの演習と捉え、論理的な構成力や表現力を見られる機会と考えて準備をするのも良いと思います。 具体的なプレゼンテーションの構成法は記事の中にもたくさんありますので参考にしてください。
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Q
- 長期インターンにおすすめの会社を教えてください。
- 長期インターンについてはそれなりに長い時間を使うことになるので、人が薦める会社よりも、自分自身が関心を持てる業種の仕事にすべきです。 仕事についてより深く知ることができるのが本来のインターンの意義なので、就職したい会社がはっきりしている場合はそこで経験させてもらえるのがベストですが、そうでない場合はそれに近い会社や業界を探します。 限られた時間で有益な体験を積むためには、自分の今後の方針や関心に沿ってある程度絞り込むことが重要です。 ポイントは過去にもインターン受け入れの実績があるかどうか 「大手とベンチャーそれぞれ」とありますが、それはとても良いと思います。同じ業界で規模の違う2社で経験できれば、業界全体についてもかなりの知見を得られるでしょう。 また、過去どれくらいインターン生を受け入れているかも調べたいところです。実績のある所は受け入れ態勢が整っている可能性が高く、余計なストレスも少ないと思われます。 広告についての懸念もあるようですが、今はSNSなどで悪評が立つリスクもあるので、積極的にPRしている企業が必ずしも胡散臭いというわけではありません。 インターンの受け入れに前向きな企業であれば、調べたうえで条件が合えば、お世話になってみるのもありだと思います。
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Q
- 海外の就活ってどんな感じなんですか?
- 海外といっても欧米かアジアかでも状況が違い、留学先で就職する先が日系企業か現地企業かでも異なるため、ここでは海外で就職するということの概略を回答したいと思います。 まず知っておきたいのは、日本のように新卒者を一括採用している国は、世界にあまりないということです。欧米企業の多くは「ジョブ型」という手法で採用をしていて、その職種の専門知識を学んだ人材にしか就職の門戸を開きません。 そのため、景気が悪化すると失業率も1桁上がりします。そもそもEU加盟国は景気が悪化していなくとも、失業率が日本の2~4倍ほどあるのが現状です。 また、中国をはじめとするアジア各国では、国の違いはあるものの人脈の有無によって就職できる先が異なるケースが多くあります。有力者や社会的に信頼されている人からの紹介があると就職しやすいのです。 海外で現地採用をおこなう日系企業もある 留学先がアメリカなど日本とのつながりが強い国であれば、日系企業が開催する留学生向けの就活イベントが定期的にあり、現地の社員となる選択肢もあります。日本の就活のスケジュールと多少ずれることもありますが、日本の慣行に沿って採用活動がおこなわれています。 このように、国や企業によってさまざまなやり方があるので、キャリアコンサルタントや経験者のサポートを受けながら、事前に十分調べることが大切です。
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Q
- 「自分を物にたとえると」の回答例を教えてください!
- 変わった質問だと感じると思いますが、企業側はこの質問に対して正解を言ってほしいと思っているわけではありません。答えは何でも良く、答えの根拠を聞き、あなたの人となりや特徴を知るきっかけをつかみたいと考えているのです。 また、回答の過程で、あなたの反応や話し方をたみり、アドリブ力を測りたいという場合もあります。その程度の質問なので難しく考え過ぎる必要はありません。もしかしたら、会話を弾ませるためのアイスブレイクかもしれませんね。 対策していない回答が求められているので思ったままに答えよう ほかのケースとして、面接官が決まりきった質問や回答にうんざりしていて、ちょっとひねった質問をしたいという場合もあります。学生が万全の対策をしてきて、本音がなかなか聞けないと感じている面接官も多いのです。 その場合は、むしろ対策しないことが求められています。練りに練った回答を返されることにうんざりした面接官が、「準備していない話を率直に答えてくれよ」というパスを出してきているかもしれません。 自分の思うまま、感じたままを答えればそれで十分です。
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Q
- 時間管理能力をアピールするコツを知りたいです。
- 時間管理能力はとても重要です。私は企業での研修もしているのですが、時間管理は企業の管理職クラスから最も要望の多い研修テーマの1つです。 ただ、あらゆる仕事の土台となるようなスキルなので、就活でPRするにはちょっとやりにくいテーマですね。ありきたりなエピソードでは当たり前の話になってしまうし、高度な時間管理の話はわかりやすく短時間で説明するのが難しいと思います。 時間に合わせて自分の行動と心理状態を管理することが重要 時間管理能力を高めるコツは、時間そのものを管理しようとするのではなく、自分の行動や心理状態の管理をすることです。優先順位を決め、安定したメンタルを保てるようにする、そしてやらなくても良いことをやめることが重要です。 時計の針が示す時間というものはあくまで外部要因であり、我々が勝手に1日を30時間にできないのと同じように、時間そのものには手が出せません。 しかしムダなことをやめて優先順位を決め、心身の状態をよく保つようにすれば、おのずと時間管理は上手になっていきます。優先順位の決め方は、古い本ですがロングセラーの7つの習慣などを参考にすると良いでしょう。 時間管理能力をきちんとPRできれば、おそらくあなたが思うほど弱いPRにはならないはずです。伝え方を工夫してみてください。
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Q
- 就活でチェスターコートはありですか?
- 就活ではステンカラーコートやトレンチコートを薦める人もいるかもしれませんが、そもそも由来からいえば、チェスターコートはその2つよりもフォーマルなデザインなのでまったく問題ないです(もちろん無地のべーシックなデザインの場合ですが)。 また基本的にコートを着たまま面接会場に入るということはないはずなので、コートのデザインを気にする必要もあまりないと思われます。 入室前にコートは脱いで、片手にかけて訪問するのが通常のマナーです。 退出する際や建物を出る際も、相手がいる前でコートを着ることは基本的にないので、柄物や特殊なデザインでない限りは問題ないと考えて良いでしょう。 ベーシックなコートがあれば基本的に買い足す必要はない ビジネスシーンでコートを着用する機会は意外に少なく、屋外で移動するときに限られます。 建物の中や対面時も着ませんし、運転中も着ないものなので、特に好きな人でなければ何着も持つ必要もありません。 上質なベーシックなものが少数あれば、追加で購入する必要もないと思います。
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Q
- 面接に全然通らないです……。どうすれば良いですか?
- 一次面接が集団面接の場合は相対評価になるので、もし大手ばかり受けていれば連戦連敗も珍しくありません。 面接以前に書類でハンデを負っていることも考えられるため、一概に原因はわかりませんが、面接場面で特に問題を感じていないならば、書類も再度見直してみましょう。 話している内容と書いてある内容に矛盾はないか、自分のことが前向きに伝わる内容になっているか、できればキャリアセンターや第三者の視点を借りて検証してみてください。 面接の改善点を見つけるにはキャリアセンターなどの第三者に頼ろう 面接官はあなたを一緒に仕事をしてくれる人材として評価するので、その点がずれていないか、自己主張しすぎていないか、相手の話を聴けているかなどもチェックポイントになります。 たとえば面接でいくら会話が弾んでも、仕事があまりできそうにないと思われたら落ちることもあれば、有能そうに見えても、感じが悪くて一緒に仕事をしたくないと思われて落ちることもあります。 ただ、やはりここでの回答は推測でしかないので、キャリアセンターやキャリアコンサルタントに相談して、模擬面接などで具体的な指導を受けることをおすすめします。