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海外の就活ってどんな感じなんですか?
興味本位の質問で大変恐縮ですが、海外の就活について知りたく投稿いたしました。
将来は留学を考えているのですが、留学先で就活をする可能性もあると思い、であれば就活事情も踏まえて行き先を選びたいと考えたのがきっかけです。
欧米や中国、東南アジアあたりを考えているのですが、ご存じの範囲でかまわないので、海外各国の就活事情や日本との違いを教えていただきたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
国によっても違うが新卒採用は日本独特の採用方法
海外といっても欧米かアジアかでも状況が違い、留学先で就職する先が日系企業か現地企業かでも異なるため、ここでは海外で就職するということの概略を回答したいと思います。
まず知っておきたいのは、日本のように新卒者を一括採用している国は、世界にあまりないということです。欧米企業の多くは「ジョブ型」という手法で採用をしていて、その職種の専門知識を学んだ人材にしか就職の門戸を開きません。
そのため、景気が悪化すると失業率も1桁上がりします。そもそもEU加盟国は景気が悪化していなくとも、失業率が日本の2~4倍ほどあるのが現状です。
また、中国をはじめとするアジア各国では、国の違いはあるものの人脈の有無によって就職できる先が異なるケースが多くあります。有力者や社会的に信頼されている人からの紹介があると就職しやすいのです。
海外で現地採用をおこなう日系企業もある
留学先がアメリカなど日本とのつながりが強い国であれば、日系企業が開催する留学生向けの就活イベントが定期的にあり、現地の社員となる選択肢もあります。日本の就活のスケジュールと多少ずれることもありますが、日本の慣行に沿って採用活動がおこなわれています。
このように、国や企業によってさまざまなやり方があるので、キャリアコンサルタントや経験者のサポートを受けながら、事前に十分調べることが大切です。
アメリカの就活の特徴が気になる人は、以下のQ&Aでアメリカの就活の実態をキャリアコンサルタントが回答しているので、チェックしましょう。アピールすべきポイントや就活スケジュールをしっかり把握できます。
欧米はインターンシップ、中国は人脈が重要視されている
欧米は日本と比べ、インターンの重要性が非常に高いです。多くの学生が大学在学中にインターンを経験し、その経験をもとに正社員としてのオファーを受けます。
また、履歴書よりも送付状のようなカバーレターが重視されています。カバーレターとは単なる送付状ではなく、自分の経験やスキルを具体的にアピールすることが求められているのです。
中国は交友関係の広さが重要視されています。親や知人の紹介で就職することが一般的で、学歴やスキルよりも人脈が大切なのです。また、大手企業への就職を目指す学生が多く、競争率も非常に高いという特徴があります。
海外で就活を成功させる鍵は現地文化の理解と自己PR
東南アジアは国によって異なりますが、日本と同様に新卒採用が主流であり、企業の研修制度が整っていることも多いです。しかし、給与や労働環境に大きな差があるため、事前にしっかりとリサーチすることが大切になります。
留学先での就活を成功させるためにはその国の文化や就活事情を理解するだけでなく、自分の強みや価値観をしっかりと持ち、それをアピールすることも重要です。
留学は新しい環境や文化に触れる絶好の機会なので、その経験を生かし、自分らしいキャリアを築いてください。
海外に行ける仕事をしたいと考える人は、以下の記事で海外に行ける仕事29選を紹介しているので、参考にして選択肢を広げましょう。
英語力がある人材を求めている企業は徐々に増えています。求められている英語力がどの程度のレベル感なのかやアピールの仕方が気になる人は、こちらの記事チェックしてみましょう。
日本の就活の特殊性や海外との違いは以下のQ&Aでキャリアコンサルタントが回答しています。メリット・デメリットなど俯瞰的に把握すれば、より就活をスムーズに進められるかもしれません。
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