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Q
- おもしろいグループディスカッションのテーマを教えてください!
- この質問に対する本当の答えは「対策しないで行ってください」になるのですが、それでは無責任に見えると思うので、なぜそう伝えるのかについて説明します。 まずはなぜその企業が「ステレオタイプの課題はほとんどなく、おもしろいテーマが多い」という状況を作っているのかを考えてみてください。 ほぼ間違いなく、その企業は「ステレオタイプの課題に対するステレオタイプのディスカッションを聞きたくない」はずですね。 そうなると、あなたがこのコーナーで「テーマ例をできるだけ多く教えて」「対策のコツもあれば教えて」と言っているのはことごとく企業の意に反していることになるのです。そして、その質問にアドバイザーがアドバイスすることも同様に、企業の意に反することになります。 対策しすぎるのは危険! 自然な振る舞いが大切 この会社は、素のままのあなたと対話したい、その場でテーマに応じ臨機応変にディスカッションをしてほしいと考えているはずなので、あまり神経質にならずに、その場の空気に沿って自然に振る舞ってくれれば、それがそのまま対策になると思います。 変にテーマ例に沿って練習などしたら、逆にリラックスできなくなるでしょうし、自然な振る舞いにならなくなる恐れがあります。開き直って、いつもの自分のまま臨んでください。
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Q
- ホテルの面接に受かる方法を教えてください!
- それぞれのホテルの特徴に合った要素があります。 リゾート地の温泉ホテルならば顧客層は家族連れや旅行客になり、丁寧な接客や付加価値の高いサービスが求められ、街中のビジネスホテルならば、丁寧すぎるよりもむしろ無駄のない洗練されたサービスを期待されるでしょう。 いずれにしても相手に合わせる仕事なので、面接の重要ポイントは対人関係能力になると思います。服装やマナーも厳しく見られるのは当然の業界です。 志望先のホテルをよく調べてサービスや商品の特徴を理解しよう コロナ禍を経てホテル業界も岐路に立たされている中で、ユニークなビジネスモデルを打ち出すホテルもあります。そうしたホテルの営業系のポジションの場合は、集客のアイデアや企画力を期待する会社もあるかもしれません。 顧客に合わせたサービスをどこまで考えられるか、というところを見られることが多いと思われます。それにはそのホテルの業態や顧客層、立地、商品などをよく理解しているかどうかで評価も分かれてくるでしょう。 落ちる人の特徴としては、サービスを深く考えていない人、もしくは志望先の特徴をよく理解していない人、そして対人でのコミュニケーション力で劣る人、という傾向になります。企業研究をしっかりおこなって臨んでください。
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Q
- ホテルの営業職とはどんな仕事をするのでしょうか?
- ホテル業界の営業は、個人客や法人客にプランを提案し売り込むことが仕事です。 さらにそこから派生して旅行会社や媒体とのタイアップ企画を立てたり、魅力のあるイベントを実施したりなど、売り上げ・利益を上げるためのあらゆる活動が仕事に含まれます。 商品やサービスについての深い理解が必要なことはもちろんですが、SNSの活用、イメージアップ戦略など、単価や経費も考えながら、経営全体を考え改善していく仕事です。 顧客視点でさまざまな変化に対応できる人が向いている システム化された低価格のホテル以外は、何らかの形でサービスに付加価値をつけていく仕事でもあるので、基本的に顧客視点で考えられる人が向いています。 顧客層も幅広いので、マナーができていることや第一印象が良いことも重要な要素です。 営業でスキルを高めていくと、管理職としてマネジメントを担う役職に昇格していくことが多いです。 ホテルに限らず、サービス業の大変な面は、景気など外部要因に影響されやすく変化が激しいこと、そして顧客(相手)に合わせていく必要があることです。 世の中のサービスを比較検討して使うホテルを決めるのは常に顧客の側であり、周知が不十分だったり、価格が高いと思われたり、いろいろな理由で購買の決定は変化します。業種としても職種としても変化対応力が求められる仕事になります。
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Q
- 鉄道業界の志望動機はどんなことを書くべきでしょうか?
- この業界ではこんな志望動機が通りやすい、という正解などはまずありません。むしろそのようなテンプレートが一番評価されにくいので、「通過するポイントを聞きたい」というその考え方は危険です。 志望動機はすべてその人固有のものなので、自分の内面を掘り下げるしかないのです。 たくさんある求人の中でなぜあなたが鉄道業界を志望したか、という個人的な理由が必ずあるはずで、それは本人にしかわかりません。あなたの個人的な考え方や価値観をしっかり出すことが重要なポイントです。 希望職種は書いても良いがその根拠も用意しておこう 職種の希望があるならば、その通りになるかどうかは別として、書いた方が良いでしょう。その職種を希望した理由も口頭で聞かれる可能性があるので、根拠も含めて言えるようにしておいてください。 書き方や例文はPORTキャリアの記事の中にたくさんあるので参考にしていただければ良いと思います。 注意点としては、前述の繰り返しになってしまいますが、誰もが言えるような志望動機(安定性や業績、知名度など)ではほかの学生との違いが出せないので、それだけで終わらせないことです。 あなたなりの個人的な理由を必ず加えてください。
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Q
- 長期インターンはきついって本当ですか?
- 長期インターンがきついという意見は、たまたま職場に馴染めなかったケースや人間関係が上手く築けなかったケースだと思います。短期であればダメージも少ないのですが、長期インターンは一定期間そこにいなければならないので時間的なリスクはあるかもしれません。 しかしインターンという本来の目的を考えれば馴染めない職場から学べることも多く、その原因を考え対処行動を取ることも含めてインターンでの学びと考えれば、長期だからこそ克服できる経験になることもありますよ。 根気強く取り組める人や学ぶ意欲が高い人にはおすすめ そのため、自分が関心を持っている業界や企業であるならば、どういう状況であっても学べることは学んで持ち帰ってほしいと思います。単に情報を得るだけでなく、社員や業界人になったつもりでいろいろなシミュレーションを経験したい人や、根気強さや向上心のある人にとっては長期インターンは向いているように思います。 大手企業の長期インターンはカリキュラムも決まっていて一定の範囲の仕事を丁寧に教えてくれますが、ベンチャー企業は状況によって計画も内容も変動することがあります。仕事ぶりによっては予定外の仕事を任せてもらえたり、社員同様のハードワークになることもあるでしょう。 同じ会社でインターンを経験した先輩の体験談があればそれを参考にして、ないようであれば事前に企業の担当者にどのような業務内容になるかを確認しておきましょう。
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Q
- 接客業のやりがいって何がありますか?
- 接客業はいろいろな顧客に応対することになるので、対人コミュニケーション力を身に付けることができます。また世の中には自分がやった行動の結果がなかなかわかりにくい仕事がありますが、接客は何を売るにしてもすぐに結果がわかるので、日々の仕事の手ごたえがあります。 頑張って売れたときには数字という目に見える成果がありますし、顧客に喜んでもらえたら直接その声を聞く機会もあります。 接客は商品やサービスを消費者に届ける仲立ちをするもので、その人がいたからこそ顧客はその商品やサービスが買えたのかもしれません。何を売るかにもよりますが、顧客の生活を変えたり支えたりする機会を接客業は持っています。 大変なこともあるが人と話すのが好きなら挑戦しやすい仕事 大変なことはあらゆる顧客に合わせる必要があることでしょう。良い顧客ばかりとも限りませんし、店舗の場合は顧客を選ぶこともできません。クレームが来ることもあります。人に接することが多い分その面のリスクはありますが、経験によってその対処の方法も身に付いていくでしょう。 デメリットはあまりないですが、あるとしたら自分の意思にそぐわない商品やサービスを売らなければならない場合だけだと思います。ただそういう場合は内部から改善していける余地もあるはずです。 接客業は知らない人と話すことに抵抗がない人なら適性のハードルは高くありません。顧客の視点で考えられる人、数字で成果を出したい人、人の役に立つことに喜びを覚えられる人なら誰でも向いているといえます。
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Q
- 就活中は非通知からの電話も出た方が良いのでしょうか。
- 就活本などでは非通知設定の電話にも出るようにアドバイスされていることが多いですが、今の時代に非通知回線から採用関係の連絡をしてくる会社はかなり非常識な会社といえます。 しかし、特殊事情や手違いなどの場合もまったくないとは限りません。 特殊事情としては、人事や採用の部署に迷惑電話やしつこい営業電話がかかっている場合や、不特定多数になるべく番号を知らせたくない場合、その会社の事業自体で基本的に電話をあまり使わない場合などが考えられます。 企業側に非通知でかける特別な事情があるとは考えにくい とはいえ採用活動をしている会社が電話番号をまったく公開していないことはまずないので、非通知対応をしているとしても一時的なものか、誰かが誤って非通知回線を使ってしまった、というくらいではないでしょうか。 そして、非通知からの電話は安全管理上出なくても良いです。企業側も、非通知回線から電話しても出てもらえないということは充分考えておくべきで、連絡が取りたければメールなど別の手段でも必ず連絡をします。 「なぜ出られなかったのか」と聞かれたら、「非通知回線でしたので採用関係の連絡とは思いませんでした」と回答することで、普通は何の問題もありません。 セキュリティ上非通知にしているという企業もあると聞きますが、そんな企業が学生のセキュリティをまったく考慮しないとしたら、その程度の意識がない企業は辞退されても仕方がないと個人的には思います。
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Q
- 就活ってあほくさくないですか?
- 「学歴で区切って書類に目を通さずにはじかれる」というのははたして正しい情報なのでしょうか。少なくともまともな企業の採用担当者はそんなことはしていません。 そしてあなたが落とされた理由がそうだったとも限りません。その情報源はどこなのでしょうね。あなたがかたくなにそれを信じるならそれでも構いませんし、バカバカしいと思うなら周囲に合わせなくても良いと思いますよ。 しかし一部のおかしな例を過剰に一般化して、就活全体をネガティブに考えることがあなたの利益になるのでしょうか。私はそんなくだらない真偽不明の噂話にあなたの考えを合わせてしまうことは、あなたに損しかないと思います。 マナーは短時間で見知らぬ人に好感を持ってもらうために重要 「内定をもらうために就活生一同で企業に媚びて」といいますが、企業側は多額のコストをかけて一緒に働く仲間を探しています。マナーが茶番だとしたら、知らない人とどうやって知り合うのでしょう。 知らない人と会うときに、前提として自分を良く見せようとすることは誰もが無意識におこなっていることで、あなたも例外ではないはずです。ましてや長く一緒に働くための大切な仲間探しをしているのです。 これが就活でなかったとしても、たとえば友達や恋人を作る時も、マナーの悪い失礼な人とわざわざ付き合いたい人はいないのではありませんか。 就活本やサイトで紹介されている就活のノウハウやマナーの中には確かにいきすぎな部分もあると思います。採用担当者から見ても、実際はそこまで細かいことにこだわらなくてもいいと思うことも多いです。 しかし仕事で、短時間で見知らぬ人に好感を持ってもらえることはとても重要です。職場では、顧客も取引先も同僚や上司も、あなたのことをよく知る人などほとんどいません。表面的なことで嫌われてしまったらもうその先のご縁がないのですよ。 もちろん嘘はいけませんが、ある程度相手を不快にさせない「型」を身に付けるうえで、就活のマナーやノウハウは無駄とは思いません。 お互いよく知りもしないうちから、相手に合わせる気もなく、ありのままの自分を認めて欲しいという方がよほど甘えた子どもっぽい考え方だと思います。
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Q
- 就活を3月から始めるのは遅いですか?
- 3月に就職活動解禁、6月に選考開始というのは、もともと大手企業が多数加盟している経済団体連合会(経団連)が取り決めたグループ内のルールです。 歴史のある企業や採用人数が多い大手企業を中心に加盟しているため影響力が大きく、加盟企業同士で足並みを揃えて抜け駆けや混乱が起こらないようにしているものです。 終身雇用や年功序列が普通だった時代には政府の意向との調整もおこなわれ、度々ニュースにもなっていますが、法律上のルールがあるわけでもなく、加盟企業以外にとっては拘束力もないため、現在では形骸化しているのが実情です。 しかし形骸化しているとはいえ、就職活動に使われるナビサイトの運営企業にとってこのルールは無視できません。なぜなら主要顧客である求人掲載企業の多くは経団連に属する大手企業であるためです。 そのためナビサイトの運営側では、会社説明会のスタートを取り決めに合わせて設計せざるを得ません。クリック戦争というのは3月1日に説明会のエントリーが一斉に始まり、人気企業の参加枠がたちまち埋まってしまうことからいわれているナビサイト上の競争のことです。 超人気企業は本当にあっという間に埋まるので、そのつもりでいてください。 3月までに志望業界を絞り込みエントリーの準備を進めるのが必須 3月から就活をスタートするのであれば、まずナビサイトを使った説明会のエントリーから始めることになります。 ただし前準備としてスケジュールを確認し、志望する業界や企業群は3月以前に絞り込んでおかないとエントリーができません。まずはそこから始めましょう。 説明会の日程が決まれば、その合間で選考対策もしておく必要があります。6月から選考開始ということは、その間に筆記試験と適性検査の対策を終えて、説明会の参加と同時進行しながら企業について理解を深める必要があります。
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Q
- 書類選考や一次面接は通るのに、それ以降先に進みません。
- 「8月までに終えたい」というのはなぜでしょうか。それが周囲との比較が原因であるなら、強迫観念のようになっている可能性があるので、まずその考えをやめましょう。就活というのは卒業までに1社決まっていればそれで良いのです。 働く前にあなたの優秀性を周囲に示す必要はないので、目標をはき違えないようにしましょう。 早く決まろうが遅く決まろうが、自分にふさわしい企業が1社見つかれば良いのです。人生は就職してからの方がはるかに長く、働いてからが勝負なのですよ。 学歴が高いからこそ能力だけでなく意欲を伝えることが大切 面接で落ちる、しかも他社選考状況や志望度を聞かれる、ということなので、あなたが目標をはき違えていることが企業にも伝わっている可能性が高いです。 早く内定を取ることが目的化しているので、その企業の仕事を深く理解していないか、将来を想定した質問に対し、的外れな回答をしているのではないでしょうか。 その結果、面接官から見れば、書類や経歴は問題ないけれど志望意欲は低い、おそらく我が社には来ないだろう、内定を出しても辞退されそうだ、などと思われている可能性があります。 意欲のないように見える上位校の学生よりは、意欲のある平均的な学生の方が企業にとっては高い評価になることはよくあります。 学歴の評価と仕事の評価はまったく違うものであり、まだその仕事をしたことがない学生の評価基準は、能力よりも意欲のウエイトが高いと考えてください。意欲の方が成長への期待や将来の伸びしろに直結するからです。 見栄を張ったり周囲の評価を気にしたりするのをやめて、仕事内容に焦点を当て、より意欲の持てる仕事を探してみてください。