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Q
- 2浪しています。就職活動で不利になりますか。
- 今は若年労働力がどんどん減っている時代です。昔に比べれば、2浪がデメリットになるということはほとんどありません。あるとすれば、本人がそのことに必要以上にコンプレックスを持ってしまうこと、そして単純に終業時の年齢が少し高いということだけです。 一方で、厚生労働省の調査では、就職できても1年以内に離職する人も30%以上います。 参照:学歴別就職後3年以内離職率の推移 若い時の数年の差は一瞬で解消できる! 引け目を持たないようにしよう つまり、1浪で就職して1年で離職した人は、年齢的には2浪の人と同じスタートラインに立つことになりますが、それが決して特殊なケースではないことは、こうした資料から推察できるのではないかと思います。 そして、2浪であっても自分にとって納得できる仕事に出会うことができれば、すぐにそのマイナスを逆転できるということがわかるでしょう。 若い頃には、1年の差はとても大きく感じられますが、5年、10年と仕事をしていくと、未熟な時代の1年の差などは一瞬で追いつける程度のものでしかありません。変なコンプレックスを持たず、仕事に就いてからが勝負という気持ちを持って就活に臨んでください。
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Q
- グループワークではどのようなテーマが出されますか。
- 対策すべきことは、数多くのテーマを知ることではなく、対策していないどのようなテーマでも、場の会話の流れに応じて自分の考えを述べられることです。 そもそも企業は対策していない状態でどのようなコミュニケーションを取れるのかを見たくて、グループワークやディスカッションを取り入れているのですよ。テーマはむしろ知らなくていいのです。 正解のない状況で目の前の人・課題と向き合う力を付けておこう 実はグループディスカッションの際、知らないテーマの場合よりも、対策をしてきたテーマになった途端、記憶に頼ろうとして会話がちぐはぐになって評価を下げる学生をたくさん見ています。 目の前にいる相手と会話しているはずなのに、頭の中では練習したものを思い出そうとして過去に飛んでいるので、目の前の話し合いの流れに乗れず、相手を無視してしまうのです。こうなると過剰な対策は逆効果になってしまいます。 面接官の立場から言えば、ディスカッションに正解は求めていません。仕事の場面では答えのわからない課題が毎日のように出てくるわけですから、臨機応変に目の前の相手や状況としっかり向き合うことの方が大切です。
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Q
- 就職で恋人と遠距離になりそうです……。
- 就職も恋愛も自分主体で決めることなので、この結論はどちらもありだと思います。恋人を追って県外で就職することも、休みの日に遠方の恋人に会いに行くことも、それなりの負担が伴います。 しかし前向きに考えれば、恋人がきっかけで県外の素晴らしい仕事が見つかるかもしれないし、遠距離で関係が難しくなった結果、もっと素晴らしい人と出会う可能性もあるわけです。 遠距離恋愛を続けることで生まれるリスクにも目を向けておこう 県外で就職する恋人はどう考えているのでしょう。本当に2人ともずっと一緒にいたいのなら結婚してしまうのも一つの手段ですが、そこまでではないとすれば、恋人を基準にあなたの仕事を選ぶのはおすすめできません。恋愛関係の変化と仕事の変化とでは、あなたの取るべきリスクが変わってきます。 たとえば恋人を追って、もし県外でやりたくない仕事に就いた場合、恋愛関係が破綻すればその仕事にも意味が無くなってしまいます。仕事がうまくいかなければ恋人のせいにしてしまいたくもなるでしょう。 また、そこまで相手に依存する考え方では、むしろ「自立できていない人」として当の相手に嫌われてしまうリスクもあるのではないかと思います。
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Q
- コールセンターはパソコンができないと難しいでしょうか。
- パソコンの操作に自信がないとのことですが、会社はそれでもあなたをコールセンターに配属するかもしれないのですよね。会社があなたのスキルを把握したうえでそういう決断をするのであれば、最初はできなくともやがてできるようになるだろう、という見通しがあるのではないでしょうか。 よく考えてみれば、パソコンのスキルなどというものは、先天的な才能が必要なものではないし、経験を積めば上達する後天的な「テクニカルスキル」です。 考え方によっては、仕事を通じてスキルを身に付けられることは幸運なことかもしれません。自分でお金を払って勉強して身に付けるのではなく、仕事をしながらお金をもらってスキルが身に付くわけですから。 できないことができるようになる仕事の醍醐味を楽しもう できない仕事を避けていたらいつまで経ってもできるようにはなりません。そして、現状のままでできる簡単な仕事ばかり探していたら成長などできませんし、収入も上げることはできませんよね。 万が一、本当にいつまで経ってもできないときは会社側から見切りをつけてくれるはずです。できないことができるようになるのも仕事の醍醐味です。まずはチャレンジしてみてはどうでしょうか。
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Q
- 公務員試験を大学4年生から対策するのは遅いですか?
- 悩む理由がおかしいことに気づいてください。もう4年生になっているのですから、遅いかどうかを悩む必要は無いです。間に合うか合わないかはそもそも正解がないです。 あなたがどう頑張るかによって結果は変わるだけですから、時期が問題なのではなく内容が問題なのです。他人から「間に合わない」と言われたらあなたは諦めるのですか? そんなのおかしくないですか? 何を準備するかは人によって違いますが、間に合わないなんて言うことは基本的にどの場合でもありえないのですよ。時間がなければ時間を作るだけですし、一発合格が理想ならば理想に向かって今からでもただやるだけです。 今年やれるだけチャレンジしなかったら、1年待っても多分来年も受からないですよ。
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Q
- エントリーシートなしの企業はブラックですか?
- ESがないと会社側は情報の少ない履歴書で判断しなければなりません。少しでも間違った評価をされたくないのなら面倒でも情報提供はできる限りすべきだと思いますが、どうでしょうか。 ただ、型通りのESなんていらないのではないかという気持ちもわかります。どうしても面倒なら、応募先をもっと絞り込んで、少ない企業に対してしっかり書く、というようにしてはどうかと思います。
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Q
- MRの仕事内容と就活対策を教えてください!
- MRは基本的に営業職の就活対策で問題ないのですが、相手は医療機関や医師であり、扱う商品が医薬品であるということで、商品知識とリスク感受性などが要求される点が若干異なるくらいです。特殊な分野の営業職という認識で良いと思います。 昔は接待や過剰営業が問題になり、今でも時々論文の不正など不祥事が起きていますが、給与が高いのはそのようなブラック化しやすい背景があるのと、医薬品というのは採用されるとリターンが大きいからです。 文系でもコミュニケーション力が高く、医療に関心があるのならば目指せると思います。
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Q
- 就活って結局嘘つき大会ですよね?
- ビジネスマナーのようなものをすべて「嘘」と考えてしまうと確かにそうなるかもしれませんね。 ではあなたは好きな異性と初めてデートをするときに、家にいる時と同じ素のままの自分で行くのですか? 髪型を整えたり服を変えたりしていませんか? 少しでも好感を持たれようとするのではないですか? あなたの理屈だとそれも「嘘」でしょう。 そもそも会社はあなたのことをよく知らないのですよ。そして企業から見た採用は「仲間探し」でもあります。 よく知らない相手に気もつかわず、やりたいように振る舞って言いたいことを言っていたら、それはうまくいかないのは当たり前です。あなたもそんな人と友達にはなりたくないでしょう? 私は、相手に良い印象を持ってもらおうとするのは「嘘」ではなく「最低限の礼儀」だと思っています。冒頭で言ったように、言動の全てが「嘘」か「正直」かで決めつけてしまうと苦しくなります。人はそんな二元論では生きていけないのです。 大したことをしていなくても、そして嘘をつかなくても成功している人はたくさんいます。私は採用担当として、素直さや正直さも評価されることを知っていますが、それは「失礼」ということではないのです。 何よりも問題なのは、あなたの言動を「嘘」と決めつけているのはあなた自身だけだということです。何が「嘘」で何が「正直」かをはき違えていませんか? あなたの理屈は穴だらけですよ。この機会によく考えてみてください。ここがネガティブだと、顧客も取引先もそういう思考で見るようになるので、仕事もうまくいきません。今が変わるチャンスだと思ってください。
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Q
- NPO法人は働き方がやばいと聞いたのですが本当ですか?
- NPOは良くも悪くも理念先行で事業を起こしている組織が多く、営利目的の民間企業に比べ運営がルーズになりがちです。一部には収益性や効率化を軽視する傾向もあります。 補助金頼みの組織は長続きしないこともありますので、経営感覚がしっかりしているところを選びましょう。
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Q
- 大学2年生のうちから必ずやっておくべき就活対策はありますか?
- 企業や仕事について調べておくことです。企業研究が最も時間がかかることなので、何でも良いから仕事についての理解を深めてください。テレビ東京のビジネス系の番組を観るなどから始めたらいかがでしょう。