Q
コールセンターはパソコンができないと難しいでしょうか。
コールセンターに配属される可能性が出てきました。ただ、自分はパソコンが全然できません。
ブラインドタッチなんてまったくできませんし、タイピングがものすごく遅いうえにパソコンの機能もよくわかっていません。
コールセンターは電話しながら、パソコンを操作しなければならないですよね。パソコンができないなら、コールセンターは避けた方が良いでしょうか。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
コールセンターで働く人に大切なスキルはコミュニケーション力
まずは、配属されそうなコールセンターでブラインドタッチが本当に必要かどうか確認しましょう。仕事内容によっては、専用のフォーマットにマウスを使って入力するシステムを導入しているところもあります。
質問者さんの質問内容から判断すると「コールセンター=ブラインドタッチが必要」という「思い込み」があるように見受けられます。まずは、その認識をすり合わせる必要があります。そのうえで「ブラインドタッチが必要」ということであれば、答えは簡単です。「誰でも慣れてできるようになる」です。
ブラインドタッチ自体かなり身に付けやすい部類のスキルです。基本的なやり方を学べば、早い人で1日、遅い人でも1週間あればできるようになります。
もちろん入力スピードを早くしようとすればそれなりの練習時間は必要ですが、キーボードを見ないで入力するだけなら極めて短時間で身に付けられます。
PCスキルには必要以上に不安を持たずコミュニケーション力を磨こう
何よりコールセンターで働く人に求められる最も大切なスキルは、ブラインドタッチではなく「コミュニケーション能力」です。声だけで、相手にわかりやすく、スピーディーに、かつ不快感のないようなやりとりを求められるのがコールセンターです。
質問者さんがコールセンターに配属になりそうだということは、そのようなコミュニケーション能力があると判断されたのだと思いますよ。
こちらの記事では企業がコミュニケーション能力がある人を評価する理由や、社会人に求められるコミュニケーション力を具体的に解説しています。
経験を積めば上達できるのでチャレンジをしてみよう
パソコンの操作に自信がないとのことですが、会社はそれでもあなたをコールセンターに配属するかもしれないのですよね。会社があなたのスキルを把握したうえでそういう決断をするのであれば、最初はできなくともやがてできるようになるだろう、という見通しがあるのではないでしょうか。
よく考えてみれば、パソコンのスキルなどというものは、先天的な才能が必要なものではないし、経験を積めば上達する後天的な「テクニカルスキル」です。
考え方によっては、仕事を通じてスキルを身に付けられることは幸運なことかもしれません。自分でお金を払って勉強して身に付けるのではなく、仕事をしながらお金をもらってスキルが身に付くわけですから。
できないことができるようになる仕事の醍醐味を楽しもう
できない仕事を避けていたらいつまで経ってもできるようにはなりません。そして、現状のままでできる簡単な仕事ばかり探していたら成長などできませんし、収入も上げることはできませんよね。
万が一、本当にいつまで経ってもできないときは会社側から見切りをつけてくれるはずです。できないことができるようになるのも仕事の醍醐味です。まずはチャレンジしてみてはどうでしょうか。
コールセンターの仕事に興味がある人はこちらの記事を確認しましょう。コールセンターの種類や求められるスキルを解説しています。
コールセンターで働きたい人は、パソコンスキルのアピールになる日商PC検定や、正しい敬語の扱いや電話対応ができることを示す秘書検定の取得がおすすめです。各資格の詳しい内容は、こちらの記事で確かめてくださいね。
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