Q

面接中に言ってはいけないNGワードはありますか?

面接中にNGワードを言ってしまって、一気に評価を落とすようなことがないか心配です。

「〇〇はしたくない」など仕事内容に関してネガティブな発言を避けた方が良さそうなのは予想できますが、良かれと思って言ったことが評価を下げてしまうこともあるのではないでしょうか。自己PRや志望動機で、就活生が使ってしまいがちなNGワードがあれば教えてください。

また逆質問でも「なんでも聞いて良い」と言われたとしても、待遇面の質問などは避けた方が良いですよね。逆質問でのNGワードもお伺いしたいです。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

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ベストアンサー

キャリアコンサルタント/勉強カフェ札幌大通スタジオ代表

渡邊 裕樹

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「学びたい」「成長させてもらえる」はNG

「給料をもらって学ばせてもらいたいんです」と言われたら企業はどう思うでしょうか。企業は学校ではありません。社員を研修して学ばせるのは、習得したことを糧に、成果を出して会社に利益をもたらしてもらうのが目的だからです。

配置転換をして成長を促すのも同じで、利益を出してもらうためです。しかしそれを社員の方から言うのは「お門違い」なのです。

応募する人間は、自分がいかに成果を出して会社に貢献できる人材であるかをアピールすることが大切であり、「学びたい」「成長させてもらえる」と言う人は「まだ学生気分が抜けてないな」と捉えられるでしょう。

面接でなくても確認できる質問も避けよう

逆質問で待遇面の質問を避けた方が良いというのもよく言われる話です。なぜかというと、待遇面や条件は面接の場でなくても確認できるからです。

わざわざ面接官と直接やりとりしている、この貴重な時間に待遇面のことを聞くのは、「それ以外の業務に関することに興味がないのではないか」と捉えられかねません。

逆質問で好印象を残すためには、以下の記事を参考にしてポイントを押さえましょう。避けるべき質問も解説しています。

キャリアコンサルタント/合同会社渡部俊和事務所代表

渡部 俊和

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非言語的な部分も含めてNGとなるケースが多い

質問にある「〇〇したくない」はNGのワードであり、NGの態度でもありますね。言葉を間違うことは誰にでもあり得ることですが、言い直しもできるし、本意を説明することもできるので、一言でNGとなるケースは少ないと思います。

一方、NGの態度というのは、本人が自覚できていないものが多く、言語化されない態度の部分とそのときの言葉が両方揃うことでNGの状況ができる気がします。

具体的には、自分のPRに躍起になってしまい人の話が聴けていない、また、嘘をついたり、根拠のあいまいなことをわかったように話す、仕事そのものに対する関心が低い、というような場面です。

待遇ばかり聞くのは本末転倒となるためNGと認識されやすい

言葉の一つひとつに神経質になるよりは、面接時の態度を決めるマインドの部分に注意を払ってみましょう。

逆質問については、「何でも聞いて良い」と言われたら聞いて良いとは思いますが、待遇ばかり聞いて仕事について聞かなかったらおかしいとは思います。

まだ仕事をしたことがないのだから、仕事に対する関心が先に来ないと本末転倒です。待遇は仕事の報酬なのですから。

面接でのマナーに含まれるのは、発言だけではありません。NGな行動をしてしまうと一気に評価を落としかねないので、こちらの記事で就活マナーを押さえましょう。

面接には常識とされている発言や行動があります。面接に慣れていない人や苦手な人は、まずこちらの記事で面接の流れと各段階の適切な行動を押さえましょう。

以下の記事では自己PRのやり方を解説しています。NGとされる注意点も説明しているので、併せてチェックしてくださいね。

志望動機の作り方は以下の記事で解説しています。こちらもNGとされる注意点を説明しているので、併せてチェックしましょう。

こちらのQ&Aでは、面接での口癖を不安に思う学生に向けてキャリアアドバイザーが回答しています。「えー」や「あー」といった癖が気になる人は確認してみましょう。

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