Q
2浪しています。就職活動で不利になりますか。
大学受験で2浪しており、就職への影響がないか不安視しています。
企業からすると2浪している学生にはあまり良い印象を持たなそうなイメージがあります。
そこで、2浪が就職でデメリットになる点を知りたいです。また、もし逆にメリットになることがあったり、有利に進めるコツがあればぜひ教えてください。
さらに気になるのが、面接で2浪していることを指摘してくる企業もあるかもしれない点です。受け答えをするときは、どのようなことに注意すれば良いのでしょうか。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
2浪していても就活への影響はほとんどない
大学受験で2浪していることが就職に影響するのではないかという不安ですね。結論からいうとほぼ影響なしと考えて良いでしょう。あるとすれば、それを自分が過度に意識して萎縮してしまうということです。
企業からするとそのような学生は山ほどいるので、2浪しているというだけで「この学生は使えない」という判断はしません。
逆にメリットはたくさんあります。どのようにして浪人時代の苦労を乗り越えたかというエピソードがあることや、現役で入学した人より大学での学びに対する姿勢が異なっていることが多いなど、きっと質問者さん自身も思い当たる節があるのではないでしょうか。2浪は前向きに捉えましょう。
2浪を前向きに捉え堂々と答えることが重要
ただし、質問者さんが気にしている通り、2浪のことを面接で質問される可能性は大いにあります。そのときの注意点は「はっきり、堂々と答える」です。
たとえば、自分の中で「2浪は自分の能力が足りない証拠と見られないだろうか……」とネガティブに捉えていれば、質問に対しておどおどしてしまうかもしれません。
しかし、「目標に向かって諦めず努力して、合格を勝ち取る成長の機会だった」とポジティブに捉えれば、企業からの質問に対しても顔を上げて答えられます。
2浪という事実だけが問題なのではなく、この事柄にどのように取り組んできたのかという点から応募者の人柄が見られていると思ってください。
必要以上にコンプレックスを持たなくて良い
今は若年労働力がどんどん減っている時代です。昔に比べれば、2浪がデメリットになるということはほとんどありません。あるとすれば、本人がそのことに必要以上にコンプレックスを持ってしまうこと、そして単純に終業時の年齢が少し高いということだけです。
一方で、厚生労働省の調査では、就職できても1年以内に離職する人も30%以上います。
参照:学歴別就職後3年以内離職率の推移
若い時の数年の差は一瞬で解消できる! 引け目を持たないようにしよう
つまり、1浪で就職して1年で離職した人は、年齢的には2浪の人と同じスタートラインに立つことになりますが、それが決して特殊なケースではないことは、こうした資料から推察できるのではないかと思います。
そして、2浪であっても自分にとって納得できる仕事に出会うことができれば、すぐにそのマイナスを逆転できるということがわかるでしょう。
若い頃には、1年の差はとても大きく感じられますが、5年、10年と仕事をしていくと、未熟な時代の1年の差などは一瞬で追いつける程度のものでしかありません。変なコンプレックスを持たず、仕事に就いてからが勝負という気持ちを持って就活に臨んでください。
こちらのQ&Aでは、4浪で就活に不安を感じている人に向けてキャリアアドバイザーが回答をしています。チェックしてみてください。
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