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Q
- 内定後にやることは何がありますか?
- 内定後にすべきことの第一は学業です。学業を疎かにして万が一卒業ができなくなったら、内定もすべて消えてしまいます。 「卒業についてほぼ確実に問題ない」という状態であれば、業界知識を身に付けるのもありです。業界に関する本を数冊読んでおくなどは良いかもしれません。 もしくは面接の中で「入社後に活躍するために必要なこと」などを言われたことはないでしょうか。「こんな知識を身に付けておいて」「これはやっておいた方が良いよ」などと聞いたことも参考にしましょう。 それがなければ、先に挙げた業界知識を深めておくことは手を着けやすいですね。 業界知識を学んだりトレーニングで体力をつけたりするのもおすすめ また生活リズムを整えること・体力を付けておくことは社会人になった後で大いに役立ちます。 筋トレをする、ジョギングをするなど、やりやすいところからで良いので、自分を健康にして体力を付けておくのは社会人になる準備としてかなりおすすめです。 社会人1年目は緊張の連続で、心身ともに疲労が溜まりやすいものです。そのときに体調を崩しては社会人として良いスタートダッシュが切れません。 業界知識を身に付け、身体を健康にしておくという2点にぜひトライしてみてください。 ただし先にも挙げたとおり、まずは学業第一です。その次に会社から「これをやっておいたら良いよ」と聞いたものがあれば、それを優先させてください。
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Q
- 銀行の課題とは何でしょうか?
- 現在の銀行業界について言われている課題を挙げると、まずはこれまでのビジネスモデルの収益性が下がっているということです。 銀行はお金をたくさん持っている人からお金を預かり、お金が足りない人に貸すという行為をしています。これが金融です。お金を貸した人から利子をつけて返してもらい、その分で利益を挙げます。 民間銀行(UFJ銀行や三井住友銀行など)は一般顧客に対してお金を貸すこともしますが、中央銀行にお金を貸す(預ける)こともします。この中央銀行にお金を貸す部分で、日本では大変なことになっているのです。 民間銀行が中央銀行からお金を返してもらうときに利子を上乗せして返してもらうどころか、逆に貸した方(民間銀行)が借りた側(中央銀行)にお金を支払うという状態になっています。 普通に考えたら「意味がわからない」となりますが、日本政府はこれをすることで、民間銀行が中央銀行にお金を預けるのではなく、一般顧客に貸すような動きを促進しようとしたのです。 これにより民間銀行の収益性はガクッと下がりました。まずこのことが銀行業界としてとても大きな動きであり、押さえておくべき大事なポイントです。 変化に対して新しいビジネスを展開する必要がある 民間銀行はこのような状況下、収益を上げるためさまざまな方策を実行しています。 たとえばテクノロジーを導入し、これまで人がやっていたことをコンピュータができるようにすることで人件費を抑えたり(ATMやネットバンキングなど)、顧客獲得を促進しようとしたりしています。 また海外の銀行を吸収するなどして海外進出を図り、市場を拡大するなどの動きも活発化しています。これまでの「銀行ってこういうところだよね」というイメージのままでは、生き残れなくなってきているのです。 今後は「銀行ってこんなこともするんだ」というさまざまなビジネス展開をすることが考えられます。 たとえば銀行は人がたくさん集まる場所であり、銀行アプリやホームページ(HP)も多くの人が目を通す場所です。そうしたものを活用して広告収入を得ようと、広告事業へ乗り出すこともあり得ます。 このような動きの中で働く人に求められるのは、固定観念にとらわれない柔軟性、最新の技術や情報を取りに行く積極性など、変化に対する強さでしょう。
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Q
- 出版業界の今後ってどうなりますか?
- 質問者さんが言うように「出版業界はオワコン」という声も一部耳にすることがありますが、先がないかというとそんなことはありません。 たしかに業界全体の市場規模としては減少傾向にあり、紙の出版物はどの分野も売り上げが厳しい状況ではあります。 しかし一方、電子出版の売り上げは伸びていて、新しい市場開拓が進んでいくものと思われます。 デジタルコンテンツの開拓やM&Aなど新しい動きがある 大手出版社はさまざまなコンテンツを展開することができる材料を持っているので、そこから新しいビジネスを伸ばす可能性があるでしょう。 たとえば本を朗読されている音声で聞く「オーディオブック」や、注文があってから1冊単位で印刷する「オンデマンド出版」などは徐々に伸びてきていると言われています。 また中小の出版社は各社それぞれ強みのある分野を持っているので、大手と合併(M&A)をすることで生き残りを模索する動きも盛んになっています。 まとめると、業界全体では縮小傾向ではあるものの、デジタルコンテンツなどの分野はこれから伸びる可能性のある分野として残っています。そういう意味ではまだまだおもしろみのある業界と言えるかもしれません。
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Q
- インターン面接時の逆質問が思い浮かびません……。
- インターンシップの面接で逆質問があるかということですが、大いにありえます。逆質問をする理由は一つではなく複数あり、最も大きな理由を二つ挙げると、一つは学生の志望度を測ること、もう一つは純粋に疑問点を解消してほしいと思っていることです。 大勢のインターン希望がある場合、やはり志望度の高い人に参加してもらいたいと思うものです。自社に興味を持っているなら質問の一つや二つはあるだろうというのが企業側の感覚です。聞きたいことがないというのは、自社に興味があまりないのかなと思われます。 また、学生が疑問に思っていることを解消することはマッチングの精度を上げるために大切なことです。このような理由から逆質問をするわけです。 そのやりとりが「選考結果に影響するか」ということですが、インターンに参加できるかどうかの選考には影響します。3~4月から始まる本選考には基本的には影響しません。 逆質問は企業のことを理解していなければ見つからない 質問者さんは質問したいことを「考えてみましたが、一向に思い浮かびません」とのこと。この原因は情報不足です。企業に関する情報をたくさん集めましょう。 まずは、企業のホームページを隅から隅まで読み、それでも何も思い浮かばない場合は、その企業の業界に関して調べます。 業界全体としてどのような課題があるのか、最近の動向はどうなのか。こういう情報を仕入れると自分にとって興味のわく質問ポイントが浮かび上がってきます。このような情報がない状態では、いくら考えても質問は思い浮かばないものです。 逆質問の具体例としては「求める人物像として〇〇というものがあったのですが、そのために今のうちにしておくべきことがあれば教えていただきたいのですが」のような感じです。 これは会社の情報を仕入れておかなければ聞けないことです。まずは、情報収集からスタートしてみるのがおすすめです。
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Q
- 就活で着用するシャツのボタンについて質問です。
- まずシャツのボタンは1番上まで留めるのが基本です。苦しく感じるようであれば、サイズが合っていない可能性があります。 スーツというのはカジュアルな私服と異なり「正解」がある服装で、サイズ感が合っていないのはNGなのです。 スーツの着方はネットで調べることもできますが、どうしても不安な場合はスーツ店のスタッフに相談してみましょう。スーツ店では自分の身体のサイズを測ってくれるので、首周りの大きさを測ってもらっておくと今後のシャツ選びの際に役立ちます。 指定された服装によって注意するべき点は異なる クールビズやノーネクタイなどが指定されている場面では、シャツの第一ボタンは開けて着用します。その際、襟元からインナーが見えないように気を付けてください。シャツの襟元からインナーが見えていると、一気にダサい印象になってしまいます。 第一ボタンを開ける際は、UネックやVネックのインナーを着用しましょう。また、襟の内側に柄が付いているシャツは一見オシャレな感じがしますが、就活ではカジュアルな印象を与えるのでNGです。襟の内側まで無地のシャツを選びましょう。 女性のスキッパーシャツは襟元にはボタンが付いていませんがボタンが付いているところはすべて留め、シャツ襟はジャケットの外側に出すのが正解です。 ボタンダウンシャツはボタンを留めることが必須ですが、そもそも面接にボタンダウンシャツは適しません。ボタンダウンシャツはカジュアルな印象を与えるので、面接のようなフォーマルな場面では避けましょう。
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Q
- コンサルの就活の進め方を教えてください。
- 質問者さんが大学3年生だと想定して話をしますね。まず「何から始めるべきか」ということですが、質問者さんが今どのくらいまで就活準備を進めているかによってアドバイスも変わってきます。 最初の段階であれば、まず「なぜコンサルをやりたいのですか」に端的に答えられるように準備することです。そのためには、自己分析をして自分の興味関心、長所短所などを言語化しなければなりません。 さらにコンサル業界について業界研究をすることです。自己分析と業界研究を合わせることで、先の質問「なぜコンサルをやりたいのか」に答えるための材料が揃ってきます。そのうえで、今からのタイミングだと、冬のインターン情報を収集しインターンに参加することも大切です。 コンサルの就職活動は業界の動向と位置づけを理解しておくことが重要 コンサル業界について知っておくべきことは「近年の動向」と「コンサル業界とは」というキーワードについてです。 たとえば、さまざまな分野がDX化や社会の変化などに直面し経営課題が多様化していること、コンサル業界自体の市場が年々拡大していること、コンサルタントにもさまざまな分野があることを知っておくこと(経営コンサル、ITコンサル、人事コンサル、戦略コンサルなど)は、基本的な内容として改めて深めておくことをおすすめします。 最後におすすめのコンサル会社ということですが、質問者さんが何を大切にして企業選びをしているのかがわからないので「ここがおすすめ」と提示するのは難しいです。 とりあえず国内コンサルティングファームとしてよく名前が挙がる会社をいくつか挙げると、野村総合研究所、アビームコンサルティング、ベイカレントコンサルティングなどがあります。
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Q
- 面接でセクハラを受けたらどうするべきですか?
- 面接でセクハラが起こり得るかということについては、残念ながら「起こり得る」といえます。面接官が嫌がらせをしようと意図しない発言だとしても、その発言を受けて嫌な気持ちになるのであればハラスメントに当たる可能性があります。 質問者さんが例として挙げている「恋人はいるの?」「スタイルいいね」のようなプライベートや容姿に関する発言はセクハラに当たる可能性があります。もし不快な思いをする発言などを受けたときは、感情的にならず冷静さを保つことが大事です。 そのうえで「申し訳ございません。そのような質問に対しては回答を控えます」と丁寧な口調で対応するよう心掛けてください。 セクハラを受けた場合は就活生も利用できる相談窓口を頼ろう また、どうしても不快に感じたことをそのままにできないと思う場合は「総合労働相談コーナー」に相談をするのが良いかと思います。労働局や労働基準監督署、市役所などに設置されている無料の相談窓口です。 まずはそこに相談をしてアドバイスをもらうのが良いでしょう。電話相談も受けているので、質問者さんの住んでいる場所の近くにある窓口をあらかじめ調べておくと安心かと思います。
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Q
- フリーターの自己PRってどう書いたら良いですか?
- まずはフリーターとして働いてきたときに学んだことや身に付いたこと、成長したと思えること、自分で考えて工夫したこと、成果を出したこと、これらを思い出して言語化しましょう。 思い出して書けるものは全て書き出すことで、能力があることを面接でアピールできますよ。 「なぜフリーターをしていたのか」も理由立てて説明できるようにしておくことも大切です。フリーター自体が悪いわけではありません。なぜそういう働き方を選択したのか明確な理由と、自分の考えをもとに説明できればむしろ他の人と差別化できるでしょう。 自分のことを明確にわかりやすく説明できる人は、面接官にコミュニケーション能力・自主性・主体性がある印象を与えられます。 堂々とした姿勢が好印象を与える 注意点としては、フリーターをしていたということに対して自分自身で「引け目」を感じないことです。 質問者さんがそのように感じていないのでしたらお節介になってしまうのですが、もし周りと比較して自分だけ正社員の経験がないということに対して引け目を感じている場合は、それをいったん置いておきましょう。 面接では話す内容と同じくらい、自信のある堂々とした態度や笑顔など、非言語の部分が重要なのです。 フリーターをしていたことに引け目に感じず、フリーターをしていた理由と経験から学んだことを堂々と自分の言葉で伝えることが人事の目を引く自己PRになります。ぜひ意識してみてくださいね。
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Q
- 自己PRで「明るい」ってありですか?
- 「明るい性格」はアピール材料としてとても魅力的なので、自信を持って伝えると良いと思います。ただし注意点としては「明るい性格」はあくまでも「性能」であり、その性能があるから「どのようなメリットが生まれるのか」を説明しなければアピールにならないということです。 たとえば「画面がものすごく綺麗」という性能が売りのノートパソコンがあったとします。家電量販店のスタッフが来店した客に対し「このパソコン、とても画面が綺麗なんですよ」と繰り返しアピールしても「だから何……?」となりかねません。 そこで「画面が綺麗なので、長時間作業をしていても疲れにくいんですよ」とか「画面が綺麗なので、動画視聴にとても向いていますよ」のように、「この性能があるからどういうメリットがある」という部分まで落とし込んで説明されると「あ、それなら良いかも」という判断になります。 明るい性格からどのように仕事に生かせるかを伝えよう 「明るい性格」についても、「性格が明るく、誰かから厳しい言葉をかけられたとしてもすぐに切り替えて溜め込むことがありません」とか「明るい性格なので、初対面の人ともすぐに関係を築くことができます」のように、「どのようなメリットがある」ということまで話をすると、面接官は「なるほど、じゃあ仕事でも活躍できそうだな」とイメージでき、好印象につながるのです。 これを別の言い方をすると、「自分の長所をどのように仕事で活かすか」を説明するということです。ぜひそこまで落とし込んで説明することを意識してみてください。きっと面接官の反応が変わってくるはずですよ。
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Q
- 面接なしで就職できる会社ってありますか?
- 「面接なしで就職」はできます。ただし「職種」と「正社員」に限らなければ、です。面接なしの求人は職種が単純作業などに限られ、雇用形態も正社員ではない場合がほとんどです。 面接を必要としないのは「どんな人でもできる仕事」であり「どんな性格でも構わない仕事」だからです。会社の立場からすると、実際に会って話したこともない人に大事な仕事を任せるのは危険すぎます。 また、正社員として一旦雇用してしまえば、その社員が会社に合わず、成果をあげられなくても、よっぽど違法なことをしたり会社の指示に従わなかったりしない限り解雇することができず、給料を払い続けることになります。 正社員として雇用するというのは会社側がそのようなリスクを負って行う行為なので、面接を含むさまざまな方法を用いて応募者を選考するわけです。アルバイトやパート、契約社員や業務委託であれば、正社員に比べずっと簡単に契約解除することができます。 面接嫌いの克服は練習あるのみ 質問者さんが「正社員として雇用される」ことにこだわるのであれば、面接を避けるよりも、面接スキルをあげることを考えた方がいいでしょう。面接嫌いを克服する方法は「練習」の一択です。 練習が最も効率が良くかつ面接嫌いを克服できる確率の高い方法です。練習をするときのポイントは「1人でやらない」。大学のキャリアセンターの人や就職エージェントなど、できるだけ専門家の人に手伝ってもらうことが大切です。 ネットで「就活」「面接」「練習」と検索すると、面接練習をしてくれるサービスがヒットします。他にもジョブカフェやハローワークやといった公的機関でもサポートしてくれます。 人前で話すことが苦手で、どうしても緊張してうまく話せないという人も、正しい方法でくりかえし練習することで必ず変化しますので、ぜひトライしてみてください。