
CUBICの「数理」は、数学的思考力を幅広く測定する問題です。問題ごとに異なる知識と解法が必要となります。
この記事では、Webテストの支援経験があるキャリアコンサルタントの高尾さんとともにCUBIC「数理」の解き方を解説します。数理問題が苦手な人は、各分野の解き方を理解することから始めてみてください。
記事の後半では、36問の練習問題を用意しています。さまざまな問題を解いて、総合的な計算力と数学的思考力を養っていきましょう。
CUBIC「数理」の概要
- 問題パターン:四則計算、n進法、濃度算、速さ、整数、植木算、確率、損益算、面積、体積、図表の読み取り、増加率
- 1問あたりの時間:40~1分
- 形式ごとの出題頻度:テストセンター(なし)ペーパーテスト(なし)Webテスティング(高)
- 数理を解くときのコツをわかりやすく教えてください!
公式を瞬時に引き出せるかどうかが勝負の分かれ目
CUBICの数理は、四則計算から確率、図表の読み取りまで中学数学レベルの幅広い知識が問われます。1問あたりに使える時間は約40秒〜1分です。
この分野は「覚えた公式を瞬時に引き出せるか」がすべてです。本番で公式を思い出すための時間はないと考えてください。
今回紹介する12パターンのうち、自分が苦手な分野を洗い出し、問題を見た瞬間に式を作れるレベルまで反復練習しましょう。
CUBIC「数理」練習問題36問|Webテストの専門家による解説付き
ここからは、CUBIC「数理」の練習問題を専門家の解説付きで36問紹介します。
練習問題として12分野を3問ずつ用意しているので、自身の弱点を特定して重点的に対策していきましょう。
またCUBIC「数理」を初めて解く人は、「問題を解く前に確認! CUBIC「数理」のコツ」で各分野の基礎知識と解法の要点を理解してから、練習問題にチャレンジするのがおすすめです。
問題1(難易度:★★☆☆☆)
問題
次の式を計算したとき、最も適切な数値はどれか。一つ選びなさい。
4²×15÷8÷6の値はどれか。
選択肢
正解:C
与式=16×15/8÷6=30÷6=5となる。累乗の計算を先におこなうことが重要。16と8で約分をおこなうことで、計算を簡略化できる。累乗の計算ミスや約分のミスに注意が必要。
問題2(難易度:★★★☆☆)
問題
次の式を計算したとき、最も適切な数値はどれか。一つ選びなさい。
12²×7÷18÷14の値はどれか。
選択肢
正解:B
与式=144×7/18÷14=56÷14=4となる。12の2乗が144であることを把握していると、スムーズに解くことができる。先に掛け算をおこなうよりも、約分を優先したほうがミスを減らせる。
問題3(難易度:★★★★☆)
問題
次の式を計算したとき、最も適切な数値はどれか。一つ選びなさい。
24²×5÷72÷2.5の値はどれか。
選択肢
正解:C
与式=576×5/72÷2.5=40÷2.5=16となる。576を72で割ると8になる。最後に小数の割り算があるため、桁数に注意して計算を進める必要がある。ほかにも分数を小数に変換する方法があるが、約分を優先したほうがミスは少なくなる。
小数や分数が混在する計算の場合、「すべて分数に統一するか」「約分できる箇所を先に見つける」のが鉄則です。
計算を愚直に左から進めるのではなく、式全体を俯瞰して計算が楽になる順番を探しましょう。
問題4(難易度:★★★☆☆)
問題
n進数で表記された数値を10進数に変換したとき、最も適切な数値はどれか。一つ選びなさい。
4進数の2,130を10進数に変換した値はどれか。
選択肢
正解:C
n進数を10進数に変換するときは、nの累乗を用いて計算をおこなう。4進数の2,130であれば、右から順に4の0乗、1乗、2乗、3乗の重みを持つ。計算式は、0×4^0+3×4^1+1×4^2+2×4^3=0+12+16+128=156となる。累乗の計算を誤ったり、位ごとの数値を掛け合わせる際に見間違えたりしないよう注意が必要。
問題5(難易度:★★★★☆)
問題
n進数で表記された数値を10進数に変換したとき、最も適切な数値はどれか。一つ選びなさい。
5進数の3,204を10進数に変換した値はどれか。
選択肢
正解:C
5進数を10進数へ変換する場合、各位の数値に5の累乗を掛けてすべて足し合わせる。3,204であれば、一の位から順に5の0乗から3乗を割り当てる。計算式は、4×5^0+0×5^1+2×5^2+3×5^3=4+0+50+375=429となる。0が含まれる位の計算を飛ばさずに、正確に合計を出すことが大切である。また、5の3乗が125であることを素早く導き出すことが求められる。
問題6(難易度:★★★★★)
問題
n進数で表記された数値を10進数に変換したとき、最も適切な数値はどれか。一つ選びなさい。
6進数の12,403を10進数に変換した値はどれか。
選択肢
正解:C
6進数の12,403を10進数に変換する。右から順に重みを考えると、式は3×6^0+0×6^1+4×6^2+2×6^3+1×6^4=3+0+144+432+1296=1,875となる。5桁の大きな数値になると累乗の計算が複雑になるため、一つひとつの計算を丁寧におこなう必要がある。特に6の4乗が1,296といった数値を正確に算出できるかが、正解を導くための鍵となる。
10進数への変換は「各桁の数字×nの累乗」を足し合わせるだけです。
累乗の計算(5の3乗=125、6の3乗=216など)は頻出なので、すぐに数字が出るように暗記しておくと解答スピードが劇的に上がります。
問題7(難易度:★★☆☆☆)
問題
食塩水の濃度に関する次の問いについて、最も適切な数値を以下の選択肢の中から一つ選びなさい。
475gの水に食塩が25g溶けている。この食塩水の濃度は何%か。
選択肢
正解:B
食塩水の濃度を求めるには、食塩の重さを、食塩と水の合計の重さで割る必要がある。この問題では、25/(475+25)×100=25/500×100=5%となる。分母を水の重さだけにしてしまう計算ミスが多いため、注意が必要である。きれいに割り切れる数値のため、落ち着いて計算をおこなうことが正解への近道となる。
問題8(難易度:★★★☆☆)
問題
食塩水の濃度に関する次の問いについて、最も適切な数値を以下の選択肢の中から一つ選びなさい。
333gの水に食塩が27g溶けている。この食塩水の濃度は何%か。
選択肢
正解:B
食塩と水の合計を分母として計算をおこなう。27/(333+27)×100=27/360×100=7.5%となる。分母が360となるため、九九を活用して約分をおこなうと計算がスムーズに進む。位取りを間違えると0.75%や75%といった誤った選択肢を選んでしまうため、小数の扱いに注意して解答を導き出すことが求められる。
問題9(難易度:★★★★☆)
問題
食塩水の濃度に関する次の問いについて、最も適切な数値を以下の選択肢の中から一つ選びなさい。
441.6gの水に食塩が38.4g溶けている。この食塩水の濃度は何%か。
選択肢
正解:B
数値に小数が含まれているが、解法のロジックは変わらない。38.4/(441.6+38.4)×100=38.4/480×100=8%となる。まず分母を合計して端数がないかを確認することが重要である。合計が480ときれいな数値になるため、あとは38.4を4.8で割る計算に落ち着く。落ち着いて筆算をおこなえば、正確な数値を出すことができる。
濃度の基本公式「食塩÷食塩水全体×100」を確実に適用しましょう。
よくあるミスは、分母を「水だけの重さ」にしてしまうことです。「水+食塩=全体」であることを忘れずに、小数の足し算も焦らず処理してください。
問題10(難易度:★★☆☆☆)
問題
地点間の往復に関する次の問いについて、最も適切な数値を以下の選択肢の中から一つ選びなさい。
自宅から駅までの間を往復するのに、往路は時速4km、復路は時速6kmで歩いたところ、合計で5時間かかった。自宅から駅までの距離は何kmか。
選択肢
正解:B
距離をx[km]とすると、「往路の時間+復路の時間=5時間」という方程式が成り立つ。x/4+x/6=5の両辺に12をかけると、3x+2x=60となる。したがって、5x=60よりx=12[km]とわかる。平均時速を単純に5kmとして、それに5時間をかけて距離を25kmとするようなミスをしないよう注意が必要。
問題11(難易度:★★★☆☆)
問題
地点間の往復に関する次の問いについて、最も適切な数値を以下の選択肢の中から一つ選びなさい。
A町からB町までの間を往復した。往路は時速15km、復路は時速10kmの速さで進んだところ、往復にかかった時間の合計は5時間であった。A町からB町までの距離は何kmか。
選択肢
正解:C
求める距離をa[km]とおき、時間に関する方程式を立てる。a/15+a/10=5となるため、分母の最小公倍数である30を両辺にかける。2a+3a=150より、5a=150となるため、a=30[km]が導き出される。速さの平均を12.5kmとして単純に距離を求めるのではなく、それぞれの時間の合計が5時間になるという事実に注目して取り組むことが大切である。
問題12(難易度:★★★★☆)
問題
地点間の往復に関する次の問いについて、最も適切な数値を以下の選択肢の中から一つ選びなさい。
山麓のキャンプ場から山頂までを往復した。登りは時速3km、下りは時速5kmの速さで歩いたところ、往復で合計6時間24分かかった。キャンプ場から山頂までの片道の距離は何kmか。
選択肢
正解:C
まず、時間の単位を時間に統一する。6時間24分は6.4時間である。片道の距離をd[km]とすると、方程式はd/3+d/5=6.4となる。両辺に15をかけると、5d+3d=96となり、8d=96よりd=12[km]が求まる。分を時間に直すとき、24/60を0.4と正確に計算できるかどうかが正解の鍵となる。
「時間」と「分」が混在している場合は、24分=24/60時間のように、最初に必ず単位を揃えましょう。
距離を未知数として「行きにかかった時間+帰りにかかった時間=合計時間」と、シンプルな方程式を作れば確実に解けます。
問題13(難易度:★★★☆☆)
問題
方程式に関する次の問いについて、最も適切な数値を以下の選択肢の中から一つ選びなさい。
ある自然数Aから2を引くと、15をAで割った数と等しくなる。Aの値はどれか。
選択肢
正解:C
A-2=15/Aという式を立てる。両辺にAをかけて整理すると、A^2-2A-15=0となる。因数分解をおこなうと(A+3)(A-5)=0となるため、Aは-3あるいは5である。Aは自然数であるという条件にもとづくと、答えは5となる。分母にAがあるときは、まず両辺にAをかけて2次方程式の形に整えることが正解への近道である。
問題14(難易度:★★★★☆)
問題
方程式に関する次の問いについて、最も適切な数値を以下の選択肢の中から一つ選びなさい。
ある自然数Aから3を引くと、54をAの3倍で割った数と等しくなる。Aの値はどれか。
選択肢
正解:B
問題文からA-3=54/(3A)という式ができる。右辺を整理するとA-3=18/Aとなる。両辺にAをかけて整理すると、A^2-3A-18=0という2次方程式が得られる。これを(A+3)(A-6)=0と因数分解すると、Aは-3と6になる。Aは自然数であるため、負の数は除外して6を選ぶ。3倍という条件を見落とさずに立式することが重要である。
問題15(難易度:★★★★★)
問題
方程式に関する次の問いについて、最も適切な数値を以下の選択肢の中から一つ選びなさい。
ある自然数Aから4を引くと、192をAの2倍で割った数と等しくなる。Aの値はどれか。
選択肢
正解:C
A-4=192/(2A) という式から考える。右辺を約分するとA-4=96/Aとなり、整理すると A^2-4A-96=0となる。因数分解をおこなうと(A+8)(A-12)=0となり、Aの値は-8または12となる。条件である自然数に該当するのは12である。数値が大きくなっても、落ち着いて積が96、差が4になる組み合わせを探すことが求められる。
「ある数」をAとして、問題文の通り式を立てます。
分母にAが来る場合、両辺にAをかけて二次方程式の形に持ち込むのが、このパターンの定番の解法です。
問題16(難易度:★★☆☆☆)
問題
直線の道や橋に、一定の間隔で物を設置するときの個数あるいは本数に関する問いについて、最も適切な数値を以下の選択肢の中から一つ選びなさい。
A地点からB地点まで450mの真っすぐな道がある。A地点に1本目の桜の木を植え、そのあと18mおきに木を植えていくとき、B地点まで桜の木は何本必要か。
選択肢
正解:C
植木算の基本公式である「本数=距離÷間隔+1」にあてはめて計算をおこなう。まず450÷18を計算すると25となり、これは木と木の間の数を示している。両端に植えるため、この数値に1を足した26が正解となる。距離を間隔で割っただけで計算を終えてしまうミスが多いため、図をイメージして一つ多くなることを忘れないようにしたい。
問題17(難易度:★★★☆☆)
問題
直線の道や橋に、一定の間隔で物を設置するときの個数あるいは本数に関する問いについて、最も適切な数値を以下の選択肢の中から一つ選びなさい。
全長780mの直線道路の片側に、端から端まで12mおきに街灯を設置することになった。道の両端にも街灯を設置する場合、街灯は全部で何基必要か。
選択肢
正解:C
街灯を設置する区間の数は、780÷12=65個となる。道の始点と終点の両方に設置するため、必要な街灯の数は区間の数よりも一つ多くなる。したがって、65+1=66基が正しい答えとなる。数値が大きくなると割り算のミスが起きやすいため、筆算を丁寧におこなうことが重要である。また、設問の「両端にも設置する」という条件を確実にとらえる必要がある。
問題18(難易度:★★★★☆)
問題
直線の道や橋に、一定の間隔で物を設置するときの個数あるいは本数に関する問いについて、最も適切な数値を以下の選択肢の中から一つ選びなさい。
長さ420mの真っすぐな橋の両側に、端から端まで12mの間隔で欄干の支柱を立てる。橋の両端にも支柱を立てるものとするとき、必要な支柱は合計で何本か。
選択肢
正解:D
まず、片側分の支柱の本数を求める。420÷12+1=35+1=36本となる。今回は「橋の両側」に立てるため、この本数を2倍しなければならない。すると36×2=72本が導き出される。片側分のみを計算して満足したり、1を足し忘れたまま2倍したりするミスが起こりやすいため、問題文の条件をすべて満たしているか最後に確認することが不可欠である。
植木算で最も多いミスは、両端に植える場合に「+1」を忘れることと、「道の片側か両側か」を読み落とすことです。
計算自体は簡単なので、問題文の条件をアンダーラインなどで強調して読みましょう。もし混乱したら少ない数の事例を頭に思い浮かべてみるのがおすすめです。
問題19(難易度:★★★☆☆)
問題
2つのサイコロを同時に投げるときの確率に関する次の問いについて、最も適切な数値を以下の選択肢の中から一つ選びなさい。
2つのサイコロを同時に投げたとき、出た目の和が9以上になる確率はどれか。
選択肢
正解:B
サイコロの目の出方は全部で6×6=36通りある。和が9以上になる組み合わせは、和が9のときが4通り、10のときが3通り、11のときが2通り、12のときが1通りである。これらを合計すると10通りとなる。したがって、求める確率は10/36を約分して5/18となる。和が9ちょうどの場合のみを数えてしまうミスに注意が必要。
問題20(難易度:★★★★☆)
問題
2つのサイコロを同時に投げるときの確率に関する次の問いについて、最も適切な数値を以下の選択肢の中から一つ選びなさい。
2つのサイコロを同時に投げたとき、少なくとも一つの目が「1」になる確率はどれか。
選択肢
正解:B
サイコロを2つ投げたときの全事象は36通りである。少なくとも1つの目が1になる確率を求めるには、まず2つとも1以外が出る確率を考えると良い。1以外の目が出るのはそれぞれ5通りずつなので、5×5=25通りとなる。全体からこの25通りを引いた11通りが、少なくとも1つの目が1になる組み合わせである。よって、答えは11/36となる。
確率の問題で「少なくとも〜」というキーワードが出たら、真正面から計算するのではなく、「全体から『まったく〜ない』確率を引く」という余事象の考え方を即座に引き出せるようにしてください。
問題21(難易度:★★★★★)
問題
2つのサイコロを同時に投げるときの確率に関する次の問いについて、最も適切な数値を以下の選択肢の中から一つ選びなさい。
2つのサイコロを同時に投げたとき、出た目の積が10以下になる確率はどれか。
選択肢
正解:C
2つのサイコロの目の積が10以下になる組み合わせを数え上げる。1の目は1から6の6通り、2の目は1から5の5通り、3の目は1から3の3通り、4の目は1と2の2通り、5の目は1と2の2通り、6の目は1の1通りである。合計は19通りとなる。全事象は36通りであるため、確率は19/36となる。積が10を含むことを忘れたり、数え漏らしをしたりしないよう慎重に確認することが大切である。
サイコロ2つの問題は、全事象が36通りと決まっています。
条件に当てはまる組み合わせを数え上げる際、数え漏らしや重複を防ぐため、「1の目が出たときは〇通り、2の目が出たときは……」と規則的に整理する癖を付けましょう。
問題22(難易度:★★★☆☆)
問題
損益算に関する次の問いについて、最も適切な数値を以下の選択肢の中から一つ選びなさい。
ある商品を500個仕入れ、1個の定価を1,200円として販売したところ完売し、40,000円の利益を得た。商品1個あたりの仕入れ値はいくらか。
選択肢
正解:B
500個販売した利益が40,000円となるため、1個あたりの利益は、40,000÷500=80円であることがわかる。仕入れ値(原価)は「定価-利益」で求められるため、1,200-80=1,120円が答えとなる。計算自体はシンプルであるが、利益の総額から個別の仕入れ値を正確に導き出す論理的な思考が求められる。
問題23(難易度:★★★★☆)
問題
損益算に関する次の問いについて、最も適切な数値を以下の選択肢の中から一つ選びなさい。
ある商品を240個仕入れ、1個の定価を8,500円として販売したところ完売し、312,000円の利益を得た。商品1個あたりの仕入れ値はいくらか。
選択肢
正解:C
240個売った際の総利益が312,000円であるため、1個あたりの利益は312,000÷240=1,300円となる。仕入れ値を求めるには定価からこの利益を引けば良いため、8,500-1,300=7,200円と計算できる。桁数が多くなるため、割り算をおこなう際にミスをしないよう注意を払うことが大切。
問題24(難易度:★★★★★)
問題
損益算に関する次の問いについて、最も適切な数値を以下の選択肢の中から一つ選びなさい。
ある商品を150個仕入れ、1個の定価を12,800円として販売したところ完売し、435,000円の利益を得た。商品1個あたりの仕入れ値はいくらか。
選択肢
正解:D
総利益である435,000円を個数の150で割ることで、1個あたりの利益を算出する。435,000÷150=2,900円となる。仕入れ値は定価から利益を差し引いたものであるため、12,800-2,900=9,900円が導き出される。大きな数値を扱うときには、暗算に頼らず筆算などで確実に取り組むことが重要である。また、定価そのものと仕入れ値を混同しないよう注意が必要。
「定価=原価×(1+利益率)」「売価=定価×(1-割引率)」の基本構造を崩さずに式を立てしましょう。
また、この問題のように「総利益」が提示されている場合は、販売個数で割って「1個あたりの利益」を算出することが最初のステップです。
問題25(難易度:★★★☆☆)
問題
立体の大きさの変化に関する次の問いについて、最も適切な数値を以下の選択肢の中から一つ選びなさい。
ある円錐の底面の半径が2倍になると、円錐の体積はもとの体積の何倍になるか。
選択肢
正解:B
もとの底面の半径をr、高さをhとする。円錐の体積は(1/3)×πr^2×hで求められる。半径を2倍にすると、体積を求める式は(1/3)×π(2r)^2×hとなり、整理すると4×(1/3)πr^2hとなる。したがって、体積はもとの4倍になることがわかる。底面積が半径の2乗に比例するという性質を正しく理解しているかどうかが、正解を導くための鍵となる。
問題26(難易度:★★★★☆)
問題
立体の大きさの変化に関する次の問いについて、最も適切な数値を以下の選択肢の中から一つ選びなさい。
ある円柱の底面の半径を3倍にし、高さを0.5倍にしたとき、体積はもとの体積の何倍になるか。
選択肢
正解:C
円柱の体積は、底面積×高さで求められる。底面の半径が3倍になると、底面積は3の2乗で9倍になる。そこに0.5倍の高さが掛け合わせられるため、9×0.5=4.5となる。したがって、体積はもとの4.5倍になることがわかる。半径の変化だけを追うのではなく、高さの変化も合わせて考慮することが正解を導くために必要である。計算の過程で、累乗の処理と小数の扱いを間違えないように注意したい。
問題27(難易度:★★★★★)
問題
立体の大きさの変化に関する次の問いについて、最も適切な数値を以下の選択肢の中から一つ選びなさい。
ある球の直径が5倍になると、球の体積は何倍になるか。
選択肢
正解:E
球の体積は(4/3)×円周率×半径の3乗で求められる。直径が5倍になれば、半径も同じく5倍になる。したがって、5の3乗である125が体積の倍率となることがわかる。面積であれば2乗に比例し、体積であれば3乗に比例するという基本原則をあらかじめ理解しておくことが重要である。単純な掛け算のミスをしないように、一つひとつの計算を慎重におこなう必要がある。
面積は「長さの2乗」に比例し、体積は「長さの3乗」に比例するという基本原則を利用すると、複雑な計算をショートカットできます。
「半径が5倍になれば体積は5の3乗倍になる」という法則を即座に引き出せるようにしてください。
問題28(難易度:★★★☆☆)
問題
立体の体積に関する次の問いについて、最も適切な数値を以下の選択肢の中から一つ選びなさい。
一辺が6cmの立方体と、4cmの立方体の、体積の差はどれか。
選択肢
正解:D
それぞれの立方体の体積を計算してから、その差を求める。一辺が6cmの立方体の体積は6×6×6=216cm3となり、一辺が4cmの立方体の体積は4×4×4=64cm3となる。したがって、216-64=152cm3となる。一辺の長さの差である2cmを3乗して8cm3とするような、誤った論理で計算しないよう注意が必要である。
問題29(難易度:★★★★☆)
問題
立体の体積に関する次の問いについて、最も適切な数値を以下の選択肢の中から一つ選びなさい。
一辺が12cmの立方体と、9cmの立方体の、体積の差はどれか。
選択肢
正解:B
立方体の体積は「一辺×一辺×一辺」で求められる。一辺が12cmの立方体は12×12×12=1,728cm3であり、一辺が9cmの立方体は9×9×9=729cm3となる。これらの差を求めると、1,728-729=999cm3となる。12の3乗などの大きな数値の計算をおこなうときは、筆算を用いて正確に数値を導き出すことが大切。
問題30(難易度:★★★★★)
問題
立体の体積に関する次の問いについて、最も適切な数値を以下の選択肢の中から一つ選びなさい。
一辺が14cmの立方体と、11cmの立方体の、体積の差はどれか。
選択肢
正解:D
それぞれの体積を算出する。14cmの立方体は14×14×14=2,744cm3、11cmの立方体は11×11×11=1,331cm3となる。この2つの値の差を計算すると、2,744-1,331=1,413cm3が導き出される。数値が大きくなると計算ミスが起こりやすくなるため、特に3乗の計算過程において慎重な取り組みが求められる。
この問題で適用する「一辺×一辺×一辺」の公式自体はシンプルですが、14の3乗などの大きな数値になる場合は、計算ミスが命取りになります。
暗算せずに落ち着いて紙に書き、筆算で数値を出すことが正解への近道です。
問題31(難易度:★★☆☆☆)
問題
表の内容にもとづいて、あとの問いに答えなさい。
以下の表は、人口の対前年増加率である。2024年のB市の人口が52,000人だったとき、2025年のB市の人口はどれか。最も近いものを、以下の選択肢の中から一つ選びなさい。ただし、100人未満は四捨五入すること。
【人口の対前年増加率】
B市:1.5%
選択肢
正解:C
B市の2025年の人口を求めるには、2024年の人口に増加率を反映させる。52,000×1.015=52,780となる。問題の指示により100人未満を四捨五入するため、十の位の8を切り上げて52,800人となる。単に増加分を足すだけでは不十分であり、もとの人口を含めた計算をおこなう必要がある。位取りを間違えないよう注意して計算を進めることが大切。
問題32(難易度:★★★☆☆)
問題
表の内容にもとづいて、あとの問いに答えなさい。
以下の表は、人口の対前年増加率である。2024年のC市の人口が128,000人だったとき、2025年のC市の人口はどれか。最も近いものを、以下の選択肢の中から一つ選びなさい。ただし、1000人未満は四捨五入すること。
【人口の対前年増加率】
C市:2.2%
選択肢
正解:C
対前年増加率が2.2%であるため、128,000×1.022を計算する。結果は130,816人となる。1,000人未満を四捨五入するという指示にしたがい、百の位である8を切り上げて131,000人となる。人口の規模が大きくなると掛け算の過程でミスが起きやすいため、筆算などで正確に数値を出すことが求められる。位の指定を読み飛ばさないことが正解への近道である。
問題33(難易度:★★★★☆)
問題
表の内容にもとづいて、あとの問いに答えなさい。
以下の表は、人口の対前年増加率である。2024年のD市の人口が64,500人だったとき、2025年のD市の人口はどれか。最も近いものを、以下の選択肢の中から一つ選びなさい。ただし、10人未満は四捨五入すること。
【人口の対前年増加率】
D市:3.6%
選択肢
正解:C
2024年の人口に増加率3.6%を加味する。64,500×1.036=66,822となる。指示通り10人未満を四捨五入すると、一の位の2を切り捨てて66,820人となる。パーセンテージの変換を誤って3.6をそのままかけたり、四捨五入をおこなう位置を間違えたりしないよう、一つひとつの工程を丁寧におこなうことが重要である。数値が細かくなっても焦らずに取り組む必要がある。
パーセンテージ(3.6%=0.036)の変換や、指示された桁数での四捨五入を忘れないようにしましょう。
数値が細かくなっても焦らず、小数点以下の処理を正確におこなうことが正答への鍵です。
問題34(難易度:★★☆☆☆)
問題
個体数や量の増加に関する次の問いについて、最も適切な数値を以下の選択肢の中から一つ選びなさい。
ある細菌は2時間で20%ずつ個体数が増えるという。この細菌が最初に500個あるとき、6時間後には何個になるか。
選択肢
正解:D
2時間で20%増えるため、2時間ごとに1.2倍となる。6時間は2時間の3回分に相当することから、500に1.2を3回かけて算出する。500×1.2×1.2×1.2=864となる。単に20%を3回分足して60%増とする計算ミスに注意が必要である。増えていくごとに、その時点の数に1.2をかけていくという論理を正確にとらえることが正解への鍵となる。
問題35(難易度:★★★☆☆)
問題
個体数や量の増加に関する次の問いについて、最も適切な数値を以下の選択肢の中から一つ選びなさい。
ある森林の木材量が5年ごとに40%ずつ増加していくとする。現在の木材量が1,000トンであるとき、15年後には何トンになるか。
選択肢
正解:D
5年で40%増加するため、5年ごとに1.4倍となる。15年は5年の3回分に該当するため、1,000に1.4を3回かけて計算する。1,000×1.4×1.4×1.4=2,744となる。1.4を3回かける計算を1.4×3と見間違えないようにしたい。累乗の計算をおこなう際は、小数点の位置を正確に把握することが重要である。また、元の1,000に単純な増加分のみを足してしまわないように気を付ける必要がある。
問題36(難易度:★★★★★)
問題
個体数や量の増加に関する次の問いについて、最も適切な数値を以下の選択肢の中から一つ選びなさい。
特定の地域に生息する希少な野鳥は、4年ごとにその個体数が2倍になるといわれている。現在50羽生息しているとき、20年後には何羽になるか。
選択肢
正解:E
4年ごとに2倍となるため、20年では5回分の増加が生じる。したがって、2の5乗を50にかけることで答えが求まる。50×2×2×2×2×2=1,600となる。2の5乗が32であることを正しく導き出せるかが重要。安易に2倍と5回をかけて10倍にするような間違いをしやすいが、複利のように倍々に増えていく構造を正しくとらえることが求められる。
一定期間ごとに〇倍になるという問題は、足し算ではなく「掛け算の累乗」で計算します。
「2倍×5回分=10倍」と単純に掛け算してしまわないよう、2の5乗(=32倍)になるという構造を正しく理解しましょう。
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執筆・編集 PORTキャリア編集部
> コンテンツポリシー記事の編集責任者 熊野 公俊 Kumano Masatoshi





アドバイザーのリアル・アドバイス!特に対策が必要な7項目の解き方のコツを押さえよう!
キャリアコンサルタント
高尾 有沙
プロフィールを見る12のパターンのうち、特に対策が必要なのは以下の7つです。
・n進法
・確率
・図表の読み取り
・増加率
・濃度算
・速さ
・損益算
n進法・確率は、公式を知らないと手も足も出ないため、事前対策が必須です。n進法は「10進数への変換(各桁の数字×nの累乗)」のやり方をマスターしてください。確率は「少なくとも〜」と問われたら、余事象の考え方を即座に使えるようにしましょう。
「図表の読み取り」「増加率」は、桁数の多い計算になりやすいため、電卓が使えない環境では、概算で答えを出すことが重要です。「(変化後の値-変化前の値)÷変化前の値」の公式を使いつつ、上2桁だけでざっくり計算して選択肢を選ぶ練習をしてください。
「濃度算」「速さ」「損益算」などは、方程式を立てることが基本的な解き方です。濃度なら「塩÷全体」、損益なら「原価×(1+利益率)」といった基本の型に当てはめましょう。
公式の暗記が第一! 途中式を残す習慣で得点UPを目指そう
この単元で確実に得点するコツは、「公式を暗記して即座に引き出せるようにすること」です。特に速さや濃度、確率などの問題は、「どの公式を使うべきか」瞬時に判断できるように反復練習を重ねましょう。
よくある失敗として、計算ミスや単位の変換忘れが挙げられます。これを防ぐためには、途中式を丁寧に書き残し、最後に検算する習慣を付けることが大切です。また、解けそうにない問題があった場合は潔く次の問題に進む「見切りの判断」も必要となります。
日々の練習では、時間を計りながら過去問を解き、間違えた問題はその原因を分析して同じミスを繰り返さないようにしましょう。