本企画について
「噂や評判に、プロの確実な視点を。」をテーマに企業選びや意思決定の支援をする企画です。漠然とした不安には「確度の高い事実」を、意思決定には「キャリアの専門家による視点」を提供することを目指します。
「レバレジーズはやばい。やめておいたほうが良い」
「激務で忙しい」「社風についていけない」
企業について調べたときにネガティブな情報を目にしてしまうと、思わず不安になってしまうものです。曖昧な噂や評判があると、適切な判断がしづらくなってしまいますよね。
この記事では、レバレジーズへの就活を検討している人に向けて、「やばい」といわれる理由と、企業の情報についてどのように受け止めるべきか、プロの意見をまじえながら解説します。
1分でわかるレバレジーズ
レバレジーズとは
企業理念に「顧客の創造を通じて、関係者全員の幸福を追求し、各個人の成長を促す」を掲げる。IT、医療・福祉、若手キャリア、海外領域など、国や業界を絞らず多様な事業を展開。創業以来黒字を継続し、年商1,000億円規模に達する急成長中のベンチャー企業。
| 会社名 | レバレジーズ株式会社 |
| 従業員数(連結) | 3,338名(2025年4月時点) |
| 本社所在地 | 東京都渋谷区 |
| 主な事業 | ・自社メディア事業 ・DX事業 ・メディカル関連事業 ・システムコンサルティング事業 ・M&Aアドバイザリー事業 ・システムエンジニアリング事業 ・教育関連事業 ・人材関連事業 |
| 売上高 | 1,428億円(前年同期比1.2%増)(2024年度) |
| 企業HP | https://leverages.jp/ |
| 新卒採用HP | https://recruit.leverages.jp/recruit/graduates/ |
あなたが業界大手に向いているか確認してください
自分に合う職業・合わない職業を知ることは、就活において非常に重要です。しかし、見つけるのが難しいという人も多いでしょう。
そんな人におすすめしたいのが「適職診断」です。簡単な質問に答えるだけで、自分の強みや性格に合った職業がわかります。
今すぐ診断を受けて、自分に合う職業・合わない職業をチェックしてみましょう。
「レバレジーズがやばい」と言われる4つの理由|プロが解説
「レバレジーズがやばい」と言われる4つの理由
レバレジーズが「やばい」と言われている理由について、客観的なデータを紹介。キャリアコンサルタントが情報の読み解き方を解説します。自分自身が「向いているか」「向いていないか」といった観点でも読み進めてみましょう。
①激務・残業時間が多いと言われるから
人材業界では求職者の都合に合わせて働く性質上、残業時間が長くなることがあるため、激務というイメージがついて回るものです。
現在の一般企業の月平均残業時間は13.5時間(※1)となっていますが、レバレジーズでは約40時間(※2)という報告があります。残業時間については職種や年数によっても差が出るものなので、希望職種の社員に聞くことで正確な情報を把握しましょう。
レバレジーズは近年、急成長しているベンチャー企業のため、働いている人も成長志向の人が多く、激務を成長ととらえられるかがポイントとなります。
※1 厚労省「毎月勤労統計調査 令和6年分結果確報」
※2 レバレジーズ 人事担当者インタビュー
プロのアドバイザーはこう分析!激務と感じるかはあなた次第! 負担の種類は要チェック
「激務」の定義を自分の中で明確にしておくと、一部の情報や印象に振り回されず、冷静に判断しやすくなりますよ。
仕事の負荷には、残業時間の長さといった「時間的負荷」、常にマルチタスクで休む暇がないなどの「業務密度」、ミスが許されない環境や上司の威圧感といった「精神的負荷」など複数の要素があります。
人によって耐性や得意分野は異なるため、単純に「残業が多い=激務」とは言えないのです。残業が多くてもやりがいを感じて働いているというケースは珍しくありません。
負担を見抜くことが企業の実態を知るポイント
企業の実態を知るためには、平均残業時間の長さだけでなく、その内訳(繁忙期or通年)、裁量の有無、有給取得率、社員の口コミなどを複合的に確認し「自分にとって何が負担になりそうか?」という視点を持っておくのが大切ですね。
②社風が特徴的だと言われているから
レバレジーズの社風については、企業HPに「『やってみなよ』が当たり前の文化」とあり、ベンチャー企業特有の裁量権の多さが特徴となっています(※1)。その点が安定志向の人や、時間をかけて学んでいきたい人にとっては懸念になると考えられます。
しかし、レバレジーズは毎年Great Place to Workが発表する、一定の評価基準を満たした企業から選定する「働きがいのある会社ランキング」において、7年連続で受賞経験があります(※2)(※3)。
そのため、自分が求める働き方と社風が合っていれば、やりがいを実感して働くことができる企業だと言えるでしょう。
| 年 | 「働きがいのある会社ランキング」受賞歴 |
|---|---|
| 2018年 | 大企業部門ベストカンパニー受賞 |
| 2019年 | 女性ランキングの大企業部門ベストカンパニー受賞 |
| 2020年 | 大企業部門ベストカンパニー受賞 |
| 2021年 | 大規模部門ベストカンパニー第7位 女性ランキングベストカンパニー第1位 若手ランキングベストカンパニー第5位 |
| 2022年 | 大規模部門ベストカンパニー第3位 女性ランキングベストカンパニー第1位 若手ランキング大規模部門第1位 |
| 2023年 | 大規模部門ベストカンパニー第5位 女性ランキングベストカンパニー第1位 若手ランキング大規模部門第1位 |
| 2024年 | 大規模部門ベストカンパニー第9位 |
※1 レバレジーズ 採用情報
※2 レバレジーズ 会社概要
※3 レバレジーズ ニュース
アドバイザーのリアル・アドバイス!「人のためになりたい」だけではミスマッチ?
「成果主義」「数字へのこだわりが強い」という社風の企業が多いでしょう。
人材業界に興味を持つ人は「人に寄り添いたい」「人が好き」といった動機でチャレンジすることが多いです。しかし、成果報酬型のビジネスモデルであるため、売上の数字を追い続ける営業色が強い業界でもあります。
人の人生の岐路に向き合う側面もありつつ、数字を追いかけなければいけないという葛藤も起きやすい仕事です。
そのため、「人に寄り添うこと」へのこだわりが強い人だとミスマッチを感じる場面もあるかもしれません。
逆に関心ごとが売上に向きすぎている人も支援の質が追いつかない部分があるため、バランスを取れる方が向いている業界です。
同じ業界でも企業によって社風は異なる
今回は人材業界の全体の傾向を挙げましたが、もちろん会社によって価値観や社風は異なります。ぜひ自己分析を深めて、自身にマッチするかどうかじっくり考えてみてくださいね。
③離職率が高いと言われているから
「ベンチャー企業は忙しいから離職率が高い」と不安を抱く人も多いのではないでしょうか。
レバレジーズの離職率は年々減少傾向にあり、2023年には日本の平均離職率の11.5%(※1)を下回る、約10%(※2)という結果が出ています。
また、2018年においては、新卒1年目の離職率の平均11.6%(※1)に対して、レバレジーズは3.7%(※3)と抑えられています。
そのため、働きがいのある企業ランキングに何度も選ばれている点も踏まえると、社風にマッチした人であれば長く働くことのできる企業だということがわかります。
※1 厚労省「令和6年雇用動向調査結果の概況」
※2 レバレジーズ 新卒採用ページ
※3 レバレジーズ 会社データ
アドバイザーのリアル・アドバイス!求職者支援に対する理想と現実のギャップが落とし穴
「離職率が高い」と言われる理由は、「思っていた仕事」と「実際の仕事」の差にあります。
「人の役に立ちたい」という気持ちで入社しますが、現場では数字目標を追う営業の仕事が中心です。
求職者と企業の間に立つ「感情労働」としての難しさもあります。人生に関わる大切な仕事である一方、結果を出し続ける強いプレッシャーもあり、その重さに戸惑い、辞めてしまう人が出やすいのです。
働きたいと思う理由を考えて企業のリアルを探ろう
早期離職を防ぐためには、表面的なキラキラ感に惑わされず、「なぜ人材支援をしたいのか」という自分の軸を深掘りすることです。
入社前に現場のリアルな厳しさ(評価制度や働き方)を具体的に知ることも重要です。なぜこの仕事をやりたいのかを自分の言葉で考え、やり抜く覚悟を持つことです。
④待遇が良すぎると言われているから
レバレジーズについて調べると、「待遇が良すぎる」という情報があり、入社してすぐに高い給与や福利厚生を受けられることに、かえって不安を抱くことも考えられます。
レバレジーズの求人票では、月給が35万円、年収は500万円(※1)となっており、一般的な企業の平均月給23万7,300円、年収284万7,600円(※2)と比較すると、高水準の待遇であることがわかります。
| 一般的な企業 | レバレジーズ | |
|---|---|---|
| 初任給 | 23万7,300円 | 35万円〜 |
| 年収 | 284万7,600円 ※初任給×12ヶ月で概算 | 500万円〜 |
ただし、固定残業代が月80時間含まれていることや、職種や年数ごとにどのくらい金額が異なってくるのか、そういった実態を企業の説明会やOB・OG訪問などを活用して調べてみましょう。
固定残業代
実際の残業時間にかかわらず、定額の残業代をあらかじめ給与に含めて支払う制度。残業をしていなくても全額もらえるが、規定時間を超えた分は追加支給の対象となる。
※1 レバレジーズ 新卒初任給の改訂
※2 厚労省「令和6年賃金構造基本統計調査の概況」
プロのアドバイザーならこうアドバイス!毎月の安定収入を確認しなければ痛い目を見る可能性あり
注意して見ておきたいのは「基本給」の水準と「年収の構成」です。
たとえ「月給」が高く見えても、「固定残業代」が含まれている場合は、実質的な「基本給」が低いことがあります。
基本給が低いと、賞与や退職金の額も抑えられてしまうので、「月給」は、その内訳を確認することが大切ですね。
年収はどのように変動するのかを知っておこう
また、平均年収だけでなく、その構成(基本給・賞与・インセンティブの割合)を見る視点も重要です。
特に賞与が「成果連動型」の場合、業績によって大きく変動するので注意が必要です。
企業が提示している「希望的な年収の総額」だけでなく「毎月どれくらい安定して入るのか」という、現実的な観点で確認しておくと、実態をつかみやすくなりますよ。
激務やベンチャーの社風をポジティブに受け取るかで適性を判断しよう
レバレジーズに対して不安を抱く4つの要素を紹介しましたが、それらは決してネガティブなものだけではないです。情報を深く読み解くことで、本当に自分と合っている会社なのかを判断して、ミスマッチを防ぎましょう。
アドバイザーからあなたにエール成長機会とロールモデルに恵まれた会社
これまでレバレジーズの働き方・社風・離職率・待遇について説明してきましたが、大事なのは「自身のやりたいこと」と「価値観」がマッチする会社なのかどうかです。
もし「若いうちに成長したい」「スキルを身につけて成し遂げたいことがある」のであれば、若手でも裁量権が大きく、ロールモデルになりうる人材がたくさん在籍しているレバレジーズはマッチする環境だと言えるでしょう。
成長したいなら成長している会社に身を置こう
また、レバレジーズは業界を絞らないポートフォリオ経営で急成長を果たしているのも特徴です。
スキルを身につけたりキャリアアップしたりできるかどうかは、自身の努力だけではなく会社の成長性も大きなポイントとなります。
成長している会社はそれだけチャレンジできる機会も転がっていることです。
そのため、自身にとってベストな選択はどんな要素で構成されているのか、そしてどんな環境であれば満たせそうかをしっかり自己分析したうえで各社を見てみると、違う視点での発見があるかもしれません。
執筆・編集 PORTキャリア編集部
> コンテンツポリシー記事の編集責任者 熊野 公俊 Kumano Masatoshi





3名のアドバイザーがこの記事にコメントしました
キャリアコンサルタント/勉強カフェ札幌大通スタジオ代表
Yuki Watanabe〇営業、コーディネーター、中学校教師とキャリアを積み、独立後は社会人向けの学習スペースの運営やキャリアコンサルタント、話し方講師として活躍。約500名の就職相談の実績を持つ
プロフィール詳細国家資格キャリアコンサルタント
Chiharu Hatakeyama〇SI企業へシステムエンジニアとして新卒入社。その後、ベンチャー特化型人材会社に転職し、キャリアアドバイザーとして求職者と向き合いながら企業の採用支援にも携わる
プロフィール詳細国家資格キャリアコンサルタント/国家検定2級キャリアコンサルティング技能士
Yuichi Hirano〇主体的なキャリア形成にて代表取締役を務める。福商実務研修講座にて講師を担当するほか、人材サービス会社などで実践を重ねる。18年間で1万人以上の面談実績あり
プロフィール詳細