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公務員試験のコンピテンシー面接の答え方がわかりません……。
公務員の面接で、コンピテンシー面接という形式があると聞いたのですが、対策のポイントなどはありますか?
公務員試験において、このような形式の面接が取り入れられている理由も気になります。
また、コンピテンシー面接は従来の面接と比較してどのような違いがあるのでしょうか?
基本的な部分の情報も乏しいので詳しく解説いただけると嬉しいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
能力や特性を見られる面接! 経験から強みや価値観を言語化しておこう
公務員のコンピテンシー面接の答え方がわからない、という相談ですね。
コンピテンシー面接というのは、皆さんの過去の具体的なエピソードや行動を通じて、どのような能力や特性を持っているのかを確認するための面接手法です。これは公務員試験に限らず、民間企業の採用面接でも一般的におこなわれています。
ここで最も重要なのは、しっかりと自己分析をおこなうことです。自身の過去の経験を振り返り、そのなかでどのような強みが発揮されたのか、どのような価値観が活かされたのかを明確に言語化できるようにしておけば、特別な対策をしなくても自然と答えられるはずです。
自己分析を深く掘り下げておくことで、コンピテンシー面接には十分に対応できると私は考えています。
「なぜ?」を繰り返し、自分の言葉で自信を持って語ろう!
特にコンピテンシー面接では、一つの事柄に対して「なぜそうしたのか?」といった深掘りの質問が多くなされます。
これに対応するためにも、自身の経験について「なぜ? なぜ?」と繰り返し自問自答し、行動の背景にある考えや動機を深く理解しておく準備が有効です。
特定の状況下での行動を問う面接! 正直に答えることが重要
コンピテンシー面接は、いわゆる「過去の経験において、特定の状況でどのような行動をとったか」を問うものです。
これに対するポイントは、とにかく「嘘をつかないこと」です。話を非常に盛ってしまう人がいますが、言い換えくらいまでならまだしも、事実と異なる行動を格好つけて話してしまうと、面接官は見抜いてしまい、大きなマイナス評価につながります。真実を語ることが最も重要です。
経験を偽るのはNG! 自己分析でしっかり人生を振り返り対策しよう
企業側は、応募者の普段の行動を知りたいというメッセージを発しています。もちろん、伝え方を工夫する必要はありますが、経験を偽ることは避けるべきです。
公務員試験に限らず、民間企業の選考においても、自己分析のなかで最も重要なのはこれまでの人生の振り返りです。
エピソードに加え、そのなかで自分が何を感じ、どのように行動したかをすべて振り返ることが、自己分析の基本だと考えています。
コンピテンシー面接の進め方や内容は通常の面接とは異なります。以下の記事ではコンピテンシー面接の質問例や注意点を解説しているので、確認してみてください。
こちらのQ&Aでは公務員試験の集団討議について解説しています。公務員試験に臨む人は併せて確認しておきましょう。
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