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面接で好きな言葉を「ありがとう」と答えるのはありですか?
面接で、「あなたの好きな言葉は何ですか?」と聞かれました。咄嗟に感謝の気持ちを表す「ありがとうという言葉です」と答えたのですが、この言葉選びは面接官にどのように受け取られたのでしょうか?
もっと具体的な言葉や、自分の価値観を表すような言葉を答えるべきだったでしょうか? 思ってもみなかった質問で少し動揺してしまい、その言葉を選んだ理由もうまく答えられなかったので、今になって不安になってきました。
今後もしこうした質問を投げかけられたときのために、皆さんのアドバイスをよろしくお願いします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
「ありがとう」でもOK! 好きな言葉は理由や背景を語ろう
「ありがとう」という言葉でも問題ありません。面接官は、なぜその言葉なのかの根拠を聞きたいのです。
どのような言葉を選ぶかということ以上に、その言葉を選んだ理由や背景にあるあなた自身のエピソードが、面接官にとっては重要です。よくある四字熟語であろうが、ことわざであろうが、その言葉が好きな理由やエピソードを述べることが肝心です。
好きな言葉から自己PRや適性のアピールにつなげよう
また、言葉には「言い換え」があります。「ありがとう」の場合は、「感謝」「ありがたい」などがあります。
「感謝」の場合は、何に一番感謝したのかだけでなく、どのような点で感謝されたのかを具体的に説明すると良いです。私の場合は、若い頃に元上司から「君にとって、人に感謝される人間になるためには何が大切か」と問いかけられ、その意味を深く考えた経験があります。
それがきっかけで「感謝」という言葉の重みを実感しました。
「ありがたい」の場合は、漢字の成り立ちを説明するのも良いかもしれません。「存在が難しい、稀」という意味も含まれているようです。そのような稀な存在であることと、自分の個性や強みを結びつけて話すのも良いでしょう。
面接官から「好きな言葉は何ですか」と問われることもあらかじめ想定して、答えを用意しておくようにしましょう。このような一見個人的な質問に対しても、自己PRや企業への適性をさりげなくアピールできるような、戦略的な回答を準備しておくことを推奨します。
「ありがとう」で問題ない! 具体的なエピソードとともに伝えよう
「ありがとう」はとても素敵な言葉です。回答として、まったく問題ありません。
ただし、質問のとおり、なぜその言葉を選んだのか、理由や背景を具体的なエピソードを交えて、情景がイメージできるように伝えると良いです。
人間性を見ている! あなた自身をプレゼンするつもりで話そう
好きな言葉のような質問は、応募者の人間性や価値観を知るためにおこなわれます。あなたの人柄を伝える絶好の機会ととらえましょう。
次回は、その言葉を大切にするようになったエピソードや、自身の思いを話せるよう準備しておきましょう。あなた自身をプレゼンするつもりで話してみてください。
こちらの記事では、面接で聞かれることの多い「好きな言葉」のおすすめを紹介しています。事前に目を通しておきましょう。
面接でどんな質問がされるか不安という人は、こちらの記事の面接のよくある質問をチェックしておくとよいでしょう。
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