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アパレル就職はやめとけと言われたのですが、本当にやめるべきなのでしょうか?

アパレル業界への就職を考えていますが、ネットで「アパレルはやめとけ」という意見をよく目にすることがあり、不安になっています。

給料が低い、休みが少ない、体力的にきついといったところはある程度覚悟していますが、実際のところはやめとけと言われるほど大変なのでしょうか?

もし、アパレル業界で働くうえで、本当に大変なことや、事前に覚悟しておくべきデメリットがあれば教えていただきたいです。

もちろん、この業界ならではの魅力ややりがいもあると思うのですが、それについても知りたいです。「やめとけ」という意見の真相と、もし働くとしたらどういう心構えが必要なのか、プロのキャリアコンサルタントの方からのアドバイスをお願いします。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/fc-styling代表

冨永 実希

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体力や休日の面で辛さがある......業務理解をしておくことが大事

アパレル業界は華やかなイメージがありますが、実際には表からは見えにくい大変な業務も多く、「やめとけ」という声もあるのが事実です。

ポジティブなイメージとしては「大好きなファッションに携われる」「顧客と話すのが楽しい」といった点があります。

一方、体力的な負担、休日の取りにくさ、多岐にわたる業務、売り上げや顧客づくりへのプレッシャー、そして勤務時間の長さやシフト制といった側面がやめとけと言われる点です。

具体的に言えば、洋服が入った段ボール箱は非常に重く、立ちっぱなしの作業や倉庫での作業で体力的に厳しく感じることがあります。

休日は平日のため、友人となかなか休みを合わせられないといった声もあります。最初は問題がなくても、土日に休めないことが徐々にストレスへ変わる人もいるのが実態です。

また、店頭での接客だけでなく、品出しや在庫管理、ディスプレイ変更など、多岐にわたる業務があるため、想像以上の業務量に驚くかもしれません。

さらに、売上目標や顧客獲得ノルマなど、常に数字を意識した働きが求められるため、適性がないと厳しさを感じる場合もあります。

後悔のない選択をするために「許容できる点」を明確にしよう!

アパレル業界への応募を考えているのであれば、自分が許容できる点を明確にしておくことが大切です。まず、条件面では、給与や休日、残業時間、各種手当など、企業ごとの福利厚生をしっかり確認しましょう。

近年は休みが取りやすい企業も増えているので、求人情報で確認したり、面接で質問したりするのがおすすめです。

また、業務面でも、具体的な仕事内容や一日の流れ、体力的な負担、売り上げに対する考え方などを把握することが重要だと言えます。まずは、アパレル業界を志望する理由を単語レベルで書き出し、どのようなキャリアを築きたいのか、具体的なビジョンを描いてみてください。

そのキャリアビジョンを実現するために、休日の面でどの程度まで覚悟できるのか、改めて考えてみることをおすすめします。先のことはわからなくても、休日の取りづらさが原因で退職する人が多いのが現状です。

自分のライフスタイルと照らし合わせて、後悔のない選択ができるよう、慎重に検討しましょう。

国家資格キャリアコンサルタント/2級ファイナンシャル・プランニング技能士

山田 圭佑

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販売職は辛さを感じやすい......多忙さと給料面の実態を知っておこう

一般的にいわれている、給料が相対的に低い、休みが少ない・平日休みになる、立ち仕事が多く体力的にきつい、といった点は事実としてあります。特に販売職の場合がこのケースに当てはまるため、辛いと感じる人も少なくありません。

大変な点や覚悟しておくべきこととしては、定期的なセール時期の多忙さ、店舗によってはノルマがあることなどが挙げられます。そのため、これらのネガティブな要素に耐えられない場合、「やめとけ」と言われる可能性があるのです。

辛さの量だけ得られるものがある! 本当にやりたいと思えるか考えてみよう

一方で、やりがいや魅力としては、その分非常に鍛えられるという点があります。

私の知人には、アパレル業界を経験した後にキャリアコンサルタントになった人が何人もいます。非常に快活で魅力的な人が多く、アパレル業界で培われたものがあるのだと感じます。

辛さを乗り越えた先には確かなスキルが身に付くため、アパレル業界でやっていけるかどうかを見極めたうえで挑戦してみましょう。

 

こちらの記事ではアパレル業界のリアルを詳しく解説しています。アパレル業界への就職を目指す人は要チェックです。

次の記事でもアパレル業界の全体像を解説しています。アパレル業界を詳しく知りたい人は併せて確認をしておきましょう。

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