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短期離職が原因で転職が決まらないことはありますか?

短期間で前職を退職してしまい、現在は転職活動をしていますが、なかなか内定がもらえず悩んでいます。書類選考で落ちることも多く、面接に進めても「なぜ短期間で辞めたのか」と深掘りされると、うまく答えられません。

やはり短期離職の経歴は、転職において大きなハンデになってしまうのでしょうか? 短期離職からでも転職を成功させるために、今からできることがあれば知りたいです。

また、皆さん自身や皆さんの周りで同じような経験をされた方がいれば、どのように乗り越えたのか教えていただけると嬉しいです。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

国家資格キャリアコンサルタント/産業カウンセラー

増田 和芳

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短期離職のことは気にしすぎない! 自分で決めたことを前向きにとらえよう

近年では、若い人のなかにも日雇いのようなものを含めて5、6社ほど経験している人もいるので、決して早期離職自体は珍しいケースではなくなってきていると思います。

ただ、そういった人と話していて私がよく感じるのは、離職していること自体を極度にネガティブにとらえすぎているということです。

たとえばパワハラなど、望まない理由で辞めた場合もあるでしょうが、自分の考えがあって退職したのであれば、そこまで気にする必要はありません。

未来に目を向けたポジティブな姿勢を示すことが転職成功のコツ

企業側からすると、「この人を雇ってもまたすぐ辞めるのではないか」と懸念する気持ちがまったくないわけではありません。しかし、そこを過度に気にするよりも、自分の経験や活かせるスキル、能力、取り組みたいことをしっかりと伝えることのほうが重要です。

短期離職を繰り返している理由について、不満を述べるのは避けましょう。

私のこれまでの支援経験から見ても、過去を掘り起こすよりも、未来をどう考えるかに目を向け、今後やりたいことのための就活準備を進めたほうが、内定を得ている人が多いように思います。

話す側がネガティブな感情を持っていると、それは相手にも伝わってしまいます。自分の決断を前向きにとらえたうえで、それを企業にも伝えていきましょう。

国家資格キャリアコンサルタント/2級ファイナンシャル・プランニング技能士

山田 圭佑

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短期離職の回数や年月にもよるが転職に影響することはある

まず結論から言うと、早期離職の過去が転職に響くことは一定あり得ます。

私自身もこれに関するコラムを書いたことがありますが、短期間で退職するとマイナスポイントが付くという傾向は、多くの企業で今も根強くあるのです。

「うちの会社もすぐに辞められたら困る」と企業側が身構えてしまうことが理由として挙げられます。短期離職が何回あるか、短期と言っても何カ月なのか、何年なのかにもよりますが、残念ながら一般的にはハンデになるのが現状です。

短期離職について企業が納得できる理由を準備しておこう

今からできることで重要なのは、なぜ短期離職に至ったのかを、企業側の目線で納得してもらえるように説明できるか、その理由をきちんと用意できているか、という点になります。

「なぜ短期間で辞めたのか」と深掘りされるのは当然のことです。その裏には「うちの会社も短期で辞めてしまうのでは?」という企業の懸念があるので、きちんと答えられるようにしておかなければ、選考通過は非常に難しくなります。

明確な理由があるのであれば、それを肉付けして具体的に話すべきです。もちろん、会社が悪かったといった他責的な内容になりすぎるのは良くないですが、客観的に見てやむを得ない理由であれば、きちんと話したほうが良いと思います。

その点が一番大事になってくると思うので、自分の言葉で説明できるように準備しておきましょう。

転職理由の答え方に迷っている人は、次の記事も参考にしてみてください。3ステップで転職理由の回答を作成する方法や転職理由の例文を紹介しています。

こちらの記事では、転職の書類選考が通らない原因や通過率を上げるコツを解説しています。書類選考に通らずに悩んでいる人はチェックしてください。

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