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面接でボロボロだったのに受かったのはなぜでしょうか?
昨日の面接で、自分の思うようにまったく話せませんでした。準備不足だった点もあり、質問にうまく答えられなかったり、言葉に詰まったりする場面が多々ありました。
終わった後は、もう不採用だろうと覚悟していたのですが、予想に反して合格通知をいただきました。
信じられない気持ちと同時に、なぜ自分が採用されたのか理由を知りたくてモヤモヤしています。面接でうまく話せなくても採用される理由や背景を知りたいです。
ボロボロの面接でも、企業側がどのような視点で合否を判断しているのか、採用の可能性につながるポイントについて教えていただけますでしょうか?
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
採用するには理由がある! 確認するのも一つの手
面接での受け答えが上手くいかなかった場合でも採用されるケースはあります。それは、面接の出来映えを採用基準にしていないケースです。
今回のケースは、採用基準が人物評価を重視しているか、採用基準のハードルが低いのか、どちらかだと考えます。採用する理由は必ずあるため、気になるようなら確認するのがおすすめです。
練習なしはNG! ただし正直さや素直さが評価される企業もある
過去の面接事例で、面接に遅刻をした男性の就活生がいました。遅刻したことでかなり焦った状態で面接に臨み、受け答えも上手くいかなかったため、結果は厳しいと思っていました。
遅刻して急いで来たのか面接中も汗が止まらず、何度も汗を拭くように決裁者から言われていたのを覚えています。しかし内定が出たのです。
内定理由を聞くと「面白いやつだと思った」と言われました。これが人物評価を重視した結果だといえます。
正直さや素直さを重視する企業であったため、人物面がポイントになった事例です。このように、企業によっては面接の受け答えがすべてではないと言えます。
もちろん準備することを怠ってはいけません。最低限の練習をして臨むことが前提であると認識しておきましょう。
評価点は一つではないため出来栄えだけで合否は決まらない
必ずしもそのときのパフォーマンスだけで合否が決まるわけではありません。
特に新卒採用では、「理念に共感してくれているか」「安定してに勤めてくれるか」「ポテンシャルがありそうか」という三つの軸で見ていることが多いです。
もし面接でうまく話せなくても、真摯に回答しようとする人間性や向き合う姿勢が企業の重視するカルチャーと合致したという可能性は十分に考えられます。
また、企業はさまざまな側面から学生を評価しています。逆に、非常に気持ちよく話せたのに落ちてしまう可能性すらあるのです。
その企業の求める人物像と何かがずれていた場合は、手ごたえと結果は比例しません。
何が聞かれているかを理解してから答えることが対策の一手
新卒の面接では、スラスラ話せなくても、たどたどしくても回答の内容や人間性がマッチしていれば合格につながる可能性はあります。
ただ、やはり相対評価になるため、ライバルがいることは事実です。だからこそ、なるべくスムーズにコミュニケーションを取れるほうが良いです。
緊張で普段通りに話せなくなってしまった場合は、まず「聞かれていることに対して、的確に答えられているか」という点だけを意識しましょう。
少なくとも問われている内容を理解し、自分の考えを伝えることに集中すれば、挽回できる可能性はあります。
以下の記事では面接でボロボロだったけど受かったというケースを6選紹介しています。また、「この面接ボロボロだ」と感じても途中から挽回する方法も解説しているので、ぜひ参考にしてください。
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面接でボロボロでも受かったケース6選|途中で挽回する方法も伝授
面接がボロボロだと「落ちたのではないか……」と不安になりますよね。この記事では、面接がボロボロでも受かったケースについて、キャリアコンサルタントのアドバイスを交えつつ解説します。面接がボロボロでも合格可能性は十分にあるので、不安になりすぎないでくださいね。
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