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面接で趣味について話したことが原因で、選考に落ちてしまうことはありますか?
就職活動中の学生です。面接でよく聞かれる趣味について、正直に話すことに少し不安を感じています。面接官によっては、その趣味によって先入観を持たれたり、印象が悪くなったりしてしまうのではないかと心配しています。
趣味の内容によっては、選考に不利になることはあるのでしょうか? また、趣味について聞かれた際に、企業側は応募者のどのような点を見ているのでしょうか?
正直に話すことと、当たり障りのない内容に留めておくことと、どちらが良いのかアドバイスをお願いします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
趣味だけでは落ちない! 理解してもらえるように経験とともに話そう
基本的に趣味が原因で不利にはたらくことはないと考えています。
面接官が見たいのは、その趣味を通してその人がどのように成長し、何を学んでいるか、その人らしさは何かという点です。
正直に話して良いと考えますが、ポイントは面接官に理解してもらえるように話すことと、その趣味から得た経験を必ずセットで話すことです。
基本的には企業の理念と反するような趣味は避けよう
ただし、一部、政治的や宗教的な思想が強く出るものや、企業の理念と著しく反するような趣味は、不利になる可能性は否定できませんが、非常に稀なケースと考えます。たとえば、外国人観光客誘致を掲げる旅行会社に対して、外国人があまり好きではないというエピソードにつながるような趣味などです。
また、パチンコなどのギャンブルは基本的には避けたほうが無難ですが、もしそこに圧倒的な自分らしさがあれば、職種によっては評価される可能性もあります。
たとえば「パチンコ台の裏の設定を分析し攻略することに喜びを感じる」といったように、データ分析力や論理的思考力につなげられるような場合です。
その企業の面接としてふさわしい趣味かを考えて答えるようにしましょう。
趣味だけで不合格になる企業ならお断りするくらいの気持ちで臨もう
趣味は自由なので、それ自体が直接的な不合格理由になることは考えにくいです。
もし、自分の好きなことを否定するような企業であれば、こちらからお断りするくらいの気持ちでいて良いのではないでしょうか。
企業はあなたの人となりを見ている! ありのままを伝えましょう
企業が趣味について聞く際に見ているのは、その人の人となりや、何に興味を持ち、その興味とどのように向き合っているのかという点です。趣味の話をしている時は、多くの人が一番生き生きとしているものです。
その人らしさ、素に近い部分を見るのに適した話題だと考えています。そのため、チャンスだと思って、自分が話しやすいこと、話したいことを伝えるのが良いでしょう。
面接で趣味を聞かれたときの回答のコツはこちらの記事で解説しています。記事を参考にして、面接官の意図をくんで個性の伝わる回答をする準備をしておきましょう。
自己紹介で趣味を伝えるときに好印象を残す工夫については、次の記事で解説しています。こちらも参考にしてみてください。
次のQ&Aでは、OpenESの趣味・特技欄の書き方に迷っている相談者に向けてキャリアコンサルタントが回答しています。併せて確認してみましょう。
39点以下は要注意!
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