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公務員試験のSPIで、効率的な勉強法はありますか?
公務員試験でSPIが課されるため、効率よく対策を進めたいと考えています。
数的処理や文章理解など、公務員試験の勉強と共通する分野もあると聞きますが、SPI特有のスピード感や問題傾向に対応するためには、どのような工夫が必要でしょうか?
また、限られた時間で正確に問題を解くために、意識すべきポイントや練習方法があれば教えていただきたいです。務員試験対策と並行しながらSPIを効率よく攻略する方法について、アドバイスをお願いいたします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
共通項目の対策はSPI対策で進めると効率的
公務員試験でSPIが課される場合、共通科目との連携を活かしつつ、SPI特有のスピード重視の形式に慣れることが効率的な対策のカギです。
SPI対策の特徴と公務員試験との違いとしては、問題内容において、公務員試験は正確性や論理性が重視される一方、SPIでは正確性に加えてスピードが求められます。
また、出題分野についても、公務員試験はより幅広く、おもに言語や非言語分野が中心となっています。
効率的なSPI対策のステップとしては、まず数的処理(判断推理・数的推理)に取り組むのがおすすめです。これらは公務員試験と出題範囲が共通しているため、公務員試験用の教材を使って理解を深めることで、SPI対策にも役立ちます。
ただし、SPIでは公務員試験とは異なる問題も多く出題されます。たとえば、言語分野では語句の意味、文法、文の並べ替え、空欄補充などが頻出です。
非言語分野では表の読み取りや集合、損益算、仕事算、順列・組合せなどの出題が見られます。
バランス良く解ききるために出題パターンに慣れよう
限られた時間内に正確に解くためには、スキップ力を鍛えることが大切です。難しい問題に固執せず、取れる問題を確実に解く姿勢が求められます。そのためにも、出題傾向を正しく把握し、素早く処理できるように練習を重ねていきましょう。
練習時間は1日15分からでも構いません。継続して取り組むことで、出題パターンに慣れ、時間配分の感覚も身についてきます。ぜひ日々の学習のなかで、繰り返し練習をおこなっていきましょう。
公務員試験対策がSPI対策にもつながる!
公務員試験とSPI試験を比較すると、確かに公務員試験のほうが難易度が高いです。その一方で、SPI試験と共通することもあります。つまり、公務員試験で十分に対策を練っていれば、SPI試験でも同時に対策をすることになります。
しかし、すべての単元が共通しているわけではありません。
公務員試験における数的処理は、判断推理、数的推理、資料解釈は、SPIの非言語における情報の読み取り、推論、順列・組み合わせ、表の解釈にあたります。
一方、公務員試験の文章理解における現代文は、SPIの二語の関係、語句の意味、空欄補充、長文がメインです。
共通点と違いを意識してスキマ時間も有効活用しよう
SPIは中学・高校レベルの問題で解きやすいものの問題数が多く、短時間で効率的に数多くの問題を解く必要があります。普段のキャリア支援においても、制限時間を設けて練習してもらっています。
SPIの場合は参考書の種類も多いです。それを用いて練習するとともにアプリも活用して、瞬時に問題が解けるようにトレーニングを積みましょう。
公務員試験にはない、性格検査もSPIにはあるため対策を練っておくことがおすすめです。
以下の記事ではSPIの出題内容や対策方法などを網羅的に解説しています。これからSPIを受検する予定があり、少しでも不安を抱えている人は一度目を通しておきましょう。
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