「新卒の面接で残業について聞かれたらどのように答えるべきか」ですね。現在の企業で残業がまったくないということは稀ですが、働き方改革は進んでいます。

繁忙期など、ある程度の残業が必要となる場面は起こり得ると考えておくべきでしょう。

柔軟な対応と生産性向上への意欲を示そう！

聞かれた際に、「絶対に残りません」と答えるのは現実的ではないかもしれません。かといって、「いくらでも残業します」と安易に答えるのも考えものです。

一つの模範解答としては、「はい、業務上の必要があれば、もちろん対応させていただきます。

ただ、私自身、効率的に仕事を進め、できる限り時間内に成果を出すことを心掛けたいと考えております」といった形で、前向きな姿勢を示しつつも、生産性への意識も併せて伝えるのがバランスの取れた回答と言えるでしょう。

残業に関する質問をされた際は、まず「仕事に対して前向きである」という姿勢を示すことが大切です。

企業側も好きで残業をさせたいわけではなく、「業務上やむを得ない場合に協力してもらえますか？ 」という確認の意図が強いと考えられます。

私自身が採用担当だったなら、この質問には正直に答えてほしいと思います。ただ、その企業の文化にもよるので、伝え方には工夫が必要です。基本的には「大丈夫です」とお答えするのが良いでしょう。

効率化への意欲も付け加えよう！

そのうえで、「もちろん、残業を前提とするのではなく、まずは時間内に最大限のパフォーマンスを発揮できるよう、効率的に仕事を進めたいと考えております」といった一言を付け加えるのがお勧めです。

こうすることで、仕事への責任感と成長意欲を示しつつ、ご自身の考えもスマートに伝えることができます。