Q
超ホワイト企業で働きたいです。
働くなら絶対ホワイト企業が良いです。給与が安定していて残業が少なく、なおかつやりがいも感じながら楽しく仕事ができるに越したことはないと思います。
そんな超ホワイトといえるのはどの企業だと思いますか。もしくは、どんな業界に多いのでしょうか。
間違ってもブラック企業に入社することがないよう、ホワイト企業の特徴や見分け方も教えてください。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
財団や省庁が認定しているホワイト企業は信頼性が高い
ホワイト企業の特徴は、一般的に女性が活躍しており、有給が取得しやすく、ハラスメントがなく、給与が高く、残業が少なく、定着率が高いなど、コンプライアンスが守られており、働く環境が整っている企業です。
インフラ業界、メーカー、医薬品業界、航空・運輸業界、自動車業界などはホワイト企業が多いといわれています。
ホワイト企業の見分け方として、ホワイト財団が認定しているホワイト企業認定企業や、厚生労働省の安全衛生優良企業などから、ホワイト企業を見つけることができます。
また離職率や勤続年数などのデータを公開している場合は、企業のホームページ(HP)や就職四季報で確認ができます。公開している企業は概ねホワイト企業ですが、非公開企業は離職率などが高い可能性があるので注意が必要です。
ブラック企業の見極めには口コミサイトや面接の雰囲気が参考になる
ブラック企業は、口コミサイトで、労働時間が長い、残業が支払われないなどの書き込みが多いといった特徴があります。また面接で圧迫面接をする企業や、社員の雰囲気が暗い企業は、ブラック企業の可能性があるでしょう。
志望する企業にOBやOGがいれば、直接話を聞いて労働環境や待遇などについて確認をすると良いでしょう。
「就職四季報」には、残業時間や初任給・平均年収、離職率などが掲載されています。詳しくはこちらの記事で解説しているので、確認してみてくださいね。
OB・OG訪問をする場合は、こちらの記事を参考にして準備をしてください。生の声を聞ける貴重な機会なので、時間を有意義に使うためにも質問することも考えて臨みましょう。
こちらのQ&Aでは、圧迫面接を受けて精神的につらい思いをした人へキャリアアドバイザーが回答しています。併せてチェックしてみてください。
ホワイト企業かどうかは働く人たちのリアルな声で判断するのが確実
まず、ホワイト企業は従業員の福利厚生やワークライフバランスを重視する企業であり、給与が安定しており、残業が少なく、やりがいを感じられる環境が整っています。
超ホワイトといえる企業や業界については、一概にはいえませんが、IT業界や外資系企業、一部の製薬会社などがホワイトとしての評価が高いことが多いです。しかし、業界や企業名だけで判断するのではなく、先に企業の文化や働く人々の声をしっかりと聞いておくことが大切です。
5つの条件を満たしているか情報収集してみよう
次に、ホワイト企業の特徴としては、以下の点が挙げられます。
・給与が市場価値に見合っている。
・残業が少なく、または残業代がしっかりと支払われている。
・福利厚生が充実しており、休暇を取得しやすい環境がある。
・社員の声を大切にし、意見や提案が尊重される文化がある。
・教育や研修制度が整っており、キャリアアップのサポートがある。
これらの特徴を持つ企業を見つけるためには、企業の公式サイトや求人情報、そして実際に働いている人の口コミを参考にすると良いでしょう。また、就職活動の際には、インターンシップや企業説明会に参加して、直接企業の雰囲気を感じることも大切です。
最後に、ブラック企業を避けるためには、過度な残業や低い給与、不適切な人間関係などのネガティブな情報に注意を払うことが必要です。また面接の際には、自分の価値観や求める環境に合致しているかどうかをしっかりと確認しましょう。
こちらの記事では、ホワイト企業の基準や業界ごとの「ホワイト度」を解説しています。
一般的に知られているホワイト企業には応募者が殺到し、選考を突破するのは困難です。そこで知っておきたいのが、就活生からの知名度が低い「隠れ優良企業」です。こちらの記事では、隠れ優良企業149選を紹介しているので参考にしてくださいね。
インターンへの参加方法は以下の記事で詳しく解説しているので、併せてチェックしてくださいね。
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