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就活で親と揉めるときはどうすれば良いですか?

就活のことで親と意見が合わず、毎日喧嘩ばかりで本当に辛いです。親は安定した大企業ばかり勧めてくるのですが、私は本当にやりたいと思える仕事を見つけたいと思っています。

親に自分の気持ちを伝えても聞く耳を持ってくれず、「自分たちの言う通り大きいところに入っておけば間違いない」「あんたは世間を知らない」などと言われてしまいます。

親を説得する方法はないのでしょうか? また、親と意見が違っても、自分の納得のいく就職をするためにはどうすれば良いのか教えてほしいです。アドバイスのほどよろしくお願いします。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/2級ファイナンシャルプランニング技能士

塚本 智美

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価値観や就活状況から物差しが異なることが喧嘩の原因になっている

就職活動で親と揉める場合、親御さんの世代、たとえば就職氷河期世代と現在の価値観や就活状況がまったく異なることが一因です。

当時の大学生と今の大学生では人数も大学進学率も異なり、親御さんが自身の時代の物差しで測ってしまうことがあります。

たとえば「せっかく大学に行ったんだから」という言葉や、女性の一般職がまだあった時代の価値観の違いも原因となります。

時代背景や親心を理解した歩み寄りが大切!

できれば親子で話し合いたいところですが、難しい場合もあるでしょう。親御さんの気持ちもわからなくはありません。

冷静に客観的なデータや資料を見せたり、親世代向けの就活情報を伝えたりして、親御さんにも現在の状況をインプットしてもらう必要があります。

子供から喧嘩腰ではうまくいかないため、冷静に話し合うか、信頼できる第三者に入ってもらうのが良いでしょう。

学生側も親世代の苦労や親心を理解しつつ、時代状況の変化を伝える努力が必要です。親世代の就活状況をまず学生が勉強するのも有効です。

マナー講師/アカデミー・なないろスタイル代表

樋口 智香子

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受け入れる姿勢を見せつつ強い思いを誠実に伝えよう

両親と意見が対立したときは、まず感情的にならないことが何よりも大事です。喧嘩腰になってしまうと、建設的な話し合いはできません。

まずは「親のいうことにも一理あるな」「心配してくれるのはありがたい」など、一部でも相手の意見を受け入れる姿勢を見せることで、こちらの意見も聞いてもらいやすくなります。

そのうえで、自身で調べた企業の情報を、事実として冷静に伝えましょう。

そして最も大切なのは、「自分の人生だから、自分で納得して決めたい」という強い思いと覚悟を誠実に伝えることです。

「もしうまくいかなくても、誰のせいにもせず、自分で責任を持つ」という覚悟を示すことが、ご両親の理解を得るための鍵となります。

相手の椅子に座ってみて! 視点を変えれば関係も変わる

この覚悟を伝え、相手をより深く理解するための事前準備として、心理学の「エンプティ・チェア(空の椅子)」という技法が役立つ場合があります。

これは、空の椅子に親がいると想定して本心を伝え、次に自分がその椅子に座って親の視点から自分を見つめ直すというものです。

このワークを通じて、親がなぜそういうことをいうのか、その気持ちや考えを客観的に理解できることがあります。

相手の視点を理解できると自分の気持ちに変化が生まれ、親とのかかわり方も自然と変わっていく可能性があるからです。

就活について親から反対される人は少なくありません。以下のQAでは就活について親から反対を受けた際の対処法をキャリアコンサルタントがアドバイスしています。

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