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ゼミの経験をガクチカとしてアピールするのはだめでしょうか?

ガクチカとして、大学のゼミ活動について話そうと考えているのですが、友人と話していたとき「そのテーマってガクチカとしてだめなんじゃないの?」と言われました。ゼミの経験は本当にガクチカには使えないのでしょうか?

もしこの経験がガクチカになり得る場合、どんな風に伝えるべきかなども教えていただきたいです。

逆にゼミ経験はガクチカとして使わないほうが良い場合は、ほかにどのような経験を付け加えるべきでしょうか? ご回答のほどよろしくお願いいたします。

2人のアドバイザーが回答しています

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キャリアコンサルタント/キャリアコンサルティング技能士

瀧本博史

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ゼミ経験もガクチカになる! 重要なのは深掘りと伝え方

ゼミの経験は、テーマや取り組み方次第で十分ガクチカとしてアピールできます。

大切なのは、単に「ゼミで○○を学びました」と述べるだけでなく、「どんな課題に気づき、どのように解決に向けて動いたか」、「そこから得たスキルや視点を、今後の仕事にどう活かすか」を具体的に語ることです。

たとえば、研究テーマが調査や分析であれば、「データ収集の方法を工夫し、複数の文献やインタビューを組み合わせて仮説を立て直した」、「チームで役割分担をし、進捗が遅れた際にリスケジュールを主導した」といったプロセスを示すことで、論理的思考力やリーダーシップへの転換が伝わります。

活動の背景や工夫、学びを具体的に語ることで説得力が増す

ゼミ活動は座学寄り、成果が見えにくいと感じる学生もいますが、実際にはフィールドワークや実地調査、外部発表など、実践的な活動や社会との接点を持つゼミも多くあります。

ですので、活動内容をできるだけ具体的に伝えることが大切です。

もし不安ならば、アルバイトで得た対人コミュニケーションやタイムマネジメント、サークルでのイベント企画経験など、ほかのエピソードと組み合わせて学びを実践に落とし込む力を多面的に示す構成にすると、より印象が強まります。

ただし、ゼミ活動単体で深掘りできる場合は、それだけで十分に強みをアピールできるケースも多いです。面接官は「再現性のある行動」や成長意欲、柔軟性などを見ています。

ゼミのなかであなたが主体的に動いた具体的な場面と、その行動から学んだ成果をセットで語ることで、説得力がぐっと増します。

つまり、ゼミ経験がガクチカとして十分有効かどうかは、エピソードの深掘りとストーリー構成が決め手です。

ほかの活動と組み合わせて幅を持たせつつ、あなた自身の役割と学びを端的に示すことで、学びを現場に応用できる人材という評価を引き出せるよう努めましょう。

キャリアコンサルタント/合同会社渡部俊和事務所代表

渡部 俊和

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ゼミ活動はガクチカにしてもOK! 大事なのは自分らしさの伝え方

あなたが本当にゼミ活動を頑張ったのであれば、その話をガクチカで答えても特に問題はありません。

ガクチカはあなたのことを知るための質問の1パターンに過ぎないので、どのテーマがダメとか良いとか考えるのは本末転倒です。

自分のことをわかりやすく伝えられる体験なら、嘘でなければ何でも構わないのです。

ゼミ全体の成果より自分の考えや行動をどう表現するか

一般的にゼミ活動があまり良くないと思われているのは、自分らしさが伝えにくいということかと思われます。

指導教授がいてグループで取り組んだ成果などは、あまり自分の主体性の証明にもならないし、自分だけの実績とも言えないのでそうした点が気になる人はダメと考えるのでしょう。

つまり、伝え方のポイントもその点になります。

ゼミ活動全体で上げた成果はなるべく具体的に説明したうえで、そこに自分がどういう考えや行動をもって関与したか、成果を出すうえでどう貢献したか、自分自身の成長や変化にどうつながったかということをしっかり説明しましょう。

聞き手や読み手があなた個人の人物像を肯定的に理解できるよう構成してみてくださいね。

ゼミの経験をもとに自己PRを作成したいと考えている人は以下の記事を参考にしてください。ゼミという多くの人が経験するものでも、ほかの就活生と差別化できる方法を解説しています。

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私はサッカー部で「東京都のリーグ1位」を目標に活動していました。リーグ戦ではチームの士気が下がり、なかなか勝ちを収められなくなることもありました。そこで私はチームを分析し、競争意識の低下が課題だと推測し、主将とともに「日替わりで指定された部員がその日のMVPを発表する」活動を導入しました。すると、チーム内に競争意識が芽生えると同時に、MVP発表時だけではなくプレー中にも仲間同士を褒めあうようになりました。結果として目標に届きませんでしたが、入部以来最高の3位でリーグ戦を終えることができました。これは、互いを鼓舞する雰囲気ができたことで、チームがひとつにまとまった結果だと思います。サッカー部の活動を通してひとつの目標にむかっていくむずかしさ、楽しさを学ぶことができました。それを教えてくれた仲間はかけがえのない宝物です。社会に出た後も、よりよい組織づくりのだめに自ら考え、行動していくつもりです。

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